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私的SKE48論2nd(その8)

今回のお題は、「果たしてチームEは、どうすればチーム4の二の舞にならずに済むのか(後編)

前回の続きです

いずれにしても、SKEのパフォーマンス重視で攻撃的なカラーを考えれば、相手が誰であろうとも“勝つ前提”で競演するのは当然の事です(←負けたら勝つまでSKE劇場には帰ってくるな、という話です)。そして恐らくチームEには、残念ながらこういったストーリーラインでしか自分達の物語を紡ぐ事が出来ないのではないでしょうか(←これがNMBのチームMに対してならば、武者修行して来いなんて最初から言わない。別の方法論があります)。まとめます。チームEは何故こんなろくに金にもならない、SKEの看板に泥を塗るだけのアウェー戦を数多く行う必要があるでしょうか。答えはここまでに散々書いてきました。まず第一に“自分達がSKE48の看板を背負っているんだという意識を強く待つ”ためです。結局の所、組織の根幹は人材なわけですが、組織への帰属意識を強く持たない人材なんて最終的に戦力にならないのは自明です。極論すればAKBの4~12期生のほぼ全員が大成出来なかったのは、“自分がAKBを背負っている”という意識を強く待てなかったからだと考えます(←要するに“地位が人を育てる”、という事です)。自分がAKBを背負っているという意識(※あるいは自分一人でも芸能界で大成してやるという鉄の意志)が足りないから、成長のための努力は何もしないし何も考えない。突然自分にチャンスの順番が回ってくるかもしれないのに、何の準備もしておかない。音楽番組のトークコーナーなのに、自分は無関係だと思っているから話を振られても口篭って何も話せない。誰かが何とかしてくれる、という依存体質が骨の髄まで染みこんでいるわけですね。こんな連中が「選抜に落ちて家族全員で泣きました」なんて言っているのを聞いても、筆者的には「馬鹿じゃねーの?」と思うだけです。こういった意識の低さを変えるのは生半可な事では無理なのはAKBがすでに証明してくれているわけで、もしSKEがAKBを反面教師とするならば、メンバーの意識改革のためには金やら地位やら名誉やら面子やら時間やら人材やらを惜しんでいたのでは、絶対に不可能だという事です。AKB運営は守りに入ってチーム4を見殺しにしたけれど、SKE運営には攻めの姿勢を貫けばまだチームEを大成させる望みが残されていると考えます。絶対に潰しちゃいけないと思うんだよね。

 

 第二に“自分達の客観的な実力を知る”ためです。これも組織に守られている立場だと非常に難しいですよね。特にSKEの場合はパフォーマンス重視なので(※AKBはキャラ立ち重視)、なおさら“業界全体に対する自分の実力を正確に把握する事”は非常に重要です。その際に注意しなくてはならないのは、“どれだけがんばったか”を基準に考えるのはアマチュア、“どれだけの成果を上げたのか(=どれだけお客さんに満足して貰ったか)”を基準に考えるのがプロフェッショナルである、という事です。手段が重要なのではなく結果が重要なのだという事なのですが、恐らくこれも(理屈としてはすぐ判ると思うんだけど)実感としては、自己責任で大失敗をやらかさない限り骨身に染みては理解出来ないんじゃないでしょうか。こうしたことを繰り返していれば卒業生が続出する可能性は極めて高いんだけど、(言っちゃ悪いけど)48プロジェクトでは精神的に弱いメンバーはどれだけポテンシャルが高くても絶対に大成出来ないんで(←実はこれはどこの世界でも同じなんだけどね)早めに、恋愛が自由だったり、すぐにセンターをやらせてくれるアイドルグループへ移籍した方がきっと幸せになれると思うよ。自分達の客観的な実力が判れば、問題の大半は解決したようなものです。何をすれば良いかは認識出来た筈なんで、あとは「やるのか」「やらないのか」というだけの話です。アイドルに求められるパフォーマンスなんて、きちんと考えて実行すれば大抵は誰にでも出来る事の範疇なんじゃないでしょうか(100mを12秒で走れとか、オペラ歌手並みに声を出せとか言っているわけじゃないんで。・・・舐め過ぎ?)。ダンスを大きく、鋭く、止め跳ねをきちんとして、皆に合わせて踊るなんていうのは、少なくとも数千倍のオーディションを突破してきたメンバー達なら出来て当然だと思うんだよね。あくまでも「やるのか」「やらないのか」というだけの話であり、それを決意させるのは「自分がSKE48を背負っているんだ」という強い意識を持てるかどうかにかかっているのだと筆者は考えます(※この点に関しては、全48プロジェクトの中でもチームKⅡはかなり頑張った方だと思う)。

 

 第三にハイコンテクストに関わる問題です。ぐぐたす選抜に関してはSKEは全体的に低調だったんだけど、特にチームEからは参加者が一人も出せませんでした。・・・要するにチームEは決定的に情報発信力が足りていない、という事だと思うんだよね。この情報量の薄さを打開するためには様々な方面にコネクションを広げていかないといけないんだけど、部活動にせよ同好会活動にせよ私的活動(例えばメロンパン同盟)にせよ、チームEメンバー達は会の中で目立った活躍もしているわけでもないし、新たに何かを立ち上げるわけでもない。現在のチームEはハイコンテクス的には全グループを通して、最も劣ったチームと言って間違いないでしょう(←チーム4も同じだったけどね)。16人まとめても、松村香織一人に完全に負けています。これを立て直すのは、並大抵のやり方では無理です。本当は自分達で何とか出来なければ見捨てられてもしょうがない位の話だと思うんだけど(←セルフプロデュースの問題なんで)、年齢的に低い事を考慮してもう少し様子を見るのが正解だと考える人もいるかもしれません。しかしこのまま放って置く限り、何年待ってもチームEのハイコンテクスト的な情報量が増していくとは考え難いのもまた事実です。・・・もう言いたい事は判りますよね(笑)。もしチームEによる他のアイドルとの交流戦が実現すれば、チームEの持つハイコンテクスト的な情報量は、現在の軽く数十倍に膨れ上がるのは間違いありません。このアドバンテージは48プロジェクトの他のチームが一切持たない、完全にチームE独自のものです。ぐぐたすで地方アイドルの活動を詳細に紹介してあげたりすれば、その地方アイドルのメンバーもファンもきっと凄く感謝してくれると思うよ。逆に次の総選挙の時は何らかの形で応援をしてくれるかもしれないしね。選挙ではそういう一票一票が大切なんだってば。仮に商売的な事は一切考えないにしても、日本中に共通の夢を持つ友達のネットワークがどんどん広がっていくなんて、とても素敵な事だとは思いませんか(笑)

 

 筆者的には、少なくともチームEに関してはここまでやらない限り、短期間(1~2年)でAKB総選挙の上位を目指すのは不可能だと考えます。そして長期間時間をかけるのは、・・・<<意識の高いメンバーほど>>精神的に持ち堪えられないんじゃないないでしょうか。確かにSKEは低年齢のメンバーを採っているのでまだあと数年は持ち堪えられる想定なんだろうけど、辞めたメンバーは基本的に下の世代からなんで、低年齢であることがそれほどメリットになっているわけでもない。「SKE48のマジカル・ラジオ」も終わっちゃったし、「SKE48の世界征服女子」も終わっちゃったし、もうすぐチームNのオリジナル公演も始まるけどチームEのオリジナル公演は予定すら無いという現状で、チームEメンバーはさらにモチベーションが落ちていく事も考えられるので、手を打つなら早いに越したことは無いと思うんだけどね。

 

 

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

いつも楽しく拝見させていただいてます。
昔からコチラの記事を好きでよく読んでいたので、この記事が投稿される前から、チームEの先輩との絡みが少ない点は気になっていました。
4期生中心だったE結成の経緯があるとは言え、そんなこと言い訳にしていられる状況ではないですしね。
全国武者修行の旅、面白そうですが、そんな決断力が運営にあるとは思えないので、
現状できることとしては、SKE随一のコミュ力を誇る斉藤真木子を入り口に、ガンガン他店と絡むことですかね。
(真木子本人にそんな自覚はないでしょうがw)
SKE全体としても、名古屋的というか、他店との絡みが少ないので、他チームとの違いも出せると思うのですが。
もう、結成して2年、木本花音と酒井萌衣を除いたら17歳以上のメンばかりで、NMBやHKTと比べれば大して若くはなくなります。
性格的にどうのとかできるできないじゃなくて、「もうやるしかない」状況だと思われます。メンバーの奮起に期待します。

投稿: sskbibi | 2012.12.23 12:00

チームEはなんで他チームはともかく本店や他支店とも絡まないのでしょう?
今のままでは木本も浮上しないし他メンも死んだまま。
運営の大人がお膳立てしなきゃ何も動けないのだろうか?自分の頭で考えて行動できないのか?
決まったセットリスト決まった劇場スケジュールでSKEお得意のダンスの汗だけアピールしていればいいと思っているのだろうか?
不満ですね

投稿: | 2012.12.24 06:46

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