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私的SKE48論(その1-1)

今回のお題は、「46・48系本店支店を、プロレス団体に例えてみる(AKB48&SKE48編・前編))」

 今回の文章はプロレスが判らない方には<<全く意味が通じません>>。予めお詫びしておきます。

 さてまずは現在の「AKB48」に関してですが、最も近いのは『BI砲以降の日本プロレス』(←とか言いながら筆者は世代的に実際に日本プロレスを見たことは無いんだけどね~(爆))であると考えます。当時の日本プロレスがどれほど恐ろしい存在だったかと言えば、コミッショナーは自民党副総裁(※当時は非常に権威があった)が務め、試合結果はNHKの「7時のニュース」で毎回伝えられ、テレビ放映は日テレとテレ朝(現)が同時に行うという(※最高視聴率64%)、文字通り狂気の世界でした。この日本プロレスの『独占』という形態が、現在のAKBと極めて似ていると思うんだよね(※あと専用劇場がある所とか。リキパレスとAKB48劇場ね)。そしてAKBが目指す方向性は、<<純プロレス>>(=究極のハイコンテクストアイドル)です。AKBにとって最も重要なのは、恐らく“人気”(人々の話題になり続ける事、組織の維持発展と継続性、と置き換えても良い)です。逆に言えば、話題さえ提供出来れば基本的には何でも良いとすら言えるでしょう。よりグループを巨大化していき、より多くのCDを販売し、より大きなコンサートホールでコンサートを行い、より多くの観衆を集める事。そしてそれらを、より長い期間続ける事。それこそがAKBの存在理由そのものと言えます。AKBにとっては“記録を更新する事”や“金を儲ける事”は比較的どうでも良い問題であり、“賞レースで勝つ事”や“タイバン勝負で勝つ事(←今後やる機会があるかは相当疑問ですが)”すらそれほど気にしないのではないでしょうか。何故ならAKBは人気というファクターにおいて、すでに絶対的な勝利者だからです。全盛期の日本プロレスにとっては、国際プロレスごときが何を吠えようがどうでも良い問題なんですよ。歌がどうしたダンスがこうした演技があーだトークがこーだなんていう各論については、言いたい奴に言わせておけば良いだけの話であって、どうしても気なるというのなら各方面におけるトップの人材を用心棒としてグループに引き入れれば良いだけの話です。ただしAKBは人気を維持するためならば、恐らく手段を選びません。現在人気を維持するために最も重要なのは情報供給量を増やし続ける事なのですが、そのためには前に立ちはだかる全ての物を粉砕しながらAKBは前進を続ける事でしょう。すでにビジュアルアイドル業界は壊滅しましたし、次の標的はアニメ業界です。

 さらに個別にメンバーを選手に例えていくとすると、当然前田敦子は、マッチメイカーの圧倒的な支持を受けて人気と実力を兼ね備えた不動のチャンピオンであるジャイアント馬場。そして大島優子は、実力的にも人気の面でもチャンピオンを上回る資質を持ちながら常に二番手の地位を強いられた雑草魂のアントニオ猪木(←これなんかイメージぴったりだと思いません?)となります(※秋元康氏がマッチメイカー・力道山であることは言うまでもありません)。また筆者的には初代チームAは全日系(←馬場がいるし)、初代チームKは新日系(←猪木がいるし)という印象が強いんだけど、まあそれはそれとしてメンバーを選手に当てはめていきます(笑)。まず初代チームAから見ていくと、まず篠田麻里子は、ブチ切れると何をしでかすか判らない怖さが有りプロレス界ガチ最強の呼び声も高い(※全盛期のヒョードルとも戦った事がある)小川直也。小嶋陽菜は、素材としてのポテンシャルは最強ながら見た感じ全くやる気が感じられなかった“初代アイドルレスラー”ジャンボ鶴田。高橋みなみは、体が小さいながら人格者で練習生から恐れられると同時に慕われた不動の道場主・山本小鉄。一方初代チームKに関しては秋元才加は、上背が高く格闘技経験があり礼儀正しく義理堅い性格から坂口征二。宮澤佐江は、人当たりが良く温厚な性格であり次期チャンピオンっぽい風格を漂わせながらちっともチャンピオンにして貰えなかった(=ユニットセンター曲が貰えなかった)藤波辰爾。内田眞由美は、格闘技経験があり「私だってセンターに立ちたい(=「俺はお前のかませ犬じゃない!)」発言により長州力(ちょっと力不足かな?)。あと初代チームBは初代チームAから枝分かれしたという意味でもNOAHっぽい気がしているんだけど、渡辺麻友は、馬場・猪木の路線の正当な後継者である点と長い間猫を被っていたという意味で三沢光晴という感じかな(←ごめんなさい、ただの駄洒落です(笑))。後は思いつくままに書いていくと柏木由紀は、G1クライマックス5度優勝(=総選挙での順位が高い)の“黒のカリスマ” 蝶野正洋。宮崎美穂は、ぽっちゃり体型と暴走気味で危険度の高すぎるトークから“破壊王” 橋本真也とかいう感じで。まあAKBに関してはこんなもんですか。

 次に「SKE48」ですが、せっかく改題一発目なので“かなり”厚めに書いていきます。SKEが最も近いのは『UWF』だと考えます。そして松井玲奈は、人気ナンバーワンにして一人だけ方向性が異なっていた孤高の天才・“最恐”佐山サトル(←佐山サトルが虎の覆面でブレイクし、松井玲奈がゲキカラ役でブレイクした所とかもね)。桑原みずきは、道場番長にして実力最強だった“テロリスト”藤原喜明(←お笑い向きという方向性も含めて、これもイメージぴったりだと思いません?)。木崎ゆりあは、キックの名手で外様出身(※エイベックスマネジメント出身。同期は東京女子流・山邊未夢)の山崎一夫(←タイガージム出身)。そして松井珠理奈は、恵まれた体格と卓越した格闘センスを持っていた若き新格闘王・前田日明。ただ現在の松井珠理奈は、英国からの凱旋帰国をした当時の“作られたチャンピオン”(=実力不足の状況での一度だけのAKB選抜センターへの大抜擢)時代以降で、「VSドン中矢ニールセン戦」で新格闘王(=AKB選抜における真の次世代センター)を襲名する以前の時期の前田日明と言えるでしょう(詳細は後述)。UWFの歴史は<ユニバーサル時代>→<新日本プロレスとの業務提携期>→<新生UWF>→<リングス・パンクラス>→<K-1・PRIDE>という流れを辿りました。現在のSKEは<ユニバーサル時代>の最終局面から、<新日本プロレスとの業務提携期>へ移行した直後あたりであると考えます(※SKEのマネジメントが京楽からAKSに移行したため)。そしてSKEが目指す方向性は<<格闘プロレス>>(=より競技色の強い、ローコンテクストに近いスタイルのハイコンテクストアイドル)、SKEにとって最も重要なのは“勝利”(SKE内部での競争や他のアイドルとの戦いに勝ち続ける事、より高いパフォーマンスレベルを追求し続ける事、と言い代えても良いでしょう)です。AKBを象徴する前田敦子・高橋みなみ・渡辺麻友の共通点は、インドア非アスリート系・ダンス経験無し・芸能経験無しという点です。NMBを象徴する山本彩・渡辺美優紀・山田奈々の共通点は、インドア非アスリート系・ダンス経験有り・芸能経験有り(※渡辺美優紀のみ芸能経験無し)。そしてSKEを象徴する松井珠理奈・松井玲奈・高柳明音の共通点は、アスリート系・芸能経験無しという点にあります。

 SKEは本当に体育会系(アスリート系)だなあと筆者が強く感じたのは、「SKE48の世界征服女子♯28」を見ていた時の事。料理勝負をしていた年長の松村香織が、審判をやっていた後輩の管なな子に「なな子!なな子!『おいしかったです』は??」と無理やり「・・・おいしかったです」と言わせていたのを見た時です。別に行為自体はバラエティ的な演出なんで特に問題は無いんだけど、ただこうした上下関係の強調というのは、AKBやNMBは例え演出でもあんまりやらないんですよね。ぶっちゃけ(大した価値も無い)勝負の上での勝ち負けに本気でこだわる連中なんて、48プロジェクトではSKEだけなんですよ(笑)(←逆にNMBの連中はほとんどの場合勝つ気が無い。この点は2012.02.12MUSICJAPAN「AKBグループ勢ぞろい~」の映像やブレインアスリートを見て貰えば明らかです)。途中から競技集団として再設計されたSKE(※恐らくは松井珠理奈のカラーに合わせた結果)は、徹底してアスリート系・芸能経験無しの人材を集め続けました(※現在はバック宙が出来る研究生までいます)。クラシックバレーの日本チャンピオン、ダンススクールのトップ、チア全国大会2位、複数のダンス大会の入賞経験者、元Jリーガーの子女、元有名競輪選手の子女、などなど(※例外はもちろんあります)。つまり本来のSKEの48プロジェクトにおける位置付けは、対外敵(=ローコンテクストアイドル)対策の迎撃チーム(※SKEがあるから、48プロジェクトは他のアイドルヲタのそしりをそれほど受けて居ないと考えられます)ということになります(※在りし日の新日では対異種格闘技戦要員や対道場破りのポジションは佐山サトルと藤原喜明が務めていました。そしてこの事が後のUWF誕生へと繋がりました)。

 さて皆様はSKEがこれからより大きく発展していくために必要なものは、一体何だとお考えでしょうか。SKEはAKBと同じハイコンテクストに特化するという方法論を採用する限り、絶対にAKBを超える事は出来ません(それはNMBも同じです)。何故ならば、(口では何と言おうとも)総合プロデューサーである秋元康氏は46・48系の全てをAKBを中心に回しているし、今後も回っていくからです。結局の所ハイコンテクスト的に最大の情報量を持つのはAKBなわけで(※部活動の部長も全てAKBメンバーですよね)、この点は今後も絶対に変わりません(※東京にあるというのもでかいんだよね~)。ではSKEはどこを目指していけば良いのでしょうか。当然AKBとの差別化を考えなければならないわけで「純プロレス」に対する「格闘プロレス」という方向性を突き詰めるわけですが、具体的に何がどうなれば“SKEがAKBに勝った”という状況に持ち込めるのでしょうか(※CDの売り上げ枚数でAKBを上回るのは不可能に近い)。もしSKEをUWFに例えてその道筋を辿るとするならば、答えはとても簡単です。<<SKE(=UWF)がAKB(=新日)を相手に交流戦を行い、AKB(=新日)をボコボコに潰してしまえば良い>>というだけの話です。そうすればSKEは黄金期とも言うべき、<新生UWF>時代を築き上げる事が理論上可能となる筈です。では具体的に交流戦とはどのように行われるべきなのでしょうか。筆者が以前提案したのは、秋葉原のAKBシアターで「チームS」と「チームKⅡ」が定期公演を行う事でした。AKBとSKEを交互に見れば力量の差は歴然としているわけで、東京のファンにこの点を認識させてしまえばAKBとSKEの力関係を逆転することは十分に可能だと考えたからです。しかしこの考え方には重大な欠点があって、現在のAKBシアターの競争率の高さではAKBとSKEを短時間の間に見比べられる人なんてほとんどいないわけで(メモリスト氏くらいかな?)、効果が現れるとしても相当の時間を要した可能性が高いと思われます。

 しかしこうした難問を一発で引っくり返す決断がなされました。松井珠理奈のチームKへの移籍です(※筆者的には、松井珠理奈が初めてチームKの一員となった日の自己紹介で「3年半SKEとしてやってきたことが何であるか確かめに来ました!」というマイクアピールを絶対にやって欲しかった(泣))。これ以上完璧な交流戦が有り得るでしょうか???。観客にとってはただ単にKメンと松井珠理奈を見比べれば良いだけの話なので、話は物凄く判り易くなります。移籍先がチームKというのもとても良いですね。チームKはAKB最高のダンスチームなので、ここを落とせば勝敗が一発で決するというのもとても判り易いんだけど、松井珠理奈的には(プロレス的なアングルで言えば)倒さなければならない仇が全てここに集まっているというのもすばらしい。松井珠理奈の最大のアピールポイントは“俊足”なんだけど、2009年10月10日に行われた「チーム対抗大運動会」の100メートル走では、松井珠理奈は大島優子と秋元才加に文字通り完敗を喫したわけで、これ以降松井珠理奈にとって“48プロジェクト最速”を名乗れなくなった事は、キャラを立てる上で大きな足枷となりました。もう二度とこの二人と100メートル走を競う機会は無いのだろうけれど、どこかで一度きちんと借りは返さないといけないわけで、(二人の年齢を考えても)恐らくはこれがラストチャンス。このまま負けっぱなしで終わるのか、きっちり借りを返せるのか松井珠理奈の“将としての器”が試されると思うんだよね。またこの二人にはそれ以外にも色々と因縁があって、例えば大島優子にはAKBINGOの番組内で「私は(松井珠理奈推しじゃなくて)高井つき奈推しだから」と言われちゃったり、秋元才加にはマジすか2の殺陣の撮影時にビビらされたりとか色々あるんだけど、何といっても第二回じゃんけん大会で峯岸みなみに負けてお面を被らされた借り(byBUBKA編集部)はきっちり返しておく必要があります。またBUBKA編集部に言わせると松井珠理奈のベストタッグパートナーは板野友美だという話なので(筆者はあまり信用していないんだけど…)、そのあたりもちょっとだけ楽しみではあります。

 もちろん松井珠理奈の“堅いけれど脆い”精神的な弱さは承知の上です。ただ前田日明だって、この時期は本当に精神的に弱かった。ユニバーサル時代は「VSスーパータイガー戦」で感情的になってセメントを仕掛けて反則負けになったり、交流戦以降では「VS藤原喜明戦」で負けて感情的になったり、外人レスラーに反感を持たれまくった挙句「VSアンドレザジャイアント戦」ではセメントを仕掛けられてセメントでやり返しちゃったり、会社にまで反感を持たれまくった挙句「VSドン中矢ニールセン戦」では会社ぐるみでセメントを仕掛けられちゃったり、最後には「長州蹴撃事件」を起こして新日を解雇されちゃったわけで、とてもじゃないけど“盤石の強さ”とは言えない状況でした。ただ前田日明のキャリアの中で、記憶に残る試合(記録に残る、ではない)のほとんどはこの時期に集中しており、僕らは前田日明の深い苛立ちを共感出来たからこそ彼を応援していたわけで(※この時期の前田日明の後援会長はタモリ氏です。タモリ氏もまた前田日明の最強に夢を賭けた一人だったんですよね。最近は指原の後援会長っぽいけど(笑))、この時期の前田日明の数々の(試合外も含めての)死闘は“新格闘王”を襲名するための通過儀礼だったと言えるかもしれません。恐らく松井珠理奈にも、この話はそっくりそのまま重なります。松井珠理奈もこれからの数年間チームKにおいてトラブルを起こしまくるのはほぼ確実であり、もしかしたら記録に残るような良い出来事はほとんど何も起こらないかもしれません。でも僕らが今から20年後に松井珠理奈のキャリアを思い返した時に深く記憶に残っているのは、恐らくチームKで過ごすこれからの数年間なのだと考えます。つまりこれから起こる全ての出来事は、松井珠理奈にとっては「新AKB選抜センター」を襲名するために必要な通過儀礼なのではないでしょうか。

 ・・・我ながら文章超なげーなー(笑)。でも全然終わらないんで、もう一回同じ位の量を書きます(爆)

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

面白い記事でした。
松井珠理奈=侵略者(奪うもの)ですから
珠理奈本人が真面目な努力家で心の優しい人間だとしても
秋元の意思で珠理奈がAKBのリングで試合をするとなれば
ファンやアンチ達は珠理奈の特異性(奪うもの)にざわつき、
そのマッチメークに討論せざるえないのですから面白いです。

そんな珠理奈は今や運営の最も頼れれる人材にもなりましたが
兼任問題も珠理奈がいなければ、ここまでのインパクトと成功への道筋も照らせなかったと思います
たとえ選挙対策だと叩かれても、K公演のセットリストを僅か1週間でこなしてしまうのは
クソ真面目と才能によるものです、実際覚えるのに2週間(これでも早い)かかってたら総選挙には間に合わないわけで

投稿: ア太郎 | 2012.06.08 23:07

倉持明日香も2年程前にラジオ『今夜は帰らない』の中で「秋元康は力道山、Aは全日、Kは新日、BはNOAH」と例えていました。
去年も『kissラジ』の中で同様の話をしていましたが、2回ともその場にいた柏木はあまり興味がなさそうな印象だったのを覚えています。

また、今回の総選挙に関する高柳のブログには少年王さんの分析したSKEという組織の性格がよく表れていると思います。

投稿: ますた | 2012.06.09 12:58

初めてコメントします

なんか久々に、始まってましたねー。
楽しみにしていますので、これからもあんまり間空けずに、更新の方よろしくお願いします。

今回の考察で、私が何故に48グループに惹かれたのかがわかった気がします。
全くアイドルに興味など無かった(いや、今でもAKBとSKE以外には興味ないですが)私が、なんでだろーってずっと思っていました。

でもそう、私もUWF信者だったんです!!
去年のチーム4の遠征で鳥取に行った時、日記に思わず「密航」と書いてしまうほどの。

なんか、すごくすっきりした気がします。
ただ、48グループがプロレスならば、必ず分裂と近親憎悪のような闘いがこれから繰り広げられていくでしょう。

ま、ファンはそれをも飲み込んで、全部理解して応援していくしかないんですけどね

投稿: くさやん | 2012.06.14 14:37

知らない間に随分更新してる(笑)僕も少年王さんの記事楽しみにしてたんで嬉しいです。

>(口では何と言おうとも)総合プロデューサーである秋元康氏は46・48系の全てをAKBを中心に回しているし、
>今後も回っていくからです。

秋元氏は支店の完全独立構想や支店のプロデュースを他人に任せるような発言もしてたと思いますが
そうなったら何か変わりますかね?まぁ秋元氏が完全に手放す事もなく、関わりは少なくなっても
46・48系を統括するだろうしそれこそ少年王さんが言う「口では何と言おうとも」ってことでしょうが。

投稿: DJRS | 2012.06.15 03:20

48系とプロレスとのその発想の親和性の言及は最近、少しずつ見られるようになりましたがこれほど無意味に詳細に分析した文章は初めて見ました(笑)。
個人的には桑原みずきが藤原喜明なのが良いですね。
斉藤真木子もその系譜に連なっているようですが、プロレス知識に疎い私にはそうそう名前が出てこないのが残念です(笑)。

この「交流戦」については、移籍する個人としてみた時に、現状のルーティーンでは形が定まってしまってNo.1に追いつけない人間を新しい環境にぶち込むことにより、混沌としても現状打破を狙う、という意図があるのと同時に、グループとして見た時に、ファンの忠誠度の深化、再分配を促していこう、という意図なんだろうとは思いますが、最終的な方向性は全く決まっていないんじゃないでしょうか。
成り行きでAKBセンターへと寄せていく道も、新公演と共にそれぞれの原点回帰へ舵を切れるような道も、更に原点回帰には敗者としての都落ちも勝者としての凱旋もありえる、という状況かな、と推察しております。
まぁ、要するにアングルのバリエーションを増やすための措置かな、と。
本当は、AKBがDMMや映画館中継などを行なったように、SKEもNMBも、そしてHKTも自分達でメディアを起こしていって欲しいところなのですが、その辺りになると48系全体の資金面の弱さが際立って、色々と厳しいですね。

投稿: | 2012.06.15 12:10

 以前から書きたかった内容なのですが、あまりに長文になるので自粛していました。
 いい機会なので申し訳ありませんが書かせてください。

 私もAKBグループとプロレスは非常に相性がいいと思っていましたが、私はAKBグループの成功への軌跡は“dragon gate”というプロレス団体の成功への軌跡と非常に似ていると思っています。今dragon gateは集客力が若干落ちていますが、数年前までは後楽園ホールを常時満員に出来る唯一のプロレス団体だったと思っています。(新日本、全日本、noahはこの頃集客力が落ちていましたから・・・)両国国技館といった大会場も他の団体より確実に集客力があったと思っています。
AKBグループとdragon gateの成功への軌跡にどのような類似点があるかといいますと・・・・。

類似点① キャラ付けがはっきりしていること!!

 dragon gateのレスラーは「弱いこと」、「はげていること」、「愛想がないこと」、「嫌われ者であること」、「常にテンションが高いこと」など一見プロレスラーとしてマイナスでしかなさそうな要素であっても、人と違うことがレスラーとして何よりも重要であることを認識してそのキャラの立ち位置に徹することができます。 “強い、弱い”とは別の観点でそのキャラをいかして試合を盛り上げることで興行を飽きさせない構成にしています。
 AKBグループも大人数でありながら個々のキャラがたっており、必ずしもアイドルとしてふさわしくないであろうキャラも容認することでグループの幅を広げていると思います。


類似点② ユニットが基本となっていること!!

 ここでいうAKBグループのユニットとはノースリーブスといったユニットというよりもむしろAKB48、SKE48、NMB48、乃木坂46といったユニット、またチームA、チームK、チームS、チームNといったユニットのことです。これらのユニットが異なるイデオロギーを持っているため、常に比較対象となり話題の中心となるため大きな熱をうんでいると思います。
 dragon gateも闘いの軸はユニット抗争で、ユニットごとに異なるイデオロギーをもっているため闘いに大きな熱をうんでいます。特に団体立ち上げ当初に勃発した闘龍門本体と後発ユニットであるイタリアンコネクションとの全く異なるイデオロギーをもつ両者の感情のぶつかりあった闘いは、旧チームAと後発チーム旧チームKの関係性に非常に似ていると思います。
 このユニットというものがうまく機能しなかった(ユニットとしての魅力がなかった)のが凋落していったnoahや数年前凋落していたころの新日本だと思います。


類似点③ サプライズを取り入れること!!

 AKBグループは言うまでもなくサプライズを重要視しており、ファンもこのサプライズというものを期待しており、このサプライズでメンバーの喜怒哀楽が垣間見えてファンの感情を揺さぶったからこそグループがここまで人気になったと思っています。
 dragon gateもある選手の突然のユニットの裏切りやユニットの再編成などといったサプライズをリング上で定期的に取り入れることによって試合内容以外でもファンの興味を引き、ファンもこのサプライズというものを望んでいます。特にdragon gateの選手は喜怒哀楽の感情を込めた(時に笑いも含めた)マイクパフォーマンスを出来るレスラーが多いので、ファンもこのサプライズに感情移入をしやすいと思います。アメリカWCWなどで活躍したウルティモドラゴンが立ち上げた団体なのでマイクパフォーマンスの重要性を認識しており、CIMA、マグナムTOKYOといったそれを具現化できる選手がいたことも人気に火がつく大きな要因となったと思います。


類似点④ “○期生”と呼び方が意味をもつこと!!

 AKBグループは“○期生”という肩書きが一つのくくりとして語られることが多いです。
 dragon gateも元々ウルティモドラゴンが開校した学校だったため“○期生”という肩書きが存在しています。そしてお互いの一期生である前田敦子さん(卒業しましたけど)とCIMAがエースとして、本当の意味での超えられない壁として君臨している(していた)ところも似ていると思います。


類似点⑤ 「あきらめなければ夢は叶うということ」をうたっていること!!

 dragon gateのレスラーは、体が小さい、背が低いといった理由からメジャー団体に入団することが不可能であり、一昔前であればレスラーになりたくてもなれなかったであろうレスラーがほとんどです。かつてマグナムTOKYOが日本逆上陸を果たした旗揚げ戦の超満員の観客の前で「夢をあきらめなければかばん持ちからでもプロレスラーになれます。」という名言を残しました。その団体が数年後日本のプロレス団体の中で最も集客力を誇る団体となりました。
 AKBグループのメンバーももともと歌もダンスもできなかった普通の女の子たち、また以前書かれていた“ソロでやっていくのは困難だという判断の根拠となる、極めて大きな欠陥を持つ人達”のグループがいまや日本一のアイドルグループとなり、遠い夢でもあった東京ドームにたどりつくことになりました。


類似点⑥ 既成概念から外れていたこと!!

 AKBグループは大人数である、常設劇場でほぼ毎日公演を行っているといったそれまでの既成概念からは大きく外れていることからのスタートでした。
 dragon gateもプロレスラーは体が大きくて強くなければならないという既成概念から大きく外れているレスラーたちで成り立っています。そもそもdragon gateは馬場、猪木というプロレス界の2大巨頭、2大団体の系譜を全くといいほど受けていない独自のスタイルを極めていった団体です。


類似点⑦ ファンとの距離が近いこと!!

 AKBグループは“会いにいけるアイドル”といったコンセプトの通りファンとの距離が近いです。
 dragon gateも試合後は選手自らグッズなどを売っていますし、試合の休憩時にはファンとの写真撮影会やサイン会を開いています。またdragon gateにはメジャー団体のようにリング外の客席とを区切るフェンスが存在しないため客席との距離も近いといえます。
 またdragon gateはプロレス団体の中でも最も年間試合数が多いと言われており、地方でも頻繁に試合を行っているためファンも見に行きやすい団体と言えると思います。


類似点⑧ テレビの影響をあまり受けないということ!!

 AKBグループは秋元康氏がかつてのおにゃんこクラブでの教訓をもとに、もともとテレビに頼らなくても成立しうるグループにしようとしていたと言われています。
 dragon gateも地上波の全国放送での定期的なテレビ放映は全くといっていいほどなく、今でも地方で深夜に不定期で放映されているだけです。それでも試合会場でお客さんの期待に応え続けてきたため、その信頼感が今の観客動員につながったと思います。


類似点⑨ 海外進出を果たしていること!!

 AKBグループは日本での成功を基にJKT48やSNH48といった海外を拠点としたグループを発足しています。
 dragon gateも日本での成功を基にdragon gate USAやdragon gate UKを設立し、アメリカやイギリスで定期的に興行を開催しています。


類似点⑩ 自前の人材を育てるということ!!

 AKBグループは劇場を通して自前で200人以上の人材を育てています。
 dragon gateもほぼ自前で鍛え上げた選手たちだけで大会場の試合も行いお客さんを満員にしています。
 要するに“地に足をつけた活動”をしていると思います。
 一方、ハッスル、pride、IGFといったプロレス・格闘技団体は選手をいろいろなところからかき集めてきただけなので一時的に大きな人気を集めたとしても長期的に見れば人気の凋落、団体の崩壊といった結末を招いたと思います。
 要するに“地に足をつけた活動”をしていなかったと思います。
 実はAKBグループの中でも乃木坂46だけはこれらの団体と同じ結末を招きそうな気がしてなりません。
 今現在確かにCDは20万以上と売れています。しかしメンバーの気持ちの中にそれだけのCDが売れている事実に対する心の支えとなるものがあるのかどうかだと思います。もしその心の支えが“自分たちの容姿や握手対応”であるとするのならばこれほど長期的にみて危ないものはないと思っています。


類似点⑪ “テーマ”の重要性を認識していること!!

 dragon gate(特に前身の闘龍門)が他の団体に比べて最も優れていたことが何かと言えば、私は”闘いにテーマを持たせたこと”だと思います。
 例えば大きな会場での興行で全8試合行ったとして、その8試合全てにお客さんの興味を引くような何らかのテーマを設けていたこと。はっきりいって所属全員がスター選手のはずもなく地味な中堅選手同士の試合もあるわけですが、そこにテーマさえあればお客さんは熱狂することもあると思います。
 逆にメジャー団体の実力のある有名選手同士が闘ったとしてもそこに何のテーマもなければ、ただ闘っているだけでそこに何の意味も生まなかったりすることがあります。凋落していったnoahや数年前凋落していたころの新日本はこの傾向が顕著だったと思います。
 例えばAKBのじゃんけん大会は、ただのじゃんけんでしかありません。
 有識者に「たかがじゃんけんであんなに大の大人が熱狂するなんてばかばかしい。」と言われていましたが、私は全く逆の意見で「たかがじゃんけんであったとしてもそこに明確なテーマさえあれば、人は熱狂する。」ということこそ学ぶべきことだと思います。
 AKBグループはテーマがセンター論争、選抜論争、チーム論争、昇格論争、ユニット論争、序列論争などと無限にあるからこそ面白いですよね・・・。


 最後に2012年末現在、dragon gateはピーク時より集客が落ちてきています。大きな原因は選手がほとんど入れ代わらず特に新しい選手の台頭が見られないためにマンネリ化していることが原因だと思います。
 AKBグループも今後人気を維持していくには、新しいメンバーの台頭しかないと思っています。出来れば1人ではなく、複数人の台頭が・・・。

投稿: たかとし | 2012.12.31 15:38

dragon gateのお家芸

”敗者髪切りマッチ”・・・・・


そういえば、

”素行不良により5人まとめて解雇事件(hkt48と悪冠一色)"

という共通点もありましたね・・・・。

投稿: たかとし | 2013.02.03 18:17

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