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私的SKE48論2nd(その15)

今回のお題は、「何故SKE48は、紅白に出場出来たのか(含むフェアリーズ問題) 

http://geinolabo.ldblog.jp/archives/4267682.html

 サンデー毎日の記事より。これが芸能のプロの書く文章かと思うとあまりのレベルの低さに溜息が出ちゃいますよね(笑)。一応一通り反論しておくと、

ももクロはスターダストが音楽系は弱くYUIが内定で精いっぱい(※筆者評:確かにスターダストはバーニングと折り合いが悪いので紅白内定が取り難いのは事実。しかし皆そんな事は承知の上で「今年のももクロはいける!」と言ってたんだよ!)
・キングレコードはAKB48がいるから(ももクロを)推さない(※筆者評:そもそも嵐とAKBは扱いがスペシャルなので、キングの枠としてはカウントされていない可能性が高い。嵐に関しては、逆に出演することでジャニーズの出演枠を増やしている状況なので、AKBもその位の扱いを受ける可能性は十分にある)
SKEはエイベックスの意向で鉄板(※筆者評:死ね馬鹿が。エイベックスがSKEを嫌っているのは周知の事実であり、もし本当にエイベックスがSKEを推しているのならレコ大優秀作品賞をとっくに取っとるわ!。詳しくは本文参照)
・震災枠でドンが激推しの臼澤みさきは内定(※筆者評:もちろん可能性はあったんだけど、周防社長ゴリ推しで昨年有線大賞を受賞したふくい舞も紅白には出場出来ていないことを考えれば、内定のわけがない)
きゃりーはワーナーの新責任者が切れ者で外資系は結果ださないといけないので総力を挙げてるので内定(※筆者評:これももちろん可能性はあったんだけど、ワーナーこそ「本当に枠が足りてるの?」と思うんだけど。綾香・コブクロは鉄板だし、山下達郎が出演していれば、きゃりーまで枠が回らなかった可能性も十分有る)
・トップバッターは浜崎(※筆者評:これはどうでもいいや(笑))
・ゲストに前田敦子も?(※筆者評:これもねえ(苦笑)。NHKは朝の連ドラの主演から前田敦子を外しているわけで、さらに卒業後はNHKにまともに出演させてすらいない。AKBとして歌うのでなければ可能性は無かったんじゃないかな)

 というわけでSKE48に関しては、現在置かれている状況から。大まかに言えば、AKBとももクロの両者の関係に関しては、共にキングレコードに所属して現在は完全に友好関係に入っており、AKB的にはももクロに対しては、ゴキブリ並みにしぶといハロカス共からの防波堤としての役割を全うして貰えれば全く問題無い状況です(←特に利権の食い合いもしていないしね)。しかしSKEの置かれている状況はもう少し複雑です。現在エイベックス内でのレーベル内序列一位争いは、ひたすら人数を増やし続けて圧力をかけてくるアイドルストリート勢や、年齢的にそろそろ全盛期に入ろうとしている東京女子流に加えて、CDの売り上げ枚数とは一切関係無く各種賞を受賞しまくる(エイベックス首脳部ゴリ推しの)フェアリーズが後ろから喰らい付いてきています。これらの中でもSKEにとって最も厄介な相手がフェアリーズなのは間違いないでしょう。元々エイベックス首脳部は外様のSKEを本気で売り出す気持ちなんて全く無いわけで、単なる短期的な金儲けの手段(そして儲かった金を他のエイベックス系アイドルにばら撒くため)にしか過ぎません。本当は有線大賞もレコ大も紅白も、全てをフェアリーズに渡したかったのは間違い無いのですが、現在のフェアリーズはプロモーションがあまりにも失敗し過ぎていて、ついに2012年に限っては、SKEに紅白出場枠を回さざるを得ない状況となりました(※つまり2011年にSKEが紅白に出場出来なかったのは、エイベックスがぎりぎりまでがフェアリーズの紅白出場をゴリ押しし続けた為ではないかと推測します)。当然エイベックスにとっての本命がフェアリーズである事は何一つ変わっていないので、仮に2013年にフェアリーズにCD初週売り上げ5万枚程度(もしくはオリコン1位)の記録が出せれば、恐らくその年の紅白はSKEを外してフェアリーズを出場させるのは、ほぼ間違い無いと考えます(←つまり2012年にSKEが紅白に出場出来るのは、フェアリーズが不振だったからという、ただそれだけの話です)。もう一つ邪推すれば、最近強引なAKBとフェアリーズの共演が増えてきた事から(←爆笑学園ナセバナ~ル、MUJACKなど)、SKEを紅白に出場させる事でエイベックスが48プロジェクトを一時的に懐柔したという考え方も出来るでしょう(そうでもなきゃ、エイベックスがSKEを紅白に出してくれるわけがない!)。一応言っておくと、両者の付き合いはエイベックスがSKEを紅白から外すまでの一年限りの限定だと思うよ。そしてこうした状況は、最低でもこれから3~5年程度は続く可能性が高いのではないでしょうか(←少なくともSKEがエイベックスに所属している間はね)。

 さてこうした(永遠に続く)SKEの完全アウェーという状況の中で、SKEはどのようにしてフェアリーズと戦っていけば良いのでしょうか。まず言っておきたいのは、SKEとフェアリーズは、唯一無二と言って良いほどの、完全に同タイプのアイドルだという事です。両者は共に生歌である事を完全に捨てており、ひたすらダンスの切れで勝負するタイプのアイドルです。現役アイドルの中では、最高峰と言っても良いでしょう。あの動きでまともに(ソロはともかく)ユニゾンするなんてどだい無理な話であり、当然被せを併用する事になりますが、逆にそれによってテレビおける<<ショーとしての完成度>>は最大にする事が出来る筈であり、恐らくは両者共にそれを目標としていると考えられます(現在最先端の考え方です)。何故両者がここまで似通ったのかという点ですが、それは両者の振り付け師が同じ「牧野アンナ氏」である事によると考えられます。つまりこの両者は、共通する哲学に基づいて設計されているわけです。牧野アンナ氏はSKEの振り付け指導を行っていた時点で、すでに現フェアリーズの伊藤萌々香と下村実生の指導も行っており、恐らくこの二人は後のフェアリーズの中心メンバーである事が内定していたと思われます。フェアリーズには牧野アンナ氏がSKEを指導した事によって得たノウハウの全てが投入されているわけで、パフォーマンス的な意味ではSKEのアッパーバージョンと言えるかも知れません。つまり松井珠理奈と伊藤萌々香は、言ってみれば同い歳の「姉妹弟子」の関係に当たります(※余談ですが、仮に松井珠理奈の移籍先がエイベックス系であるならば、松井珠理奈と伊藤萌々香のデュオでのCDデビューこそが<<業界最強!!!>>とする考え方も出来るかもしれません)。つまりフェアリーズは最初からSKEを狙い撃ちする為のみに作られた存在なわけで、SKEの天敵とすら呼べるかもしれません。だからこそSKEにとってフェアリーズは、猛烈に厄介な相手なんですよね。

 とは言えフェアリーズが現在全く売れていないのは事実です(笑)。原因は幾つも考えられますが、結局の所フェアリーズは対SKEに特化し過ぎて、完全に汎用性を失っているのではないでしょうか。「完全被せ」は対SKEには有効な戦術ですが、逆に同門のアイドルストリート勢や女子流に対しては、どう考えても弱点となってしまいます。SKEには専用劇場があるので、めったに他のアイドルと顔を合わせる機会が無いからそれほど大きな問題になりませんが、フェアリーズが下手に他のアイドルと競演を繰り返してハロカス共にでも付け込まれたら、それこそ骨の髄までしゃぶりつくされちゃいますよね(笑)(←これはSKE選抜がTIFでオキドキの振り付けをデチューンした事とも密接に関係している問題です)。あと振り付け師である牧野アンナ氏とエイベックス首脳部は、SKEの最大の武器が(なんだかんだ言っても)莫大な情報量に裏打ちされたハイコンテクストコンテンツである点だ、という事が良く判っていなかったのではないでしょうか。各種賞を受賞しまくる事で完全に孤立しているフェアリーズには、ハイコンテクスト的な展開なんて基本的には不可能なわけで、選べる選択肢は減っていく一方です。・・・それでもSKEにとっては、フェアリーズが猛烈に厄介な相手である事には全く変わりありませんが。例えSKEがCDを50万枚売っても、フェアリーズがCDを5万枚売ったらフェアリーズの勝ち、という超ハンディキャップマッチを戦っているわけですから、SKEにとっては“弱みを見せずに敵失を待つ”位しか有効な戦術が無いんですよね。

 もしSKEが(仮に松井珠理奈がAKBに流出した場合の事も考えておかないといけないんで)次期選抜センターを選ぶとしたら、ダンススキル的にフェアリーズには絶対に付け込まれないだけの人材である必要があります。すでに“あがっている”AKBとは違って、SKEは現在進行形でエイベックス内部で戦い続けているからです。だから渡辺麻友や島崎遥香のレベルでは、ダンススキル的に絶対にSKEの選抜センターは背負えません。現在のSKE正規メンバーの中で選抜センターを背負ってフェアリーズと戦えそうなのは、ダンススキル・性格的強さ・年齢・ルックスなどを加味して考えると、恐らく木崎ゆりあと菅なな子の二人位しか考えられないんだよね(←悪いけど向田茉夏や木本花音や古畑奈和では、フェアリーズに舐められます)。そして上背で菅なな子が若干有利ではないかと(←理数系で賢いイメージなのも良い感じです)。もう一つ付け加えれば、菅なな子は<<牧野アンナ氏から直接指導を受けたことが無い>>というのも、対フェアリーズという意味では非常に大きなポイントだと思うんだよね。まあいずれにしても基準を上回る選択肢が複数あるなんて、とても幸せな事ですけど(恐らくAKBが現在握っているジョーカーは田野優花と大島涼花の2枚。どちらも致命的に背が低い)。筆者的には、時間ぎりぎりでなんとか間に合ったかな、という印象です。・・・ただ筆者的には、木崎ゆりあと菅なな子が二人ともエイベックス系ダンススクール出身というのが、今一つ納得出来ていない所ではあるんだけどね~。まあSKEのエイベックス系のメンバー(高柳明音、木崎ゆりあ、菅なな子、古川愛李、木下有希子など)がフロントラインを占めるようになれば、逆にエイベックス首脳部の気が変わってSKEを推してくれる可能性も無きにしも有らずだと思うんで、そういう所に期待してみるという手もあるかもしれませんが(無さそうだな~(泣))。

次回は“言霊”的側面からの、菅なな子のSKE選抜センターの正当性を。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

これは2ちゃんねるのスレッドを見て書いた記事でサンデー毎日の記事を直接見て書いたものではないですよね?
サンデー毎日にはなかったものがちらほら見られますので
なぜそれがわかるかというと私はサンデー毎日と月刊サイゾーを持ってるからです
サンデー毎日だけじゃなく月刊サイゾー本誌(ネットの出鱈目なサイゾーとは違う)とかの情報も加味して補足してあるので
サンデー毎日との記事とは違ってる部分もあるのを知ってるからです
というよりサンデー毎日は月刊サイゾーを参考にして記事を作ったのではないかと思ってますがw
臼澤みさきを内定と書いたのはこのスレだけでサンデー毎日はそこまでは書いてません
このスレッドはモノノフをからかうのが目的なのでその他は誇張もありますと思ってたので気になりませんでしたけど
ももクロはYUIのバーターだから歌謡祭にでられたのであって、YUIがでない歌謡祭には一切でられませんでした
紅白はYUIがいなければ当落線上だったのは事実だったと思いますよ
きゃりーもいたしゴールデンボンバーもいますしね大物が入ってたら真っ先に切られていたと思いますよ
何一つ実績は無いんですから


投稿: 名無し | 2012.12.21 08:24

追記
少年王3号はサイゾーを嫌ってるみたいですけど
月刊サイゾーはネットサイゾーと別だと私は思ってます
小野恵令奈のレコード大賞新人賞を唯一的中させたのは月刊サイゾーだけですからね
月刊サイゾーの取材能力は高いと思ってます

投稿: 名無し | 2012.12.21 08:31

続きがアップされてたの気付きませんでしたので、沢山読めて嬉しいです。
SKEは紅白披露曲はパレオで、アンナ先生が監督するようですね。
久々のSKEの現場だそうで、類推するに新曲には関わってないようです。
なんだかこの事にも因縁を感じてしまいます。

なな子は中西のブログも参考にしているとどこかで書いてましたが、組み立ても上手く、慣れれば多分しゃべれる人でしょう。SKEの子たちはトークを訓練する場がないように感じるのでそう言う機会が沢山できればいいなと希望してます。
あと花音は精神的には強いですし、自覚も強烈にしてるとは思います。ただダンスはよくわからないのと、妹キャラのうちは前に出て闘う感じしないですよね。それこそ遠征一杯させてあげたいですね。

投稿: まり | 2012.12.21 16:29

SKE次期センター枠候補の木本花音ってひと、マジすか2の「ミソ」役の演者ですね。
マジすか3でのポジションが微妙だったのが残念ですが、2の「ミソ」みたいなとんでもない奴を演じれるなら、今後、すごく化けそうな気がします。
花音は精神的に強いって言われる方のご意見、わかる気がします。
管なな子というひとのことは、まだわからないので、情報集めてみます。
それにしても、フェアリーズ対策ですかあ。
15,6歳で、秦佐和子や須田亜香里みたいなトマホークがひとりでも出現すればいいんですがね。

投稿: ねぎ男 | 2012.12.22 06:55

こんにちは、F8Fです。あけましておめでとうございます。昨年は仕事のピークや転勤などで多忙を極め、更新されたことに全く気がつかず失礼いたしました。
昨晩の紅白では、強烈な印象を全国に見せつけてくれたSKEのメンバーには、ただ、「ありがとう!」の一言に尽きます。
特に、チームSの須田亜香里と研究生 藤本美月のパフォーマンスは圧巻でした。(須田ちゃんは、「握手対応」のみが有名になってしまっていますが、もともとバレエで全国大の大会の優勝(入賞だったかもしれません)経験者で実力は折り紙つき。キャラにも面白いものを持っており、これをきっかけに、運営には彼女の良さをもっとアピールするよう考えてもらいたいてものです)
一方、SKEの紅白出場は、少年王様ご指摘のとおり「薄氷を踏む」ものでした。avex社には昨日の成功も、賞賛どころか「余計なことやりやがって」と苦々しく思っているだろうことを想像すると、暗澹たる気持ちにさせられます。
同社に所属してもろくなメリットがなかったことは、移籍後、ろくなプロモーションを受けられなかったことを思えば明白です。
以前も書き込ませてもらったとおり、真剣に出口戦略を考えてもらわないと、とは思うんですが無為無策の運営では望むべくもないかもしれません。
新年早々、愚痴じみた書き込みご容赦ください。いずれにせよ、これからも的確なご指摘・ご提言をよろしくお願いします。

投稿: F8F | 2013.01.01 11:50

以前から疑問に思ってたんですが少年王さんはフェアリーズをエイベ扱いしますが、フェアリーズって事務所はエイベじゃなくヴィジョンで、エイベにとっては一応SKEと同じ外様(同じといっても向こうの方が蜜月なのは確かですが)だと思うんですが。
各種賞を受賞できたのはヴィジョンの平社長と仲のいい周防氏の後押しだったり、Mステに出れたのもヴィジョンとMステのコネクションのおかげではないでしょうか。

投稿: DJRS | 2013.01.07 07:01

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