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ネオ・ウルトラQ アルゴス・デモクラシー

さてネオウルトラQ第11話「アルゴス・デモクラシー」の感想である。
(以下、ネタバレ感想)

アルゴスと呼ばれる存在(怪獣?)が、人間を人質にとってそれらを生かすか、日本の総理大臣を生かすかの選択を、日本国民にやらせるという話。
テロリスト同然のアルゴスの行動だが、実は人質たちは怪獣を撲滅するべく運動する政治家と、それを人質にとって政府に怪獣を保護すべく要求する怪獣解放戦線(テロリスト)が居る。
民主主義的に怪獣を撲滅しようとする政治家。
怪獣を保護しようとするテロリスト。
そしてそれらをあざ笑うかのように、あっさりと政府を動かしたアルゴス。
結局はヒトを動かすのは理念ではなく、圧倒的な武力ということか。

民主主義の是非についてはここでは問わない。
ただ投票の結果、同数だった場合、または全て無効票だった場合は、どうなったのだろう。
民主主義によって判断がされないことになるが、その場合アルゴスに判断を委ねることになるのだろうか?

というか、アルゴス自身も投票の結果を聞かなかったから、投票自体はどうでも良いのだろう。
(むしろ、知的生命体を殺傷する責任から逃げたようにも見える)
あるいは、だが、怪獣撲滅を訴える怪獣対策措置法と、怪獣保護を掲げる怪獣解放戦線のテロを止めること自体が目的だったのかもしれない。
怪獣撲滅、怪獣保護、どちらに倒れても思考停止に陥ってしまう。
撲滅を選べば有益な怪獣も退治しかねず、保護を選べば人への被害が甚大になる。またどちらにしてもしこりがのこる。
判断を保留させるため、今回は悪役を買って出たのがアルゴスではないか。
してみると、なにやら陰謀めいたモノも感じられるが、これ以上の言及はしない。

ちなみに「アルゴス」は、ギリシャ神話に出てくる多くの(百の)目を持つ巨人、が出典だろう。
相変わらず、神話からの出典が多いですね。

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