« 新・私的AKB48論5th(その16) | トップページ | 新・私的AKB48論5th(その18) »

新・私的AKB48論5th(その17)

今回のお題は、「フレンチキスは、本当にエイベックスでいーの?(スーパーガールズ編)」

 なんか表題自体がすっかり陳腐化しちゃいましたね(爆)。気を取り直して、今回はスーパーガールズについてまとめて行きたいのですが、その前に2年前にお約束した(だ~れもそんなこと憶えてないって!!)ビーバスミュージッククラブの話から始めさせていただきます。ビーバスの発足は2007年9月なのですが、筆者的には当時、このビーバスこそがAKBの最大のライバルになると考えていたんですよね(完全に間違いでしたが)。ビーバスは業界最大手のソニーミュージックが、アイドル誌BOMBと組んで立ち上げたアイドルグループであり、AKBの利権から漏れた(笑)芸能事務所(ボックス、フィットワン、オスカーなど総勢15事務所!!)のメンバー(要するにBOMBのモデル出身ですね)が所属していました。人数は18名でしたが、状況によっては幾らでも増やす用意はあったでしょう。もうAKB相手に戦争する気、まんまんでしょ?(笑)。そしてビーバスの切り札だったのが、“全てをBOMB読者の人気投票によって決定する”というシステムでした。ビーバスのメンバーも人気投票で決めたものなら、その中でデビュー曲を歌うのも人気投票の結果、というわけです。…どこかで聞いた事のあるやりかたですよね?。そう、まさしくAKB総選挙そのまんまです(爆)。つまりAKB総選挙の原型は恐らくビーバスにあったのではないか、というのが筆者の推論です。システム面では、ばっちりに見えませんか?(当時の筆者には見えたんですっ(泣))。

 ではビーバスはなぜ駄目になったのか。ここから先は全て筆者の推論になりますが、まず第一に月刊誌のBOMBとホームページの更新(&ブログ)だけでは、情報量が決定的に足りなかったのではないかということです。AKB最大の強みは毎日の劇場公演のネット配信(と今になってみれば地上波テレビなどの圧倒的なメディア露出)に伴う、デイリーで更新される情報力の多さなのですが、ビーバスの雑誌展開(正確にはCSの番組もありましたが)というマンスリーの速度では現在の情報化社会に適応し切れなかったのではないかということです(まあ30分の1の速度なんで)。だから当然ファンの感情移入度もさっぱり上がらなかったと思われるわけで(だってグラビア写真1ページ見ただけで、大枚はたいて投票なんて有り得ないでしょ?)、ねずみの言葉を借りれば「柱の無い家は倒れます」ということになるんでしょうね。もう一つ憶測全開で言えば、ビーバスの解散は2008年12月なのですが、この時期ボックスは2名、ソニーミュージックは1名、それぞれAKBアイドリングにメンバーを送り込もうとしていた時期であり、その辺りの絡みもあって空中分解してしまった可能性もあるのかな、という印象を持っています。

 さてここでスーパーガールズに話を戻しますが、率直に言わせて貰うとシステム的にビーバスと何処が違うのか、筆者には良く判らないんですよね。ファン投票によってメンバーを決めるというインタラクティブなシステムには問題は無いと思うのですが、肝心の「柱の無い家は倒れます」の部分がどうクリアされているのか全く見えてこない。AKBにとっての柱が毎日の劇場公演であるように、アイドリングの柱がCSで毎日放映されているテレビ番組であるように、スーパーガールズの柱が何であるのかが最大の問題です。この部分を、(SKEも含めて)どいつもこいつも、甘く見すぎだと思うんだよね!!。もう一つ、スーパーガールズのメンバーの容姿に関しては、筆者的には現役のアイドルグループの中では最高クラスと思います。間違い無く、AKBよりは上でしょうね。ただ容姿に関して言えば、ビーバスだってAKBよりは上だったと思っているわけで(だって全員モデル出身だし)、容姿だけで勝てるなら今頃ビーバスが天下を取っている筈ですよね。つまり容姿はアドバンテージとしてかなり大きいのは間違いありませんが、勝利のための決定的な要因には成り得ないのではないかと筆者は考えます。

 あとスーパーガールズのスタンスも、筆者的にはあんまり好きじゃないんだよね~。「ライバルはAKBさんです!」と言うのはこのご時勢言わざるを得ない所なんだけど、「10年後もこのメンバーで活動していきたい」は“寝言は寝て言え!”って話です。現役リアル系アイドルの初期メンの損耗率がどれだけ高いか判った上でこういうことを言っているのかね。例えばAKBに関して言えば、一期生では20名中残ったのはたった6名のみで、損耗率70%。アイドリングに関して言えば、一期生では10名中残ったのは5名で、損耗率は50%。ももいろクローバーに至っては、正式メンバー数6名に対してすでに5名が入れ替わっており(正確には5名居なくなったわけではないので5回と言うべきか)、損耗率は80%以上(正確では無いですが)にも及びます。つまり大人数のアイドルグループの場合、数年後まで生き残れるのはせいぜい半数程度であり、他のアイドルとの競争もさることながら、内部での切磋琢磨が必要不可欠なんだけど、その辺りの意識がスーパーガールズに関しては決定的に欠けている気がしてなりません。またスーパーガールズの立ち上げが、東京女子流の立ち上げ直後(つまり東京女子流の人気が全く安定していない状況)だというのもさっぱり理解出来ない所であり、エイベックスが何をしたいのか筆者には良く判んないんだよね~。強いて言えば、左手が何をしているか右手が判ってない状況とでも言えば良いのか…。

エイベックスさん、本当に大丈夫?(続く)

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

|

« 新・私的AKB48論5th(その16) | トップページ | 新・私的AKB48論5th(その18) »

芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

スーパーガールズの稼農楓は、フレンチ・キスの高城亜樹の個別握手会に何度も行くほどの熱烈なファンだったんですよ
そんな2人が同じレコード会社になり、さらにライバル関係になる可能性があると言うのが面白いです

投稿: | 2010.12.05 20:32

スーパーガールズで最近1番話題になったのがコンサートの中止だというのが何とも切ないものです(宣伝なところもある気がしますが)

投稿: MSmask | 2010.12.06 17:14

いつも楽しみに拝見してます。

>(SKEも含め)どいつもこいつも…

全くですね。特にどこぞの髭の支配人に読んで欲しいです。
内側に居るから、もっとよく見えてるハズなんですが…、もどかし過ぎます。

ちなみに、自分には今のsuper girlsはSKEと同じく運営が原因で躓いてるように見えますが…。
(まぁ向こうは天下のエイベックスですがw)

投稿: じお | 2010.12.06 21:43

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26541/50216988

この記事へのトラックバック一覧です: 新・私的AKB48論5th(その17):

« 新・私的AKB48論5th(その16) | トップページ | 新・私的AKB48論5th(その18) »