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新・私的AKB48論5th(その2)

今回のお題は、「古川愛李は、如何にして『アニマックス第2回全日本アニソングランプリ』を戦い抜いたか(中編)」

 前回の続きです。

 実はこの日行われた『アニマックス第2回全日本アニソングランプリ』のゲストは、他ならぬ「AKB48選抜チーム」(←やっと登場です!)だったわけです(爆)。まだ全く売れていなかった頃のAKBですが、ついにレコード会社をキングレコードに決めたAKBは、勝負曲「大声ダイヤモンド」の初お披露目のために、松井珠理奈を先頭にこの日『第2回~』の決勝大会の会場であるJCBホールに乗り込んで来ていたわけです。この「ゲストがAKB」という偶然が、古川愛李に神風を吹かせることになりました。もしこの日のゲストが、例えば「JAMプロジェクト」で歌唱力のみを評価の対象にするような客層だったすれば、恐らく古川愛李はノーチャンスだったことでしょう。しかしこの日大挙して訪れていたAKBファン(招待枠だけで300名分)は、当然のことながら“歌唱力”のみを評価の基準にする人達ではありません。彼らがもう一度見たかったのは、当然ルックスに最も優れた古川愛李だったわけですね(爆)。投票結果は2位に100票近い大差をつけて、345票を獲得した古川愛李の圧勝ということになりました。恐らく古川愛李は舞台裏でAKBの歌を聴きながら、「ひょっとしたら、AKBファンが自分を救ってくれるかもしれない」という気持ちは持っていたと思うし、もしかしたら松井珠理奈が“幸運の女神”に見えていたかもしれません(今となっては、自分の前に立ち塞がる“地獄の門番”という趣かもしれませんが(笑))。また古川愛李は、AKBファンの投票(言ってみれば「プレAKB総選挙」)によって当選した、初めての人物だったと言えるのかも知れません。

 さて肝心の決勝戦ですが、まあ負けました。しょうがないですよね。準決勝で91点を取ったカトリーヌ(後のHIMEKA)、82点を取った井上ひかりが相手では、74点の古川愛李(一応言っておくと選曲は「God Knows」(涼宮ハルヒの憂鬱))には万に一つも逆転の芽は無かったと考えるべきでしょう。本人も決勝まで残れたことで、結構さばさばした表情だったし。一応アニヲタ的な視点で古川愛李の選曲について言わせてもらうと、自分の好きな歌とか歌い易い歌を選んだというよりは、戦略的に自分が有利になるような選曲をしていたのかな、という印象を持ちました。本来は審査員の印象を良くするためだったのでしょうが、結果的に人気投票に有利に働いたとすれば、この日の古川愛李は相当ついていた(審査方法は、当日になって初めて知らされたため)と言えるでしょうね。またこの日のAKBや松井珠理奈との出会いは、古川愛李の人生を大きく変えることになったのではないでしょうか。この決勝戦の直後、古川愛李がSKE48の第二期生オーディションを受け、チームKⅡの一員となったのは皆様もご存知の通りです。

 さて最後に一つ付け加えると、この日優勝したカトリーヌ(後のHIMEKA)のこの2年の実績を見てみると、HIMEKAはシングルを3枚リリースしており、一枚目のオリコンでの最高位が28位、2枚目が33位、3枚目が78位と徐々に順位を落としており、必ずしもセールス的に成功しているとは言い難い状況です。また審査員特別賞を受賞した井上ひかりに関しても、この2年間でリリースしたシングルは1枚のみで、やはり最高位は138位と厳しい状況。…この日の本当の勝者は、古川愛李だったのかもしれませんね(笑)。

(続く)(←20行くらいの小ネタの筈だったんだけどなあ)

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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