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私的SKE48論外伝【峯岸みなみ丸刈り事件考】(その3)

今回のお題は、「48Gのメンバー不祥事に対する人事は本当に不公平なのか」

 筆者的には、48Gの不祥事を起こしたメンバーに対する対応は、かなり公平に行われていると思うんですよ(逆に何がどう不公平なのか説明して貰いたい位です)。まず「完全に証拠がある物に対してのみ運営が公式に対応、明確な証拠が無いものや公共の場で行われた事(合コンやカラオケなど)に対しては運営はシカト」というスタンスは全く間違っていない。日本の司法制度では「疑わしきは罰せず」が原則なので、完全に証拠が固まったもの以外に対しては公式の釈明は一切必要無い筈です(←それでメンバーの人気が落ちるのは本人の問題なんで、個人的に釈明するのはもちろん有りですが)。問題になるのは不祥事の内容が「時効成立後の物なのか、現在進行形(且つ現行犯逮捕)の物なのか」と、不祥事の相手が「一般人なのか、芸能人なのか」という2つのファクタなので、そこから4種類の対応が行われています。すなわち

 

<1>:「時効成立後で、相手は一般人」(秋元康氏のコメント有り、処分は軽い、妥当な対応は謹慎・移籍・役職辞任など)

<2>:「時効成立後で、相手は芸能人」(過去に前例が無いので確実な事は言えませんが、恐らく秋元康氏のコメント無し、処分は軽い)

<3>:「現在進行形で、相手は一般人」(秋元康氏のコメント有り、処分は重い、妥当な対応は即時脱退・降格・解雇など)

<4>:「現在進行形で、相手は芸能人」(秋元康氏のコメント無し、処分は重い、妥当な対応は降格・移籍・謹慎・役職辞任などの併用)

 

という感じで、非常に首尾一貫していると思うんですよね。秋元康氏がコメントを出すとそれ自体が48Gの公式見解になっちゃうんで、不祥事の相手が芸能人の場合はコメントを出せないというのは、凄く自然な事だと思います。まず<1>に該当するのは、指原の場合。秋元康氏も「今回の件は不祥事ではない」というスタンスであり、元々AKB初期には恋愛禁止という条項自体が存在しなかったと思っているんで(後述します)、この時期の恋愛関係を不祥事とする事自体が今となっては無理があるんですよね(※一応言っておくと、菊地彩香が解雇されたのは恋愛が直接原因では無く、菊地彩香の彼氏が殺人予告を出した為)。<3>に該当するのは、平嶋夏海・米沢瑠美の場合。この時も秋元康氏は公式に「悪い事をした訳では無いが、許されない事をした」というコメントを出しました。即時脱退はやむなしでしょう。しかしこの二人が今でも元AKBが名乗れているのは運営が同情の余地があると考えているからである可能性が高く、逆に小野恵令奈は卒業でありながら元AKBが名乗れないのは恐らく太田プロが許していない為と思われます(各事務所プロフィール参照)。<4>に該当するのは秋元才加・増田有華・峯岸みなみの場合です。だから筆者的には、そもそも時効成立後の指原と、現在進行形で現行犯逮捕の峯岸みなみの件を同列に扱う意味が全く判らないんだけどね。またこの場合は相手の芸能人の事務所・所属レーベル・ファンなどの事を考えれば即時脱退なんて許される筈も無く、秋元康氏としても(相手の芸能人との今後の関係を考えれば)公式コメントなんて出せる筈も無く、運営からのフォローもままならない状況で該当メンバーとしても非常に苦しい対応を迫られる事になりますが、ここを自力で何とかしてこそ“真の芸能人”と言えるのかも知れません(←俺も超テキトーな事言ってるよな~(爆))。

 

 この件に関してはもう少し付け加えておくと、(これは筆者が3年以上前に書いた事ではありますが)恐らくAKBの1~6期生は入団時点では恋愛禁止という規則が無かったと思うんですよね。つまり(大島麻衣や米沢瑠美の言う通り)メンバーには当時は普通に彼氏とか居たんじゃないでしょうか(←全員がそうだと言っている訳ではない)。これが劇的に変わるのは7期生の入団以後だと考えていて(←菊地あやかの入団があった為)、1~6期生に関してはこの時始めて恋愛禁止を言い渡されたのではないでしょうか。仮に恋愛禁止の誓約書なるものが実在しているのだとすれば、恐らくこの頃に<<AKS所属メンバーとして>>書いた物だと思う。つまりその後に他の事務所に移籍したメンバーは現在はこの誓約書の制約を受けていない可能性が高い。もちろん彼氏と簡単に別れられないメンバーも当然居た筈であり、この時期に1~3期メンバーの卒業が集中したのも彼氏と別れられなかったからである可能性は十分にあると思っています。また1~6期生の中に現在でも恋愛禁止に対する意識が非常に低いメンバーが多いのは、そもそも入団時点では恋愛禁止のグループに入団したつもりなんて全く無かったからじゃないかと考えており、この期に及んでも「ばれなきゃ問題無いんでしょ?」という意識が抜けきれない人達は、今後も他のメンバーの足を引っ張るだけなんじゃないかという気がします。筆者は当時の1~6期生を今更責めるつもりも無いんだけど(←昔はルールが違っていたんだからしょうがない)、少なくとも現在のルールに適応出来ない人達には(例えどんな人気メンバーであっても)早めに辞めて貰った方が48Gの将来の為になるんじゃないでしょうか。

 

 仮に積み木をより高く積み上げるゲームをやっているとして、積み木を183個積み上げた所で、一番下の積み木が1個だけおかしな形をしていた為にぐらぐら揺れて崩れそうだとしましょう。果たして今後も細心の注意を払いながら184個目以降を積み上げようとするのか、一旦積み木の山を蹴り崩して今度はきちんとした形の積み木だけを新たに積み始めるのか。筆者は今のAKBならば、一からやり直したほうが良いんじゃないかと思う。例え1~2期生が全員卒業してCD販売数が90%減っても、1~6期生が全員卒業してCD販売数が99%減っても、それでも「夕陽を見ているか」のCD販売水準に戻るだけの話ですよね?。奇しくも柏木由紀が以前言っていた通り「こんな良い状態がいつまでも続く筈が無い、でも私達には劇場があるんだからいつでもそこに帰れば良い」という話だと思うんだよね(もちろん徹底した身体検査をして“現在”は問題無いメンバーに関しては残って貰って全然構わないけど)。現在の48Gは全姉妹グループに専用劇場とネット配信が完備されているんで、以前のような社会的に排除されるよう状況に追い込まれたとしても、篭城戦ならば今の48Gならば何年でも持ち堪えられるんじゃないでしょうか(意識の低いメンバーはみんな居なくなっちゃうと思うんだけど、むしろその方が都合が良い)。その方がAKBが本気で数年後により高いステージ(例えば政府から公的資金を注入して貰っての本格的な海外進出とか)を目指そうとするのならば、確実に近道のような気がするのだけれど。結局秋元康氏も“情”の問題で1~6期生に対して果断な対処が出来ないから言っている事がへろへろになってしまうわけで(あるいは弱みでも握られているのか?)、本気でAKBを政府の支援を受けた上での永久機関にしたいのであれば、全てをシステムとして明文化してしまうしかないのは自明だと思うんですよ(←その上で傷付く人が出来る限り少なくなるようなシステム構築を考えるべき)。どこからをAKB第二章と考えるかは人によると思うんだけど、筆者的には現在のAKBは1~6期生が築き上げた物なんだから、1~6期生が自分達が築き上げてきた物を粉々にぶっこわすまでが第一章(←社長の愛人とかピース写真とかJリーグ合コンとか、1~6期生のこの意識の低さはもうどうにもならない気がする)、7期生以降と姉妹グループのメンバーがゼロから48Gを作り直していく所からが第二章で全然構わないと思うんだよね(本当に困るのはキングレコードの担当者だろうけど)。・・・秋元康氏も1~6期生と心中する覚悟を固めたのかなという気がしないでもないような・・・。

 

筆者は昔からAKB運営を凄く高く評価していたんだけど(←過去形。現在は湯浅支配人体制になった為全く評価できない)、3つだけ致命的なミスをやってきたと考えています(いつも書いている事だけど)。一つ目は選抜を完全固定にして世代交代を全く行ってこなかった事(←もう最低年齢が19歳だよ??どこが新世代だよ!!(怒))、二つ目は高齢メンバーやイエローカードメンバーの為の受け皿を全く作っておかなかった事(チーム卒業生とか、“あるべきだった”SDN48とかね)、三つ目はWHO'S WHOをいつまでたっても始めない事。これらのツケは、当然AKBがこれから払っていく事になるのは間違いないんだけど、果たして“粉々”というレベルまでAKBが解体されていくのか、ヒビだらけの壁にペンキを塗ってごまかしきるのかという所が、AKB第一章の最大のクライマックスと言えるではないでしょうか。

 

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

倉持や河西はどれに該当するんですかね?
明確な証拠はありますよね
河西の社長は一般人?
倉持のいうところの宣材写真としてとった芸能プロの人物は一般人?
(BUBKAいうところのスカウトマンと言ってナンパした人物は一般人?)
河西は完全無視、倉持は劇場で謝罪ですよね
この二人はどれにも当てはまらないですよね?

投稿: 名無し | 2013.06.05 06:35

何故週刊誌の情報を真実かのように語ってるかな?

AKBの最終目的が女版の吉本興業なら
無理に第二章に移行するより
まずは第一章「成功例」を作り出すことじゃない?
恋愛禁止なんて些細な話

投稿: | 2013.06.05 17:29

AKBは夢を叶うための通過点
恋愛禁止なんてルールがあったら女優志望の人材は最初から入ってこなくなる
実際はもうそうなってるし

AKBはヲタ向けのアイドルを養成してるわけじゃない
劇場で人気が出そうな子を発掘し
芸能プロダクションに人材を提供する
もちろんプロ意識もその中の一環かもしれないが
状況と場合によって違うはず
全てじゃない

自分は峯岸の事件よりも
光宗薫が脱退が大きかったと思う
あれはAKB計画の失敗に繋がるかねない
そして松井珠理奈もこれに近かったかもしれない
この二人は同じタイプだし

あれ以降運営の方向性を大きく影響したと思われる
AKB13期研究生を見れば分かるが
心の強い子が多い
いわゆる柏木タイプの子を選んでいる

投稿: | 2013.06.05 18:25

>河西は完全無視、倉持は劇場で謝罪ですよね
この二人はどれにも当てはまらないですよね?

 倉持明日香に関しては、相手が業界人という認識になると思うので<2>に該当すると考えるべきでしょうね。その意味では“前例が無い”は誤りかもしれません。
 河西智美に関しては、AKBが湯浅支配人体制になってレギュレーションが変更されて以降の話になるので本論には該当しません。詳細は(その8)(その9)にて。

>何故週刊誌の情報を真実かのように語ってるかな?

 筆者は厳密に言うと、週刊誌に書いてある事もメンバーの言っている事も全面的には信用していません。問題はメンバーがどのような対応をとっているかです。きちんとファンに対して誠意のある対応を取っているのか、シカトしたり酷過ぎる嘘をついたり事務所の力でもみ消したりという対応をしているのか、そういった所を筆者は重視しています。シカトして問題ないと判断しているメンバーのスキャンダルなんて、“週刊誌の情報は真実”という認識で問題ないんじゃないですか?

>恋愛禁止なんてルールがあったら女優志望の人材は最初から入ってこなくなる
実際はもうそうなってるし

 オスカー(25歳まで恋愛禁止)もホリプロ(恋愛禁止3年間)も一定年齢までは恋愛禁止、研音も恋愛には非常に厳しいと言われていますが、立派に優秀な女優の卵は集まってきています。逆に若手女優の恋愛に甘い大手芸能事務所って具体的にどこなんでしょうか?(←スタダあたりをイメージしているのかな?)。

>AKBはヲタ向けのアイドルを養成してるわけじゃない
劇場で人気が出そうな子を発掘し芸能プロダクションに人材を提供する

 確かにAKBは立ち上げ3年目位まではおっしゃるような方針でやっていたと思いますが、現在は48G単体で完璧に商売が成立してしまっている以上、人材提供が最重要業務だとは到底思えないんですが。優秀な“ヲタ向けのアイドルを養成”は、AKBの最重要課題の一つだと思いますよ。

投稿: 少年王3号 | 2013.06.06 03:26

御回答有り難うございます

>確かにAKBは立ち上げ3年目位まではおっしゃるような方針でやっていたと思いますが、現在は48G単体で完璧に商売が成立してしまっている以上、人材提供が最重要業務だとは到底思えないんですが。

確かにAKBは大きくなりすぎました
しかしだからって一つのプロジェクトとして方針をごろごろ変えられるでしょうか?

投稿: | 2013.06.06 08:50

ここでは別物として扱っておられるので、その通りなのですが、、
指原と峯岸を同じ括りにする風潮が理解できません。
峯岸はむしろ秋元や増田と同じ括りです。
なんなんでしょうね。まったく。
>(※一応言っておくと、菊地彩香が解雇されたのは恋愛が直接原因では無く、菊地彩香の彼氏が殺人予告を出した為)
これについては初めて知りました。
AKB documentaryで菊地が指原に関して語っていましたが、どのようにお考えですか。

指原の後釜がいないのもAKBが支店に押され気味な理由ですかね。
HKTも伸びたし、指原は貴重な人材だったわけだ。

研究生の武道館も峯岸に仕切らせるのでなく、誰かいなかったのでしょうかね。
いないんだよなあ(正規メンバーにも)。

投稿: | 2013.06.07 16:29

指原を移籍させたのはHKTと本人には良かったが本店には大マイナス
指原をねたんでる馬鹿にはこの事が理解できてないけど

菊地の件は本人もファンも恋愛のせいにしてます

投稿: no name | 2013.06.07 18:17

峯岸さんのあの行為は衝撃でした。1期生の過剰祭りも元に戻ったのでいいのではないかと。ピースサインは批判もあるようですが、自分としては救いになりました。それほど衝撃的でしたよあの映像は
芸を磨くため・指揮を守る為恋愛禁止は必要と思いますが、子供からおばさんまでいるグループに処女性だけを求める(男の性の対象)傾向が強すぎました。まるで魔女狩りをしている。狂気性だけにエンターテイメントを傾注すると衰退も早くなります。今回はそれを戻すいいきっかけとなったと思います。まだまだ改善・改革の余地があるのが嬉しいですね。

投稿: | 2013.06.11 14:22

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