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新・私的AKB48論5th(その10)

今回のお題は、「サイゾーウーマン『AKB48を出すと売り上げ減?AKB48ブームに便乗して頭を抱える出版社』について」

ヒートついでにもう一本(爆)

http://www.cyzowoman.com/2010/09/post_2413.html

 日刊サイゾーがAKBに対して攻撃的なのは遙か昔からなんだけど、最近はAKBファンを矢面に立たせたりしてかなり上手くやってきた感じもあるのですが(笑)、サイゾーウーマンに関しては今でもやりたい放題やっているようで、今回久しぶりに物凄い記事を見つけたので、ちょっとだけ触れてみたいと思います。要するに「AKB関連の本を出すと全然売れない」→「AKBが悪い」→「AKBはもう落ち目」という論旨の文章を書こうとしているみたいなんだけど、この文章ってちっともそういう構成になっていないんだよね(爆)。そもそもこの文章の前提自体に問題があったのか、文章を書いた人の力量に問題があったのか…。一つずつ見ていってみましょう

>21日に19枚目のシングルを歌うメンバーを選抜する『じゃんけん選抜』を行ったAKB48。しかし6月に行われた『AKB48総選挙』に比べ、盛り上がりに欠けた印象は拭えない。実際、マスコミ関係者の間では「AKB48ブームももう終わりか......」という声が挙がり始めているという。

 そもそも『じゃんけん選抜』が『AKB48総選挙』以上に盛り上がると考えた馬鹿者が一体誰なのか、というのが問題です。『じゃんけん選抜』が『AKB48総選挙』よりも盛り上がらなかった理由を簡単に述べると、

1、インタラクティブ(双方向)性が全く無い。総選挙は投票する(CDを買う)という形でファンがイベントに参加することが出来たが、じゃんけんにはそれが全く無い
2、予想をする楽しみが無い。じゃんけんは完全に運任せなので、ファン同士が話題にして盛り上がることすら難しい
3、メンバーの未来が掛かっていない。総選挙は順位がそのままメンバーの通信簿になるため、押しメンに対する感情移入度が非常に高いが、じゃんけんは勝っても負けてもメンバーの評価には関係ないので、ファンとしても他人事

といった所でしょうか。どれもイベントとしては<<致命的なまでに『じゃんけん選抜』が『AKB48総選挙』よりも劣っている>>ということに他なりません。だから盛り上がりが総選挙よりも低いのは当然です。それを“マスコミ関係者の間では「AKB48ブームももう終わりか......」という声が挙がり始めている”って??。まずそんなことを言っている“マスコミ関係者”が誰なのか知りたいですよね(笑)。この程度の分析も出来ないのに、AKBの将来を語ろうなんていう連中なんで、能力的に相当問題が有りそうですが。日刊サイゾーの場合は、こういう書き方をする時は大抵捏造か自分達(←一応マスコミ関係者なんで(笑))が言っているだけの場合ばかりだったんだけど、サイゾーウーマンの場合も何かそんな感じですね。

>「FRIDAY編集部が発売した『総選挙公式ガイドブック』は、初版10万弱がすぐに完売し、増刷をして13万部の売り上げを記録。億単位の黒字になったとか。それで今度はFLASH編集部が『じゃんけん選抜公式ガイドブック』を発売することになり、初版16万部を刷ったそうなんですが、第一週目に6万部を売り上げた以降は売り上げがストップ。結局は10万部にも届いていないようなんです」(スポーツ紙記者)

 当たり前だ、馬鹿たれ!。じゃんけんが総選挙に匹敵するイベントかどうかなんて、ちょっとでも分析すれば判る事で、ジャンケン本が総選挙本と同等かそれ以上になんて売れる筈が無い事位、誰にでも理解出来ることだろうが!。こんなFLASH編集部の見通し甘すぎの初版発行部数のミスまで、AKBは背負わないといけないんですか(泣)。なんか“風が吹けば桶屋が儲かる”よりも、もっと酷い話だと思うんですけど。

>また8月には、「an・an」(マガジンハウス)でAKB48としては初となる女性誌の表紙を飾り話題を集めた。さらに、現在発売中の「FRaU」(講談社)では前田敦子と大島優子の2人が表紙を飾っているが、実はどちらも頭を抱えるほどの売れ行きの悪さだという。

 その理由は、この直後の文章で(書店店員)さんがきちんと説明してくれています。

1、「『an・an』はイケメンを掲載していない号は売り上げがイマイチ
2、ティーン誌ならまだしも、この2誌の読者層とAKBが合わないのは明白なんですが.....

 完璧な説明です。売れ行きが悪かったのは、AKBのせいではないのは明白ですね?(AKBを起用した人の責任です)。もっと言えば、編集部の人は売り上げ的に不利なのは承知の上でも、仕事なんだからがんばってAKBメンバーを盛り立てて発行部数を増やさなければと考えるべきだと思うのですが、恐らく編集部も上層部にAKBを押し付けられて嫌々やった仕事だったんでしょうね。それが滲み出ていたからこそ、いつも以上に売れなかったということなのでしょう。一応言っておくと、筆者はジャンルに関わらずAKBが載っている本は一通り見て、面白そうだったら買うようにしています。「TARZAN」なんかは本来なら絶対に買わない雑誌なんだけど、中身を見て面白そうだったんで買いました。「an・an」「FRaU」はちっとも面白くなさそうだったんで、買いませんでした。

>AKB48メンバーの篠田麻里子は「MORE」、小嶋陽菜は「MAQUIA」(ともに集英社)でモデルを務めているが、それも写真集などの利権を獲得するための起用だと言われている。

 本当かね。篠田麻里子は丁度一年に一冊づつ写真集を出版しているのですが、この程度の発行部数では写真集なんてそんなに儲かるものでも無いと思うんだけど、本当に写真集の利権だけのためにモデルとして起用しているのかな。筆者としては、“サムデイから圧力が掛かった”という方が、よっぽど納得がいくんだけど。小嶋陽菜に至っては、出版した写真集が一冊だけ(しかもカレンダーは別会社から発売)なんだけど、たったそれだけのためにモデルとして使い続けているのかね。何か全然本質を突いていない気がするんですけど。

>でも最近はどこの出版社もAKB48ブームに陰りが出てきたことに気づき始めたので、来年以降は一気に雑誌の露出は減るでしょうね。出版不況のいま、出版社は売り上げに対してシビアですから」(芸能ライター)

 意味が全くわかりません。もし仮にAKBブーム(筆者はAKBのある風景は、ブームではなく単なる日常だと思っていますが)に陰りが出ており、出版社が本当に売り上げにシビアだったら、今すぐ雑誌への露出は激減するんじゃないでしょうか。なぜ来年まで待たなきゃいけないんですかね。その間に雑誌が潰れちゃったらどーするの???。現時点で恐らく日本で最も売れている雑誌である週刊少年ジャンプ(は無理なんでヤングジャンプと週刊プレイボーイ)、週刊少年マガジン(&ヤングマガジン)、週刊少年サンデー、週刊少年チャンピオン(&ヤングチャンピオン)に、現在AKBはグラビアを載せまくりの状態で、それは問題としては「an・an」「FRaU」なんかよりも遙かに大きな事だと思うのですが、いかがでしょうか。

>雑誌の売り上げだけが人気の指標とは言い切れないが、人気芸能人ならば増刷がかかるのもよくある話。女性ファンも多いと言われるAKB48だが、実際に購入する層は出版社が見込んだよりずっと少なかったのかもしれない。ブームも落ち着いたなんて言われてしまわぬよう、ここからさらなる力を発揮してもらいたい。

 なんか綺麗事で締めてるけど、今回の記事では“AKBの人気に陰りが出た”せいで売り上げが落ちた雑誌は一つも紹介されていないし、「an・an」「FRaU」もAKBが悪くて売り上げが減ったわけでは無いですよね。つまりタイトルと内容が全く一致していないのですが、そんなんでサイゾーウーマンさんこそ本当に大丈夫なんですか?。サイゾーウーマンって、AKB以外でもこんなレベルの記事ばっかりなんでしょうか(笑)。“ここからさらなる力を発揮”しないとヤバイのは、むしろあなた方だと思うんですが。

…ところで昔から日刊サイゾーには、嘘しか言わない芸能ライターが情報を提供していたんだよね。第一回AKB総選挙の時も「SKEが圧勝する」とか、「図に乗っている前田敦子を負けさせる段取りになっている」とか嘘ばっか言ってた奴なんだよね(それを全部「日刊サイゾー」は普通に記事にしていました)。今回情報を提供した芸能ライターが、日刊サイゾーの時と同じ人ではない事を、切に祈っています。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

まさしくその通りだと思います。
だけど、じゃんけん選抜はメディア干され組のメンバーにとっては将来めちゃくちゃかかってましたよ。

投稿: ブルーベリーソース | 2010.11.16 10:44

内田眞由美は以前はメディアに全く取り上げられていませんでしたが、今は多数のメディアに取り上げられています。
たった数回じゃんけんに勝っただけで一気にスターダムにのし上がることができる。
このことが今のAKBの勢いを象徴していると思うんですがね。
サイゾーはSKEの連載あるんであんまり言いたくないですが、分析記事ダメですね。分析どころか願望になっちゃってます。

投稿: | 2010.11.16 13:00

「じゃんけん選抜公式ガイドブック」は発行部数のミス。全くそのとおりだと思います。見た目の色が違うだけで、後はそっくり。
短期間に似たようなものを出して、売れるはずがありません。AKBファンのわたしでも、買わなくていいかなと思ったほどでした。
女性誌の表紙の件でも、購入したのは「内容で買う層」+「AKBファン」。表紙が違えば後者は買わないわけですから、部数はもっと少なかったと思います。

投稿: ARD50 | 2010.11.16 16:04

>篠田麻里子は丁度一年に一冊づつ写真集を出版しているのですが、この程度の発行部数では写真集なんてそんなに儲かるものでも無いと思うんだけど、本当に写真集の利権だけのためにモデルとして起用しているのかな。筆者としては、“サムデイから圧力が掛かった”という方が、よっぽど納得がいくんだけど。

集英社の篠田麻里子に対する待遇は今に始まった事じゃないし、前の2冊の写真集に関しては出版社側が写真集が利権をどうしても欲しがるってほどの売上げには思えないですしね。
ただ、最新の写真集は好調みたいですね。写真集の価格設定を低くしたことを考慮しても今回は出版社も潤ってるんじゃないでしょうか。


>小嶋陽菜に至っては、出版した写真集が一冊だけ(しかもカレンダーは別会社から発売)なんだけど、たったそれだけのためにモデルとして使い続けているのかね。

小嶋陽菜に関して1st写真集である『こじはる』発売の際に出版社で激しい争奪戦があったというような事をどっかで聞いたな~と思っていたらメンズサイゾーの記事でした(笑)

投稿: DJRS | 2010.11.16 20:35

サイゾーや週刊誌は、嘘の記事のほうがが売れるということが
わかってやってるんでしょう。
真実では売れないということでしょう。
女性誌だって今売れてるのは付録を付けてるからで
内容どうこうじゃないですし。
漫画雑誌の起用も売り上げに影響はないと思いますよ。
毎週買ってる人は買うし、買ってない人はAKBが好きでも
立ち読みで済ませるだけです。
AKBブームが終わったとか言ってる人は
にわか記者でしょ(笑)

私的に、この時代にミリオン達成は驚きです。

投稿: マサ | 2010.11.16 20:44

女性誌に限れば、AKBメンバー掲載はマイナスにこそなれプラスにはあまりならない点は誤りでは無いでしょうけれどもね。
それを主張したいがために元記事においていい加減な分析や話の盛りすぎが多いことは、ご指摘の通りでしょうね。

投稿: らっぱ | 2010.11.18 04:49

少年王3号さん、はじめまして。

この記事とは少し話変わりますけど「Beginner」が劇的に売れたものの、それは1人のファンが握手拳目的で何枚もCD購入しているからだと一般層から批判されていることについては
少年王3号はどう思っていらっしゃるんでしょうか?
自分もAKB好きでありながらもAKB商法で売れると言うことについては正直複雑な気持ちです。
それで年間売り上げ1位を取ってしまったというのだからなおさら。
何よりそのことで一般層からの風当たりが強くなることが見ていて辛いです。

よろしければ次はこの話についても記事にしていただけないでしょうか?


また、少年王3号さんはAKBの人気は多くの人の予想と反してかなり長続きするだろうと以前の記事では分析されていましたが、年間1位を取ったことでAKB商法への批判が表沙汰になってしまった感がある今となっては、あとどれぐらい人気が続くと思われるのでしょうか?

投稿: T | 2010.11.18 18:30

私は表沙汰にってところは否定的ですね。
少なくとも1年以上前から言われているので今更「それで」どうにかなるとは思えません。
それより飲食店等で言う『一見さん』が増えただけだと思いますが。
浮動数の上昇は一時的には良いですが、長い目で言えばハイリスクハイリターンだと思います。
モー娘等過去のアイドルブームを振り返っても意味は理解できると思います。
所謂「ブームをブームで終わらせない」と言う基本が出来なければ遠くない未来、衰退は加速化するでしょう。
前田さんも言っていましたが、「こんなブームは長く続かない」ですからね。
別に何処とか言いませんが、儲けに走る運営と儲け度外視で楽しみたい運営が混在している所為で現状が生まれています。
悪い言い方をすれば「金持ちの道楽で始めた人」と「目先の利益が欲しいから投資した人」が違う目的の為に主張しあっている訳で…。('・ω・`)

投稿: | 2010.11.21 16:48

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