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新・私的AKB48論最終シーズンⅡ(その3)<改定版>

今回のお題は、「人物評:<山内鈴蘭>(チーム4)」

 とりあえず全く関係無い所から話を始めます。また表現が少し極端できつい言い回しをしていますが、そのつもりでお読みください。

 元々日本の芸能界は、下流階級の人達から始まりました。旅回りの大道芸人や見世物小屋なんてそんなにお金になる仕事ではないし、地方の公演なんてヤクザが仕切っているものと相場は決まっているので、綺麗事だけで済む話でもない。この状況は恐らく戦後もずっと続き、やがて映画やテレビの普及と共に少しずつ中流階級の人達も芸能界へと入ってくるようになりました。もし今回のAKB論という文脈の中でその転換点を一箇所だけ示すとすれば、…やっぱりおニャン子クラブなのかなあ。恐らく当時「普通の女の子たち」と呼ばれた彼女達が大挙して芸能界に進出したこと(あるいは彼女たちに触発されて芸能界にやってきた人々)によって、芸能界の構成比率は下流階級から中流階級中心へと少しずつシフトしていったのではないでしょうか(あくまでも象徴的な意味合いにおいて、という意味ですが)。

 さてそれでは上流階級出身者はどうだったかということですが、現時点でもほぼ芸能界に進出してきてはいないと筆者は考えます。確かに芸能界には億単位の金を貰っている人は数多く居ると思いますが、それはあくまでも労働と成果に対する正当な報酬であって、スタンスとしてはあくまでも「金を持っている中流階級(あるいは下級階級)」という事だと思うんですよね。もちろん上流階級出身者が芸能界にいたこともあるとは思うのですが、その大半は最初から継承権のランクが低い末っ子だったり、一族の鼻つまみ者のドラ息子(娘)だったりということが多かったように思います。あと叶姉妹などはセレブという括りになるわけですが、セレブという言葉には本来金持ちという意味合いはそれほどなく「有名であることだけで食べていける人」の意味合いが強いとされ(このあたりはwikiにもあまり詳しく載っていない)、その意味でも叶姉妹も上流階級とはなかなか言い難いと考えます。

 そうした中で筆者が山内鈴蘭が(もしかしたら日本芸能史上初とも言う位)特異な存在だと思うのは、彼女が本物の上流階級出身者であり、かつトップクラスの継承権の持ち主(一人娘なので)だということです。とにかく情報がオープンにならないのでどの程度の財産があるのかは良く判らないのですが、あの島田晴香が「鈴蘭の家は金持ちだ」という位なので、やはり相当なものだと思われます(ちなみに島田晴香の実家は老舗の旅館で、幼い頃から茶道・華道・日本舞踊を習っていた生粋のお嬢様育ち。筆者の基準からすれば十分金持ちです)。“上流階級”と“単なる金持ち”の違いを定義するはなかなか難しいのですが、「一代の金持ちは単なる成金だけど、三代続けば財閥」という言葉もあるようなので、これはもう継続性の問題としか言い様がない。山内鈴蘭の家柄は、彼女の話を聞いている限り父親もそこまでしゃかりきになって金を稼ぎまくっているという印象は全く無くて、むしろかなり優雅な生活を送っている印象が強い。また「あばあちゃんの趣味はジャングル探検」(←相当いい加減な認識だったけど)とも言っており、これまた一家総出で金を稼ぎまくっているという風情でもない。また「父の知人の紹介で、ドラマの撮影現場に入らせてもらった時に、篠原涼子を見て、自分もこんな輝いている女性になりたいと思い、芸能界にも興味を持つようになる」という記述もあることから、父親のコネクション力も相当なもの(山内剛カメラマンのコネという可能性もあるけど)。これはもう最低でも3代以上は続いた金持ちの家柄、すなわち“上流階級”出身と言ってしまっても良いのではないでしょうか。

そして山内鈴蘭がAKBにおいて成功するということは、非常に大きな意味を持ちます。大げさな言い方をすれば、山内鈴蘭の成功は日本芸能史における一大転換点に成り得るかもしれない、と言い換えても良いでしょう。これによって芸能界は(というか少なくとも48プロジェクトに関しては)世間で言われているほど乱れていない安全な所だという立証され(そもそも山内鈴蘭が在籍し続けている事自体がその証明になりえます)、実力主義で基本的には公平な人事が行われており(あくまでも基本的には、ですが)、団体行動を取る事による教育的効果も高く、努力もやっただけ報われる世界だということが(これもちょっと微妙なんだけど、まあ建前としてはということで)、上流階級社会に向けて発信されることになります。もうお分かりとだは思いますが、山内鈴蘭の成功によって、日本芸能史上初めて、上流階級出身者(単純に金持ちというだけではなくて、例えば高名な芸能人や著名人の子女など)の芸能界(というか48プロジェクト)への本格的な進出が始まる可能性があるということです。どんな人材が現れるか興味がありませんか?。すでに倉持明日香や石田安奈(ファンの間ではJリーガーの子女である事はあまり知られていないけれど、業界的には結構有名なんじゃないでしょうか。SKE選抜のCDジャケットのど真ん中に石田安奈の写真を載せた事がありましたが、あれはかなり効いてると思うよ)らの成功によって、有名スポーツ選手の子女の48プロジェクトへの進出はすでに始まっています。

上流階級出身者は、恐らく我々とは違った能力、常識を持った人々である可能性が高い。また人にはそれぞれ異なった才能があるわけで美貌、身体能力、特殊スキル、センスといった一般的なものありますが、中にはコネクション、財力という才能も有り得ます。これらだって使っちゃいけないという筋合いのものではないですよね?。例えば山内鈴蘭は、総選挙直前の5月18日に国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」のプロアマ戦に出場して、倉本昌弘プロからもお墨付きを貰ったとして、結構ニュースになりました(選挙では負けましたが)。AKS所属のメンバーで、この時期に大きくマスコミに取り上げられたメンバーは他にはいません。恐らく父親からの選挙に対する援護射撃だったと思うんだよね。もしそうだとしても、筆者は全く問題ないと考えます。だって美人は美貌を常にフル活用しているわけだし、ダンススキルだってみんな出し惜しみなんかしてないですよね。明確に反則と定められていること以外ならば、やれることは何でもやってみるべきだと筆者は考えます(これは筆者の昔からの信念です)。今後AKB48新聞において、山内鈴蘭のソロページ企画がスタートするわけですが、筆者的には当然100%ウエルカムです。使える手段は全部使う、それでも夢まで手が届くか判らないのに、なぜ故意に手を抜かなければならないのか。建前論で世の中何とかなると思っている奴は、絶対に世間を舐めてる奴だと思うんだけど。

また資産家や著名人の子女の48プロジェクトへの参入によって、プロジェクト内部での階級闘争が始まると共に、今まで自分のルーツを明らかにしてこなかったメンバー達もそれぞれの出自を明らかにしていくことによって、彼女達が所属していたジャンルを背負っての戦いが始まる可能性が高いと考えます(長過ぎて訳が判らない文章だと思うんで、無視してそのまま先へお進みください)。例えば歌舞伎宗家の子女がAKBにやってきたとすれば、彼女は一門の看板を背負ってAKBでの出世競争に参戦することになります。無様な所は見せられないですよね。また最初から出自を武器としてくる上流階級出身者に対して、すでに在籍しているメンバー達は、ただパフォーマンスだけで勝負したって勝てるわけがありません。だから彼女達も出自を明確にし、自分が何を背負って戦っているのかもはっきりと宣言する必要が生ずる可能性が高い。例えば48プロジェクトにおけるダンススクール最大派閥だと思われるキャレスの看板を背負った木下有希子、かなり劣勢な状況に追い込まれている沖縄アクターズスクールの斉藤真木子、クラシックバレー界からは優勝経験も持つ須田亜香里など、争点と成り得るメンバーはいくらでもいます(例えば“歌舞伎宗家vsクラシックバレーのチャンピオン”みたいな対立軸が構築できるということです)。この位まで見通しが良くなって、初めて48プロジェクトはハイコンテクストとして最終完成形に近づくんじゃないかなと、筆者は考えています。そしてそれもこれも、山内鈴蘭の仕上がり具合にかかってるんじゃないかなと思っているんだけどね。

 ここから先は公演等からによる断片的な情報を元にしていますので、もし明確な間違いなどがありましたら御教授下さい。訂正させていただきます。

さて山内鈴蘭ですが、彼女は上流階級の一人娘でありながら勉強に関してはそれほど厳しくはしつけられていません(ちなみに彼女の年上の従兄弟は東大理科三類(日本の全大学における最難関)現役ストレート合格との事。これが上流階級ってもんです)。父親が考えていた山内鈴蘭の人生設計ですが、恐らく私立名門大学にでも入れて、海外に何年間か留学でもさせて、帰ってきたら良い所の御曹司を婿養子に迎えて結婚させる、という段取りだったんじゃないでしょうか(ちなみに他のメンバーの話によると、山内鈴蘭の通う高校は、彼女が中学時代に学校見学に行ったことがある私立名門校とのこと。エスカレータ式だと思うよ)。ゴルフに関しては、wikiを見ると「父親からはプロゴルファーになれと言われ~」と書いてあるんだけど、父親は本当に本気だったのかね。確かに山内鈴蘭のあの美しいドライバースイングを見ると「すごく金をかけたんだろうなあ」とは思うんだけど、でもハイスコアが約100でしょ???(「週刊AKB」の後藤Pが鼻先で笑っちゃうスコアです)。多分無理だとじゃないかなあ~。野球で例えれば「時速120kmのボールが打てないけど、プロを目指してます」って言うようなもんだと思うんだけど。

 実際には、父親はただ愛娘と一緒に、休みの日にゴルフをやって遊びたかっただけなんじゃないでしょうか。<<そのためだけに>>レッスンプロ(猛烈に金がかかります)を付けて、幼少の頃からゴルフを学ばせていたと。才能があってプロゴルファーになれるならそれはそれで構わないし、なれなくても全然構わない。どうせゴール(24~25歳で婿を取って結婚)は一緒なんだから。とか思っていたら、ある日突然、山内鈴蘭が「私、AKBに入りたい」とか言い出したわけです。父親としては「芸能界なんて乱れた世界に、一人娘をやるなんてとんでもない!」という気持ちだったことでしょう。ところが母親が裏切ります(笑)(他のメンバーの話を聞いていても、だいたいこのパターンのような気がします)。思うに母親も芸能界に憧れを持っていたんじゃないでしょうか。話がちっともまとまらない中、ついに山内鈴蘭は家出を決行します。といっても金持ちの家出なんで、着の身着のままなんてことは有り得ません。山内鈴蘭は母親と二人だけでAKBのレッスン場のすぐ側にマンションを買って、そこに移り住んで来たのでした。…このあたりまでの信憑性は60%位かなあ(事実関係の正誤はともかく、順番と心象がこれで正しいのかが良く判らない)。山内鈴蘭は「(研究生合格当時)最近引越しました」「(研究生合格当時)レッスンで帰りが2~3時になっても、お母さんはご飯を食べないで待っていてくれます」と言っていたんだけど、千葉の実家からの通いだとすると終電が間に合わないんで、多分近くに引っ越して来たと思うんだよね。また他の研究生が「鈴蘭のマンションに遊びに行ったことがあるけど、(みんなの家の中で)一番大きかった」とも言っており、逆に千葉の実家だとすると「大きかった」とかいうレベルの表現では済まないんじゃないでしょうか(そもそも実家がマンションなのか、という話でもあるし)。あと「この前、生まれて初めての銭湯だったんで、一張羅着て行って来ました♪」というどこからどう突っ込んだら良い物やらよく判らないエピソードもあるんだけど(笑)、これなんかも恐らく千葉の実家から出かけたのでは無い気がします。

 (で話を戻すと)しばらくの間は父親とも険悪な仲だったみたいなんだけど(「この間パパと久しぶりに一緒にゴルフをしたんだけど、猫なで声を出して擦り寄ってきたんで頭にきて足を蹴飛ばしてやりました」とか言っていたんで)、しばらくしたら「パパと仲直りしました」と言い、帰りも「千葉組」だと言い出したので、恐らく父親が折れて山内鈴蘭のAKB入団を許し、代わりに母娘で千葉の実家に戻ったんじゃないでしょうか。その間、父親としてもたまったもんじゃなかったと思うよ。だってある日突然奥さんと一人娘が家を出てっちゃったんだから、AKBのせいでほとんど家庭崩壊じゃないですか(笑)。もう一つ、父親がAKB入団を認めた理由としては、協調性に関する例の超有名エピソード(エケペディア参照)が原因なんじゃないでしょうか。出自を考えれば協調性を磨く機会なんてそれほど多くはないだろうし、ゴルフも個人スポーツだしね。元々父親は山内鈴蘭の学歴に関してはそれほどこだわりは無かったと思うし、むしろ団体生活を経験して人間的な成長を促したほうが後々のためになると考え直したんじゃないでしょうか。良いお父さんですよね(でも父親が考えている山内鈴蘭のゴールは、きっと今でも変わっていないと思うよ)。

 とまあいうことで山内鈴蘭の今後についてですが、彼女がお金に一切執着が無いのは明白です。恐らく月給が千円でも、10万円でも、1000万円でも、全く気にしないでしょう(金が惜しいなら、ゴルフの個人レッスンなんて絶対に受けねーよ!)。つまり普通の芸能人が芸能界に執着する最大の理由である“金”が一切関係ない以上、彼女がAKBに固執する理由は「良いパフォーマンスを見せたい」とか「自分に負けたくない」といった、非常に内在的な理由からということになります(逆に言うと、だからこそあんなにもサービス精神が旺盛なんですよ)。結論から言ってしまえば、山内鈴蘭のAKB卒業は、年齢的にもかなり早いタイミングなのではないでしょうか。まして父親から強力なプレッシャーがかかるとなれば、尚更です。引き止める方法としては、…やっぱり出世させてあげるしかないんじゃないですかね。で、父親のプレッシャーを跳ね除けるだけの本人のやる気を出させてあげると。秋元康氏としても山内鈴蘭を仕上げられるかどうかは、今後の48プロジェクトの存続という意味においても、非常に大きな意味を持ってくるのは明白です。今後の人材的なバリエーションという問題もあるし、ビジネス的にも上流階級出身のメンバーがキーとなって新たな大物の出資者が現れる可能性だって十分にありえます(新たにグループを作れるかもしれない、ってことです)。結構時間は限られていると思うんで、色々と急がないといけないと思うんだけどね。

 最後に上流階級の話に付随して、結婚の話を少しだけ。過去も現在も(そして恐らくは未来も)、結婚対象としての女性には、職業によるランクというものが存在しています(つまり中流階級以下の女性にとって、どの職業につけば玉の輿に乗りやすいのかという話です)。例えば明治時代ならば芸者が最もランクが上でしたし、戦後は最先端の乗り物の搭乗員(エレベーターガール、バスガール、スチュワーデスなど)が最上位だった時代もありました。現在は(筆者の主観ですが)テレビの女子アナウンサーが一番ランクが上なのかなと思っています。で本題なんですが、あと5年もしたら「AKBから嫁を採る」というのが最先端になる時代がやってくるのではないでしょうか(花嫁修業でAKB、ってのも面白いかもしれません(笑))。まず数千倍のオーディションを勝ち抜いてきたわけですから美形度は高い、根性が据わっているので我慢強く辛抱強い(これだけは絶対に間違いないでしょ(笑))、団体行動が叩きこまれているので礼儀作法などの対外的な対応も得意、芸能界&マスコミ慣れしてるんで様々な局面で夫のフォローアップが可能、なまじの学閥よりもはるかに強力なネットワークがあらゆる業界に張り巡らされているので将来的にも心強い、本人的には遣りたいことは限界までやりきった筈なので家庭への収まりも良い、といったメリットはあるんじゃないでしょうか。結構上流階級のお嫁さん向きだと思うんだけど(ちょ~っと、気が強すぎるかなあ(笑))。まあAKBの気風は自主独立の気運なので、若い内から結婚というメンバーはなかなかいない気もするんだけど、逆に誰も結婚して幸せになるメンバーが現れないということにでもなれば、今度は「AKBに入ると結婚できなくなるからダメ!」という方向で親からオーディションに対する規制がかけられちゃう可能性もあるわけで、非常に難しい所です。その意味でも、山内鈴蘭は一つの試金石だと思うんだよねー。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

久しぶりに少年王3号さんのakbに関する以前の考察を見てみようと思って開いてみたら数か月ぶりに更新していてびっくり!

投稿: | 2011.11.04 01:31

更新再開、お疲れさまです。

さて、今回の論考、上流階級の定義をはっきりさせた方がよかったかもしれないですね。
山内家の実態は知らないですけど、資産家と上流階級ってちょっと違うと思うし。

ちなみに本物の上流出身で芸能界で成功した人としては久我美子などがすでにいます。
日本の芸能界じゃないけどオノ・ヨーコも上流出身だし、
現役感のあるところでは松岡修三なども名家出身ですよね。

ちなみに松岡修三の奥さんは女子アナで、お母さんは宝塚出身。
昔は(今もかな)宝塚出身者の上流階級の花嫁候補としての格付けは高いみたいです。
まあ、もともとあそこは相当なお嬢ぞろいですけどね。
AKBもそうなっていったらすごいです。

投稿: PJ | 2011.11.04 14:08

山内鈴蘭さんのことについてはあまり存じ上げないのですが、
その苗字から察するに、あの山内家なんでしょうか。
だとしたらとんでもない家柄ですね。
旧華族ですし、公開して良いものかどうか。

投稿: | 2011.11.11 09:58

新規ファンとして,熟読させて頂いてました.休止はすごく残念だーと思っていたのですが,本当にもうこれでおしまいなのですか?

さて,PJさんが書かれているように,上流階級と資産家はちょっと違いますし,どの時代に資産を形成したかとか,どの業界で力があるかによって価値観はだいぶ違うので,残念ながら今回のこのエントリには相当な違和感があります(自分は上流階級でも資産家でもないけれど,周りに旧**財閥の子供とか**元首相の孫とか誰もが知ってる企業の創業者一家の跡取りとかがいたので,なんとなく彼らの複雑な関係を見てました).

また,女性の職業別花嫁候補ランキングもちょっと違うと思う.少年王3号さん自身も書かれている通り,芸能人やスポーツ選手というのはもともと「出自に関係なく個人の能力のみで一発逆転を狙える」職業なので,能力は尊ばれて資産は形成されるでしょうが,階級としては下です.デパガ・スッチーも,容姿も礼儀も教養も求められる立派な職業ではありますが,結局はサービス業ですから,娘を働かせる必要のないお家のお嬢様はなりません.本当のお嬢様は,不特定多数に姿をさらしたり,額に汗して働いたりしないのです(それが正しいかは別にして,今でもそう思っている階層は存在します).宝塚歌劇団員が花嫁ランキングの上位であるのは,もともと入学するのに身元調査があったり,バレエや声楽などを小さい頃から習える環境にないと入れなかったり,入学してからの厳しい上下関係や異性関係の制限で,清く正しいお嬢様であることが保証されるからです.そもそも見に来る人たちは殆どが一定以上の資産のある家の奥様お嬢様が中心でしょう? 厚い化粧と長いスカートで覆って,肌をさらしたりしないでしょう?
家柄にうるさくない新規の資産家や自営業(嫁の容姿や人脈が武器となる)では,少年王3号さんのおっしゃる通りのランキングかも知れませんが,上流階級ではどうかな・・・

ただ,現代日本においては,家柄を誇るのみの上流階級はそのプライドを維持するのが難しくなる傾向にあります.お坊ちゃま・お嬢様も個人の能力が高くないと生き残れないというか.なので,今後は前時代的な考えは廃れていくのかも知れません.ある程度以上の家柄・教育レベルの家の子供が芸能人になることも珍しくないでしょうし,芸さえよければと品行不良だったりすれば,簡単に叩かれますから.
AKB48に関しても,山内さんや竹内さんのような子が志願してくるようになっているわけですから,今後不祥事を起こさず人気を保つことができれば,EXILEや宝塚のように,所属していることが品行方正で能力の高い証拠,となっていくかも知れませんね.

最後に,できればこれで終わりになんて言わないで続けて下さい〜.これからどんどん進化を続けるAKBプロジェクトについて,少年王3号さんの考察を読みたいです.

投稿: chika | 2011.11.11 13:08

 まず、本文が入り組んでいて非常に判り辛い内容である事をお詫びします。去年書いた文章に、今回書いた分を足した結果、重層的な構造にになっちゃったんですよね。

>さて、今回の論考、上流階級の定義をはっきりさせた方がよかったかもしれないですね。
山内家の実態は知らないですけど、資産家と上流階級ってちょっと違うと思うし。
>さて,PJさんが書かれているように,上流階級と資産家はちょっと違いますし

 今回の分に関してはかなりの量のクレームが来る事を覚悟していたんだけど(結構憶測で押し切っちゃった所が多いんで)、皆さんが気になるのはやっぱり“定義”の部分なんですね。結構さらっと流しちゃった所なんだよな~(笑)。さらに判り辛くなるとは思うんで本当に申し訳ないんですが、暇を見て改定しておきます。

>その苗字から察するに、あの山内家なんでしょうか

 判んないですね~(笑)。ただ千葉に住んでいるという事なんで、仮に一族だとしても本家の跡取りでは無いとは思うんですが。本当にやばい名字だとAKBも芸名を認めているんで(中山奈々→山田奈々とか)、芸名(あるいは母方の名字とか)である可能性も否定はできません。

>また,女性の職業別花嫁候補ランキングもちょっと違うと思う.

 この辺も筆者の文章が非常に判り辛いのは重々承知の上なんであんまり言える筋合いでもないのですが、ここで言う女性の職業というのは,あくまでも「上流階級の男性が、中流階級以下の女性を結婚相手として選ぶ場合には、どの職業の女性が有利か」という話になります。だから明治時代の例として挙がっているのが、芸者なんですよ。判り辛くて大変申し訳ありません。

投稿: 少年王3号 | 2011.11.14 00:19

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