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私的SKE48論2nd(その20)

今回のお題は「AKB総選挙を最も公平に行うためのCD販売方法とは?」

 「永遠プレッシャー」のカップリング曲の編成は、恐らくAKB総選挙時のCD販売方式のテストベッドだと思うんだけど、現実問題として支店の通常のシングルCDに、総選挙の投票券を付けるのは非常に難しいと考えます。何故なら単に全グループのCDに投票券を付けて同日発売にしただけでは、ファンの資金力に限界がある以上、グループ全体としての総CD販売数は逆に減って共倒れになるだけだと思うんだよね(SKEやNMBのオリコン連続一位記録も途切れちゃうし)。また発売日をずらしたとしても、今度は発売日の順番で損得が生じてしまうんで、結果的に公平にならない可能性が高い。つまり通常のCD販売方法では、本店支店の差を無くして総選挙を公平に行うのは基本的に不可能だと思うんですよ。

そこで今回筆者が提案する「本店支店に関わらず総選挙を最も公平に行う為のCD販売方法」は、過去に例の無い(というか実現可能なのかすら判らないけど(笑))『同一タイトルCDの複数レーベルからの同日発売』という方式となります。あまりにも斬新過ぎて(というか訳が判らな過ぎて)理解し難いと思いますので例を挙げてみます。仮に総選挙の投票券を付けて販売するAKBのCDのタイトルを「JPN48の歌」というタイトルだと仮定しましょう。まず「JPN48の歌」の選抜は公平さを演出するために、全チームからの2名ずつ(計20名)をベースとします。一応AKB48名義のCDなので、あと何人かAKBメンバーを加えるのは認めても良いでしょう。で、このCDを「キングレコード」「エイベックス」「ユニバーサル」「吉本クリエイティブ」から同日発売するわけです(←こうした問題は結局の所レーベル毎の銭勘定の問題だと思うんで)。筆者の想定ではそれぞれが劇場版と通常版の2種類ずつをリリースするので、合計8バージョンとなります(←当然握手会も各レーベル毎の別勘定となります)。それぞれが異なっているのはカップリング曲なわけですが、例えば「エイベックス」の場合を例に挙げると、カップリング曲は当然SKE単独のものを付けるわけで、そのPVもSKEメンバーのみが出演する物(←脇役として他グループのメンバーが出演するというのも面白いかもしれない)を作成します。つーか、「JPN48の歌」のPV自体も各レーベル毎に別の物を作成しても良いと思うわけで(←当然エイベックス版ではSKEメンバーがセンターで踊る「JPN48の歌」のPVを付属する)、その辺は臨機応変にやっていきます。

 で、ここからが肝心なのですが、果たしてオリコンはこの販売形式を「同一タイトル」として認識してくれますかね(音源“だけ”は同じものを使用するんだけど)。一応過去のAKBのシングルCDは全てバージョン毎に「商品コード」が異なっているので、“同じバーコードの物のみを同一タイトルとして扱う”という方式では無いことは確認出来ています。もし“タイトル名”と“アーティスト名”のみで管理しているとすれば、今回の『同一タイトルCDの複数レーベルからの同日発売』という形式は当然一緒に集計される事になる理屈ですが、どうなんでしょうかね。仮に「同一タイトル」として集計されるのであれば、単純にダブルミリオン突破はほぼ確定でしょう。実質的な問題は全く起きない筈です。「キングレコード」は確実に売り上げを落とす事になりますが、今までも支店の協力で現在のCD売り上げ枚数を維持してきた事を考えれば、この位を支店に還元するはむしろ当然ではないでしょうか。しかし、もし「同一タイトル」として集計して貰えないのであれば。ここからが今回の筆者的な本題となります。とにかく問題となるのは、「JPN48の歌」の販売数の集計が4つに割れる事によってそれぞれの数字が小さくなってしまう事、すなわち“ミリオン割れ”という事態ですよね。でも筆者は大丈夫なんじゃないかと考えます。仮に「JPN48の歌」が200万枚売れるとして、【AKB:SKE:NMB:HKT】のCD販売比率は、(現在のCD販売枚数をベースに考えると)【120万枚:60万枚:40万枚:10万枚(仮)】となり、大まかに【52%:26%:17%:5%】となるので、(あくまでも理論上ですが)キングレコードのCD売り上げ枚数はぎりぎりでミリオンを超える可能性が高いと考えます。逆にこの場合、オリコンウィークリーチャートの1~3位(もしかしたら1~4位)が全て48プロジェクトの曲で埋め尽くされるわけで、これはこれで(珍記録もいっぱい作れそうだし)面白いんじゃないでしょうか。例えオリコンでは「同一タイトル」とは認めてくれなくても、楽曲で集計すれば間違い無くダブルミリオンなんだから、記録としては確実に残ると思うし。

 筆者的には、これ以上有効な「本店支店に関わらず総選挙を最も公平に行う為のCD販売方法」を思いつきません。各レーベルにきちんと金が落ちるようにすれば、みんな会社ぐるみでCD売り上げ枚数を増やす為に(=総選挙でメンバー達が有利になるように)がんばってくれると思うし、ファンとしても応援し甲斐が有ると思うんだよね。この方式でCDを販売すれば、当然各レーベル毎の販促に対する力の差がもろに出るわけで、有能無能もはっきりと形となって現れてしまいます。でもね、筆者的にはメンバーにも精神的に大きな負担をかけて総選挙をやっているのだから、大人達も運営や各レーベル毎の順位付けをされる覚悟位、固めるのが当然だと思うんだよね。そこまで含めての「AKB総選挙」だとは思いませんか?。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

参考になるかわかりませんが、AKBのように多くのユニットを別々のレコード会社に持つジャニーズはTOKIO・Kinki・V6でチャリティーユニットのJ-FRIENDSを結成した時は、作品ごとに持ち回りで違う発売元から発売する方法をとってました。(1st・4thシングル→エイベ、3rd・6th&DVD→ジャニーズエンタテイメント、5th→ユニバーサル、2nd(実質ミニアルバム)&限定DVD→ソニー)。ただ、作品ごとに売上げが違い収益に差が出るという問題も出てきますし、作品を発売したレーベルがそのまま売上げ(あくまでチャリティーなので寄付する分以外の取り分)の全てを貰う権利があったとはなかなか考えにくいですが。ちなみにソニーから出た作品のPeople Of The Worldの和訳とカップリングの作詞は秋元氏が手掛けました。


>果たしてオリコンはこの販売形式を「同一タイトル」として認識してくれますかね

レコード会社が違うと難しいんじゃないでしょうか。例えば海外の大物ミュージシャン(Queenとか)が移籍してその記念に過去のアルバムを移籍したレーベルから再発売したりしてますが、その場合はオリコン上では別の作品として集計されています。ただ、再発売といってもリマスター版だったりするので少年王さんがおっしゃる「JPN48の歌」のように全く同じ音源とは厳密には言い切れませんし、もしかしたら同一タイトルとして認めてくれるかもしれません。ただ、この事からオリコンが“タイトル名”と“アーティスト名”のみで管理しているのではないのはわかると思います。


>とにかく問題となるのは、「JPN48の歌」の販売数の集計が4つに割れる事によってそれぞれの数字が小さくなってしまう事

対処法としてレコード会社が共同で総選挙シングルのためだけのレーベルを作るのも有りかと思います。AKB総選挙実行委員会とでも名づけてそこで、総選挙の運営や「JPN48の歌」の発売、総選挙にかかるコストや利益の分配をして各レコード会社に還元したりすれば別レーベルで発売する必要がなくなりオリコンも同一タイトルと認めざるを得ないでしょう。せっかくのおもしろそうな珍記録が生まれるチャンスは無くなっちゃいますが(笑)

また、この場合各レーベル毎の販促に対する力の差は売上げではわからず、運営や各レーベル毎の順位付けはできませんが、総選挙後のシングルの発売元も実行委員会名義にして売上げの利益の分配の割合を総選挙の結果(所属しているメンバーがランクインした人数や順位など)をもとに算出・決定することにすればこのやり方でも各レコード会社の人も少しは本気出してくれるんじゃないですかね。

投稿: DJRS | 2013.01.09 09:03

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