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私的SKE48論2nd(その9)

今回のお題は、「アイドル・トーク王を探せ!(1/2)

 さて今回は各アイドルのトークの上手・下手について見ていきます。それぞれに能力値を6項目(5段階評価)設定し、数字が大きいほど能力値が高い(←要するに筆者の評価が高い)という事になります。ちなみにそれぞれの能力値の意味する所は下記の通り(※本来の言葉の意味とは異なった用法を用いています)

 

企画力:(そもそも何を話すべきなのかを考える力。かなり広い意味合いで解釈しています)

思考力:(時間をかけてじっくりと物事を考える力。一般的な意味合いでの頭の良し悪し)

構成力:(トーク全体を段取ったり、話のオチをどこに設定するかなどを考える力)

判断力:(瞬間的に場の空気の流れを察する力。出来ないと次に何をすれば良いか判らない)

瞬発力:(場の空気の流れが判った所で、瞬間的にアドリブで正しい対応が出来るかどうか)

会話術:(意味の通る話し方が出来るかとか状況に応じた速さで話せるかとか滑舌とか)

必殺技:人によります(笑)

弱点 :同じく人によります

5年後生存率:文字通りの意味です

 

という感じで。それでは1位からカウントアップ方式で見ていきます

 

1位:菊地亜美<アイドリング>(タイプ:ツッコミ)

企画力:4(アミトークとか、それなりにがんばっています)

思考力:4(題材の選び方も悪くない。本質的に頭の良い人だと思う)

構成力:5(オチに向かっての突進していく展開はとてもスムーズです)

判断力:5(自分が何を求められているのかを常にきちんと把握しています)

瞬発力:4(見事ですが圧倒的に知識量が足りないのでアドリブに弱いという評価も有り)

会話術:4(少し引き出しが足りないかな。あと一本調子な所も有り)

(合計:26点)

必殺技:自虐トークに乗っかってきた相手に対して泣いて逆切れ(破壊力5)、自慢話を否定した相手に対して泣いて逆切れ(破壊力5)

弱点 :大御所と会話が出来ない

5年後生存率:90%(レプロの政治力を考えれば、よほどのトラブルが無い限りは)

 

 天才バカリズム升野が6年間かけて完成させたトークの最高傑作。全ての能力値がコンスタントに高く、特にアドリブトークに関しては並みの女芸人などよりも遥かに上手い。また企画・構成・ツッコミが出来るので、司会も十分に可能。非常に柄の悪い話し方ながら、男性若手芸人と話をする場合にはむしろ長所となり、勢いのあるツッコミが出来る(女性アイドルが相手だと、少し口調がきつ過ぎるか)。弱点としては(ほぼ最底辺の芸人としか絡んだことが無いので)大御所相手だとどのように会話をすれば良いか判らなくなる事(まあ経験値の問題だとは思うんだけどね)。また(頭は良いんだけど)単純に知識量(=引き出し)が圧倒的に足り無いので、相手に会話の主導権を渡すと話を合わせられなくなる事も多く、その事がバカリズム升野からの「大喜利に弱い」(←恐らくクイズ系も全然駄目)という評価にも繋がっていると考えられます。今更どうしようも無いんだけどね(笑)。ただし実力自体は本物であり、逆にあまりにもトークが切れすぎるのでポジションを盗られると考える若手芸人も数多い。過去に一世を風靡したバラドルら(例えば森口博子や山瀬まみなど)と比べても、ポテンシャルは遥かに高い(←まあ芸人レベルのツッコミが出来るという時点で、ジャンルが全く異なるんだけど)。大御所との付き合い方さえ習得すれば、「新婚さんいらっしゃい!」のアシスタント位なら今すぐでも出来ると思うよ(というか多分一人でも司会が出来る)。現在現役の女性アイドルの中での5年後の生存確率は、トップクラスに高いと筆者は考えます(芸人としてだけどね)。

 

2位:指原莉乃<HKT48>(タイプ:万能)

企画力:5(天才的。アイドルというカテゴリでは他に類例が無いほど)

思考力:3(直感的。頭は良いんだけど、帳尻の計算が出来ていない事も結構多い)

構成力:5(これまた天才的。現場で段取りを組み立て直せる能力は恐ろしく稀有)

判断力:5(臆病な性格なので、空気を読む事にはとても敏感です)

瞬発力:4(大体間違った事は言っていません。支離滅裂になる事もあるけど)

会話術:3(興奮すると頭の回転に口の回転が追い付かなくなる)

(合計:25点)

必殺技:強気口調で話し始めて、へたれて落とす(破壊力3)

弱点 :興奮して話すと言葉の意味がよく判らなくなる。滑舌が悪い

5年後生存率:95%以上(恐らく生き残っているでしょう)

 

 AKBが劇場公演というシステムを最も効果的に用いて作り上げた、トークの最終完成形。企画・構成・ツッコミの全て出来るので司会者としては理想的であり(※ただし会話術自体はあまり上手くない)、大御所相手には計算ボケも出来るという器用さは非常に重宝される(※Eテレのアトピーの番組や職業紹介番組にまで呼ばれるほど)。特にコネクション構築力は常人の域を完全に逸脱しており、NMB48やAKBスピンオフユニットがどれほど願っても出演が適わないMステには、シングル発売毎に我が物顔で出演しまくり(※今のシングルのリリース回数を維持出来れば、恐らく指原はMステへの出演頻度が現在最も高いアーティストという事になる。年間では最大でAKBで5回、ソロで4回、将来的にはHKTで4回出演出来る可能性も有り)、指祭りの会見時には天敵ももクロZ百田夏菜子に「せっかくみんなで指原軍団に入ったのに~」とまで言わせ、ライバル乃木坂46とも友好条約を締結し、怨敵ハロプロのベリーズ工房とも普通に共演を果たし、有吉弘行からは竜兵会所属の内定を取り、高須院長からは「(整形さえしてくれれば)いつでもCMに起用します」と内諾を得るなど、すでにその活動範囲は一般的な意味でのアイドルとは一線を画す物があります。秋元康氏の言う通り、将来的な指原莉乃の適職は構成作家だと筆者も考えますが、<構成作家>兼<司会者>兼<ビジュアル担当>という事になれば、それこそテレビ業界最強なんじゃねーの?という気がします。スキャンダルを経験したにも関わらず人気が大きく落ち込まなかったという事は、むしろスキャンダル未経験者よりも価値が高いという判断も出来るわけで、現在現役の女性アイドルの中で5年後の生存確率は、文句無しに1番高いんじゃないでしょうか(ただし司会兼構成作家としてだけどね)。

 

3位:嗣永桃子<ベリーズ工房>(タイプ:計算ボケ)

企画力:3( “自分が一番かわいい”というキャラを考えました。ありがちだけど)

思考力:5(この人は内向的だけど、本質的に凄く頭が良い人なのではないかと思う)

構成力:5(コントの中身は流れとして非常によく練りこまれています)

判断力:4(コントの途中で言い淀んでいるのをほとんど見た事がない)

瞬発力:3(頭の回転はそれほど速くないのでアドリブはあまり利きません)

会話術:4(遅めだけどとても聞き取りやすくて判りやすいです)

(合計:24点)

必殺技:「ももが一番かわいんです~」から始めて「ゆるしてにゃん♪」で終わるバリエーション豊富なアドリブショートコント(破壊力4)

弱点 :根がまじめで、アドリブになると素に戻ってしまう

5年後生存率:30%以下(“あの人は今”に呼ばれる確率は70%以上)

 

 そもそもトークを鍛えるシステムがほとんど存在しないハロプロにおいて、突然変異的に現れたトークの天才。アドリブはそれほど利く方では無いと思うんだけど、(恐らく)「ももが一番かわいんです~」から始まるトークのバリエーションを予め何十パターンも作り込んでおき、その場の状況に合わせて台本を差し替える事が出来るのは、やはり只者ではないと言えるでしょう。・・・ただ基本的にはワンパターンであり、テレビの出方も典型的な一発屋芸人そのものなので(さんま師匠もお気に入り♪)、飽きられるのも早い可能性が高いため、5年後の生存確率はかなり低めなのではないかと考えます。新ネタを定期的に投入できれば話は別だけどね~(まあ一発屋芸人的な生き残り方はするのでしょうけど)。新ネタ(?)の「おとももちが全く居ない」「ビジネスお友達」ネタは、他メンバーからのフォローが薄い為に、今一つ機能していないように感じられます。やっぱり他のハロプロメンバーは全く当てにならないって事ですね(笑)。今後は一人(&番組ホスト)だけで出来る新ネタの投入が急務かもしれません。

 

4位:峯岸みなみ<AKB48>(タイプ:ツッコミ)

企画力:3(コンサートのMCネタはいつも自分で作っています)

思考力:5(熟考型。常に自分のキャラを模索して様々な新機軸を打ち出します)

構成力:4(AKB関連の番組やイベントの司会をするには十分です)

判断力:3(勘が悪い。これがプロとしては必要水準に達していないのが大問題)

瞬発力:5(頭の回転自体は、全女性アイドルの中でも頭一つ抜けています)

会話術:3(早口で巻き舌で少し聞き取り辛い。AKB系統の伝統か?)

(合計:23点)

必殺技:なし 

弱点 :後ろ向きで暗い話をして、場の空気を重くする

5年後生存率:70%(天下のAKB48初期メンなんで)

 

 能力値自体は非常に高いと思うし、特に突発時の頭の回転(=瞬発力)はトップ3と比べてもむしろ高い位です(AKB水泳大会でスピードワゴンに「ポロリはありますか?」と聞かれて、一瞬で「期待して良いです」と答えたのは見事だった)。・・・しかしAKB外のトーク番組のレギュラーが全く取れない(泣)。原因は筆者的には明らかで、テレビのトーク番組において最も重要な“場の空気を読む力(=判断力)”が、トップ3に比べると2段階位低いんですよね。だから“何を求められているのか理解出来れば圧倒的な力を発揮出来る”のだけれども、“何を求められているのか理解出来ないから成す術も無い”というシチュエーションがかなり多いと思うんだよね。もうひとつ、これといった必殺技を持たない事も大きなマイナス材料でしょう(テレビなんて所詮、パターンの世界だからねー)。打開する方法は簡単には思いつかないけれど、少なくとも峯岸みなみが最大限に力を発揮出来るのは“判断力”を必要としない状況だと思うんで、相手主導のフリートークスタイルよりは、自分が仕切れる状況や台本有りのコント(の中でアドリブを利かせる事)の方が向いている気がします。

 

続く

 

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

HKTのMステ出演はせいぜい1回でしょ
SKEも1回だけ、NMBは0ですからね
Mステは音楽売り上げに影響あると思われてるので利権の塊で
あそこのPの独裁的な偏向した思考は治らないと思いますよ
カラオケ1位で2012で唯一ブレイクしたと言えるゴールデンボンバーさえでてませんからね
Mステの偏向主義は相手にしないことです

投稿: 名無し | 2012.12.21 07:18

指原の必殺技は、ぶっ込みと相手にかわいがられる能力です。芸人系を中心に監督、プロデューサー等からも広いバックアップを得ているように思います。

投稿: 名無し | 2012.12.21 23:29

以前、握手会でさっしーがNMBとHKTはMステには”出られない”と言ってたそうです。
恐らくスポンサーか何かが関係しているのでしょう。

投稿: | 2012.12.22 21:57

指原さんは先日のアサデスの”さしごはん”のコーナー(テレビ朝日系列福岡ローカル)でも
・24時間テレビ(日本テレビ)
・クイズミリオネア(フジテレビ)
・情熱大陸(TBS)
の茶番劇?をやっていましたね。

共演アナに「他局です・・・。」とつっこまれ、
「やっぱりドラえもん(テレビ朝日)が一番面白いよね。」と
返していました。

スタジオアナに「すごいねえ、もう他局関係何でもあり。もうフジ、日テレ、TBSまでクリアして後はテレビ東京ぐらい・・・。次はソロモン流ぐらいですかね・・・。」と言われていました。

あとちょいちょい笑っていいとも(フジテレビ)のタモリさんの手拍子のくだりもいれてきますよね。
流石だと思います。

投稿: たかとし | 2012.12.29 15:53

こうやってみると
菊地&嗣永コンビと指原&峯岸というのは、
お互いの弱点をフォローし、長所を伸ばし合える良いコンビなのかも。
ただ、菊地&嗣永というのはTVの企画でしか成立しないのに対して
指原&峯岸はプライベートも含めてお互いに接触機会も多く
運営もこのコンビに絶大な期待をかけている事はわかるのでかなり有利かも。

しかし、菊地&嗣永&指原というのはなんとなく成立するのだけど
峯岸さんは48グループ以外とは難しいのが、今後の彼女の課題なのかも。

投稿: あき | 2013.01.04 23:15

さっしーの分析。なるほどと思いながら読んでいました。
例の週刊誌報道が出るまでは、よく頑張っているなぁというぐらいの認識だったんですが
自身のファンに向けてのそれまでの発言と相違するような報道内容だったので
ちょっと見方が変わってしまいました。残念ながら。
思考力の分析を読ませてもらって納得した部分もありますね。

バラエティのイメージが強すぎて損しているように感じるので、ファン向けではなく、広く一般向けに裏での努力している姿(舞台裏の密着とか)
そういうのをどっかのタイミングでやってみてもいいのではないでしょうか?(できれば情熱大陸みたいな番組。火曜曲の生放送ドッキリじゃなくてね)
本人にとって必要かどうかわかりませんけど・・(笑)
笑いをとる芸人でないならば、真面目な部分の印象も与えておく事は損にはならないと思うんですが。

今年も総選挙があるならば、順位が非常に注目されるメンバーですね。

投稿: まさ | 2013.01.07 01:44

ももちこと嗣永桃子、2017年6月30日をもって芸能界から引退することを発表。
これが書かれた時から数えて5年後に芸能界に残っていることはできませんでしたね。

投稿: | 2016.11.05 17:56

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