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新・私的AKB48論5th(その6)

今回のお題は、「『マジすか学園』に見る、ダンスと格闘技の相関関係について」

 今回は「格闘技ヲタ」的な視点から。筆者が十数年前に読んだ、少林寺拳法の素養のあるSF作家・菊地秀行氏の書いたSFアクション小説「エイリアン京洛異妖編」の中の一節に、「ダンスの上手い奴は、格闘技も強い!」というものがありました。筆者的に「ほんまかいな」というもやもやとした気持ちのままここまで生きてきたわけですが(笑)、ついに「マジすか学園」という絶好のサンプルに出会う事が出来たので(爆)、早速検証してみたいと思います(注:ここでは“格闘技”、という言葉を“殺陣”“構え”という言葉に置き換えます)。

「前田敦子」:ダンスのスキルに関してイマイチ評価が低い(それでもこの一年で本当に上達したと思いますが)前田敦子ですが、殺陣を見る限り(普通に“女優”として考えれば十分な出来ですが)、実戦ではあまり強く無さそうですよね(笑)。まず構えですが、べた足で重心を後ろに置いた構えは空手の型に近い感じですが、棒立ちな感じでほとんどディフェンスが考慮されているとは思えず、一撃で相手を沈められなければ相当手酷い反撃を喰らいそうです。つーか、劇中の前田敦子はあの構えでよく学ランの「時速100kmパンチ」を全弾かわしきったよな。その辺は喧嘩の“天才”ゆえとしか言いようがないですね(笑)。また劇中で前田敦子は、すぐに腕を掴まれて接近戦に持ち込まれていますが、あの構えでは致し方が無いでしょうね。

「大島優子」:ほとんど殺陣のシーンは無いのですが、一番の見せ場は第6話でヤバクネ三十名による殴り込みを一人で撃退したシーン。短時間ながら、見事な殺陣だったと思います。格闘技のセオリーには無い動きですが、前蹴りを主武器とする一連の攻撃を見事な気迫で演じていました。…殺陣だけではなく実際に戦わせてみても、相当やれるんじゃないですかね。基本的な運動能力も相当高いわけだし。まあ体重が軽いんで、戦える相手は限られちゃうのかもしれないけど。

「篠田麻里子」:篠田麻里子もあまりダンスの上手さには定評が無いですが、殺陣の上手さは前田敦子とどっこいどっこいって所ですか。構えも重心を後ろに置いた空手に近い構えで非常に棒立ち感が強いですが(笑)、劇中的には(ヒール込みで)176cmという長身を考えると、(前田敦子の場合と違って)実は結構リアリティのある構えと言えるかも知れません。K-1のセームシュルトもそうなんだけど、動きだけ見ているとさっぱり強そうじゃないんだけど、長身という特性を考えると非常に合理的な動きではあるんだよね。主な攻撃は長いリーチを生かしたストレートと、距離を取る前蹴りと、抱え込んでの膝蹴りだけで十分なんで。ただ篠田麻里子が実際に喧嘩に強いかと言うと、…あの動きを見ている限り、あんまりセンスが無いような気がするなあ。

「板野友美」:構えだけで言えば、AKB最強は板野友美じゃないでしょうか。秋元才加より綺麗なんじゃないかなあ。他は全員空手に近いべた足の構えなんだけど、板野友美だけはキックボクシングに近い構えなんだよね。拳を高くアップライトに構えて、軽くフットワークを踏むあの構えは、相当実戦的なんじゃないでしょうか。ハイキックも綺麗だったし。ただ24時間テレビで夜中にヤンキーのかっこをしてこの構えをした時に、軽く殺陣をやったんだけど(よほどこの構えが気に入ったんでしょうね)、動き自体は<<全然駄目だった>>ので(爆)、才能が有ると言うことと、実際に強いと言うことには全然別のことなんだと痛感しました(←当然だってば(笑))。

あとは主だった所を一まとめで。
「柏木由紀」:みんなと同じ空手に近い構えなんだけど、前田敦子よりもさらに棒立ちな気がします。ダンスもそこまで高評価というわけではないと思うし。劇中的には、あの構えで高速移動できる所が凶悪なんだけどさ(笑)。
「松井玲奈」:不明です。ゲキカラの場合、構えとか言う問題じゃないんで(笑)。本人は剣道市大会三位なんで、正統派のキャラだったら結構イケてたのかもしれませんが。ただ松井玲奈もダンスのセンスで勝負するタイプでは無いし、どーなんだろ?
「河西智美」:やっぱり少し腰が引けてる気がします。もちろん“女優の殺陣”としては十分過ぎる出来なんだけどさ。ダンスも表現力はあると思うんだけど、技術やキレで勝負するタイプではないと思うし。
「山椒姉妹」:三人とも劇中でも全然強そうには見えないし、実戦でも超弱いと思う。三人ともダンスも上手いと言う評価では無いと思うし。まあ山椒姉妹の場合、役柄の問題で構えも何もあったもんじゃないのは事実なんだけど。
「秋元才加」:本職さんなんで、構えも殺陣もすばらしいです。ただ秋元才加の場合、むしろ“格闘技が強いとダンスも上手いのか”という別のテーマの話になっちゃうんだよね。本人は否定するけど、ダンスは大きくて凄く見栄えが良いと思うのだけど。
「宮澤佐江」:役柄的に格闘技の動きじゃないんで、構えとかあんまり無いんだけど、動き自体はかなり良い気がします。ダンスも相当上の方のランクだと思うし。本当に男に見えちゃうよね~(爆)

 とまあいう感じで見ていくと、大まかにダンスが上手いと言われているメンバーの方が、殺陣も上手いと言ってしまって良いのではないでしょうか。こうなるとレギュラークラスでは、ダンスに定評のある、松井珠理奈・北原里英あたりの殺陣は見てみたかったねえ(北原里英がうなぎ役に納得していなかったのは、指原莉乃の手下役になったということもあったんだろうけど、殺陣が無かったのが不満だったんじゃないでしょうか)。ダンスに定評のある峯岸みなみに関しては、「GIゴロー」の安全格闘技で気迫あふれるファイトを見せてくれたので、筆者的にはもう十分です(笑)。実際に殺陣をやらせても、結構いけるんじゃないでしょうか。努力型の天才である高橋みなみも、「愛しさのアクセル」での剣による殺陣を見ると、かなりのセンスの良さを感じます。逆に渡辺麻友・小野恵令奈の殺陣は、むしろ見なくて良いです(爆)

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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