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新・私的AKB48論5th(その13)

今回のお題は、「新生チームBが個性が強いと言われる理由と、鈴木紫帆里の復帰について」

 新生チームBのパフォーマンスがまとまりが悪いことに対して、「チームBのメンバーは個性が強いから」というのは、メンバーも含めて様々な人が言うことです。実際B5th公演のレッスンの際も、新生チームBのメンバーは全くまとまることが出来ず、柏木由紀を中心にミーティングを行った結果、ようやく一応チームとしての形が出来上がったと言われています。では逆に言うと他のチームのメンバーは、個性が弱いからまとまりが良いということなのでしょうか。そうは思えないですよね?。チームA、チームKには高橋みなみ、秋元才加が居るからという考えもあるでしょうが、A5thの時期のチームAは高橋みなみが居たにも関わらず、必ずしもまとまりの良いチームではありませんでした。・・・筆者は新生チームBというのは、古今の48プロジェクトの全チームを見渡しても、最も特殊なチームだと思うんですよね。つまりここで使われている“個性”という言葉にはもっと別の、明確な意味があると考えているということです。

 その“個性”という言葉が意味するのは、「外部ユニットにおけるセンターボーカルの枚数」のことだと筆者は考えます。例えば新生チームAにおける外部ユニットのセンターボーカルは、ノースリーブスの小嶋陽菜(高橋みなみでもいいけど)の一人のみ。新生チームKにおける外部ユニットのセンターボーカルは、クイーン&エリザベスの板野友美(デュオだけど)の一人のみ。ところが新生チームBに限っては渡り廊下の渡辺麻友、フレンチキスの柏木由紀、クイーン&エリザベスの河西智美(デュオだけど)、ナットウエンジェルZの宮崎美穂、ソロ歌手である増田有華、同じくソロ歌手である奥真奈美と、センターボーカルクラスだけで6名。これになちのんの司令塔だった佐藤夏樹、ソロのマルチタレント(としか形容のしようのない)小林香菜、孤高の天然ボケ・小森美香らが加わることで、バラバラ感がますます強くなるのは当然のことと言えるでしょう。

 本来ユニットにおけるセンターボーカル(&ソロ歌手)に求められる能力は、協調性でも無ければ全体のバランスを取る事でもありません。必要とされるのは一人で局面を打開する、個人としての力量のみ。そのユニットが結果的に成功すれば成果は全て(とまでは言い過ぎかもしれませんが)センターボーカルの物ですが、失敗すれば責任はセンターボーカル一人に掛ってくるのは当然の事と言えます。つまり「私一人で何とかしなくては」と考える人達の集団である新生チームBの場合、よほど強力なリーダーシップが無ければ一つにまとまれないのは、むしろ当然と言えるのではないでしょうか。調整型のリーダーである柏木由紀に、そこまでの力が無いのは明白です。もちろん一つにまとまる事さえ出来れば、センターボーカルクラスの一騎当千のメンバーが揃っている新生チームBは、全48プロジェクトの中で最高の力を発揮出来る可能性を秘めているという考え方も出来ます。つまり新生チームBは、本来鈴木紫帆里の強力なリーダーシップがあって、初めて120%の力を出し切れるチームとしてデザインされていたのではないでしょうか。

 鈴木紫帆里離脱当時、秋元康氏は「鈴木紫帆里には、東大に受かってからでも良いからAKBに戻ってきて欲しい」と言っていましたが、あながちリップサービスでは無いと考えます。すでに200名に迫ろうかというほどに人数が激増した48プロジェクトは、すでに<<専任>>の最高司令官を必要としているのではないでしょうか。現在最高司令官を務める高橋みなみは、人徳・気迫・努力・根性はその地位にふさわしいものの、戦略的判断力や作戦立案能力に関しては、必ずしも優れているとは言えません。大運動会の際も、あそこまでチームAが低得点に沈んだのは、高橋みなみの作戦ミスが原因だと筆者は考えています(責任に関しては、高橋みなみ一人のせいだと言うつもりは全くありませんが)。また高橋みなみの目標は、<<一人の歌手になること>>であり、この点からも高橋みなみについては近い将来、最高司令官の地位から解放してあげる必要があるのではないでしょうか。

 一方鈴木紫帆里は某有名進学校の現役生徒会長という強烈な肩書を引っ下げてAKBにやってきたわけですが、当時からその統率力に目を見張るものがありました。当時中学生だった鈴木紫帆里は、MCでは全く物怖じせずに五歳以上も年上のメンバーまでまとめて仕切りまくり、逆に「私ってこんなドジな所があるんです」という所を強調しないとバランスが取れない程でした。頭脳に関しても突出しており、(現在はどうなのか判りませんが)当時学力的には東大合格絶対確実とまで言われ、中学生ながら高校生の先輩達の宿題を見て上げているとの噂も流れました(笑)。その上非常な努力家で、ダンスの切れは同期の7期生の中では頭一つ抜けていると言われたほどです。・・・これだけの逸材は、秋元康氏で無くても絶対に欲しいでしょう。むしろトヨタやソニーや東京海上などの日本の一流企業にこそ相応しい人材かもしれません(爆)。

 現在の新生チームBは鈴木紫帆里の穴を埋めるべく、かなりの突貫工事を行いました。まず平嶋夏海を仕切り役に戻し(また出世が遠のくなあ)、宮崎美穂は一旦選抜から外して劇場公演に専念させ、研究生公演をB5thにすることで研究生とのリンクを強くして新生チームBのまとまりの悪さを薄めようとしているようにも感じられます(仕切り役としては、佐藤亜美菜があんまり機能していないんだよねえ)。ちょっと位かわいい娘ならば代わりは幾らでも見つかるでしょうが、鈴木紫帆里の代わりを見つけるのは至難の業です。頭脳と統率力ならば松井珠理奈も飛びぬけていますが、この二点に限って言えば鈴木紫帆里には絶対敵わないでしょうね。将来的な事を言えば、JPN48のセンターに立つのが誰なのかはまだ未知数ですが、その傍らに立って全軍の指揮を執ってサポートするのは間違いなく鈴木紫帆里の役割です。秋元康氏も懸案が一つ解決して、ほっとしているんじゃないでしょうか。今更鈴木紫帆里が新生チームBに戻ってくることは考え難いですが、恐らく将来新設される筈のチームFは、彼女のチームということになるのかもしれませんね。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

> 恐らく将来新設される筈のチームFは、彼女のチームということになるのかもしれませんね。

劇場支配人の戸賀崎さん曰く、新チームの構想は現在は無いとの事でした。その代わり、チームセレクションを来年に行うとの話がありましたので、そこで鈴木紫帆里さんを昇格させてくるのではないかと思います。まぁ、誰がいなくなるのかが気になりますが…。

投稿: MSmask | 2010.11.27 12:50

自分もかなり近い意見です。
新チームB(組閣発表当時)を考えた時に一番キーになる人物は鈴木紫帆里だった。
柏木がリーダーとしての資質を備えてないのは明白で、かつメディアで劇場を空けることが多いのはほぼ間違いなかった。

それを補えるのは彼女のリーダーとしての能力だけでしょう。彼女は先輩も立てることができるし、同期を奮い立たせることができる。
新B全てのメンバーをつなぐ中心にいるリンクマンが鈴木紫帆里←秋元康もそう考えたんじゃないかな

ちなみに鈴木紫帆里はB4、B5、Gロッソのひまわりにおいて全てのユニットでセンターを担当しています(仁藤、河西、前田アンダー)
あとは彼女が卒業した次の日のK5の寸劇で彼女を題材にした脚本を秋元康が大慌てで間に合わせたらしい。

彼女が高橋みなみの代わりなのかも

投稿: だー | 2010.11.27 16:36

“個性”=「外部ユニットにおけるセンターボーカルの枚数」という発想はなかったので興味深かったです。
その他に「チームBのまとまりが悪い理由」について『手相』は考えられないでしょうか(笑)?

今年のAKBINGO!の手相占いで河西・宮崎・奥は“自分から謝らない『あやまりま線』”を持っていると鑑定されました。柏木は“周りに好かれようとして空気を読みすぎる腹黒い女(手相までキャラを貫いてますね(笑))”だそうで、この4人は『不協和音を起こしかねないメンバー』だとまとめられていました。

他に佐藤亜美菜は『ますかけ線』を持っている(松井珠理奈も持っていました)と鑑定され、本来は1000人に1人の幸運な線らしいですが、「こう」と決めたら突き進む自我の強い線らしいです。
現在のチームBのまとまりの悪さは、こういった『和を乱す素質のある手相』の持ち主達が運悪くチームBに集まってしまったからではないでしょうか。

まぁ、手相は時と共に変化するそうなので今現在はどうかわからないですし、占いに過ぎないので信憑性も怪しいですが(;^_^A

投稿: DJRS | 2010.11.27 18:04

此処は一つ…「小さくまとまらなかったから『面白いチーム』になった」と思う事にしませんか。
「まとまった美しさ」もあるでしょう…しかし「(まとまらないために)『狙いではない』面白さ」がある、そう考えれば違った見方も出来ますよ。(。+・`ω・')☆
魅力を削ぐよりそのままの姿を魅せた方が面白い事もありますから。

投稿: 海霊 | 2010.11.28 00:01

鈴木紫帆里推しの者です。

すばらしい分析で感銘を受けました。恐縮ですが、いくつか教えてください。

>秋元康氏は「鈴木紫帆里には、東大に受かってからでも良いからAKBに戻ってきて欲しい」と言っていました

可能であれば、この「言った」というソースを教えてください。雑誌などのインタビューですか? 

>中学生ながら高校生の先輩達の宿題を見て上げているとの噂も流れました(笑)。

高校に入ってからですが、高1で高3の宿題を見ている話は公演で明言していましたね。

秋元氏のソースの部分、何卒よろしくお願いします。

投稿: 鈴木紫帆里推し | 2010.11.28 09:14

少年王3号さん、またまた記事と直接関係ない話ですいません。

今回は握手会の参加人数についてなんですが、競馬場やアリーナでやって集まるのが1~2万人では全然少ない、だから本当は人気がないんだなんて言う人間がいるのですが、少年王さんはこの数字を多いと見ますか?少ないと見ますか?
理由もそえてお答えください。

それと少年王さんはAKBはまだまだ知名度が上がる余地があると思われているようですが、
自分的に知名度だけならAKBを知らない人はもう少数派だろうという気がしているのですが(なんだかんだインパクトの強いグループですし)、関東と中部以外ではまだまだ知られていないと思われるのはなぜでしょうか?

それと少年王さんは彼女らはまだブームの段階には入ってないと言われてますが今まで流行に乗って嵐ファンをしていた人たちが今は少なからずAKBに流れて来ている。
こういうのはブームに入った段階で見られる特有の現象ではないのでしょうか?

投稿: T | 2010.11.28 12:21

知名度に限らないけど、「自分が知っている」が「他者も知っている」と言う事にはならないんですよ。

関東圏はレギュラー番組が多めだけど地域によっては一つもない場所もあるし、そもそも現在レギュラー番組がネットされている地域もごく最近ネットされた場所も多い。
こういった背景も知名度は限定的と判断される要因の一つ、簡単な例を挙げれば日本で人気があっても他国では知名度0もありえるって事。
※この場合日本=関東、他国=地方って事

ブームに関しても「一極集中」の『地域性ブーム』と『全国的なブーム』と分けられ、この場合少年王さんが仰りたい「ブーム」は『全国的なブーム』を指していると同時にAKBの現状は「一極集中」の『地域性ブーム』だと考えるのが自然です。
例えば数年前、関東でタピオカドリンクが流行りましたが熊本等ではこの1~2年で流行った等、『地域性ブーム』には違いがあるのです。
そしてその違いが将来性等に大きな影響を及ぼす為に敢えて分けているのでは無いでしょうか?

投稿: 海霊 | 2010.11.28 16:34

>>Tさんへ

知っているということと注目されるということは違うかなと思います。
マニア・ファンでない多くの一般の方はオリコン週間1位など言われてもあっそう。で終わらせる筈です。

ブームというものがおそらく社会的に注目される段階を差す中で、AKBは1部の熱狂的なマニアから
一般の人(学生、社会人)に広がる過程をまだ経ていないということではないでしょうか。

最初の段階として売り上げ2万以上を突破できなかった時期が関東圏におけるそれであるならば、
ビギナーでミリオン達成した今は、関東圏における上記の過程を経た状態。
(といっても私は関東圏でAKBがどのように認識されているのか知りませんが)

ミリオンを達成したことによって、おそらく全国区で一般の人が「AKBって何?」
という現在進行中の段階かな~と個人的には思います。

このタイミングでどこまでAKBの良さ、面白さを発信できるかで着地地点は変わってくるかと思います。
所詮秋葉原~の色物で終わるのか、日本のトップアイドルとしてお茶の間に君臨するのか。

ここ2ヶ月ほどで初めてAKBを知った私の感想では、いいモノを作っているなーとPVなどを見ていても
思いますし、やはり劇場公演のダウンロードまですると飽きが来ない奥深さは感じます。
そこまで知って見ようという人たちは一部だとは思いますが、Tさんがおっしゃるレベルでの
知名度を獲得するためには今後のTV展開のPR次第ではないでしょうか。


投稿: A | 2010.11.28 17:23

先日の個別握手会で、鈴木紫帆里の列が思ったより全然並んでなくて驚きました

今の所、パフォーマンスが目立つ一方、人気面が今一つなのは7期の頃と変わらないのかなと思いました

実力はもちろん人気も必要というのは、運営激推しの島田、竹内よりも横山を先に昇格させたことが
物語っています
まずは研究生公演で島田晴香ポジを取って、もっと存在感を見せてほしいものです

投稿: | 2010.11.28 22:29

チームBって体型見ればわかりますよね。

まとまる以前に自制が出来ていないですから。

ただ自分大好きノリで楽しもう。という流れがチームB推しみたいな人気曲も生むので一長一短なとこもあるかな〜と。

投稿: ぱかぱか | 2010.11.28 23:30

でも問題児はKに集中している。
面白いですねw

投稿: | 2010.11.28 23:51

ぱかぱかさんは個々と面識も見識も無く、気安く「自制出来ない」と言い切れる精神がどうも子供じみていると見受けられますね。

アイドルとはいえ思春期真っ只中、その上ストレスも相当の物だというのにそんな事を主張されても一様に納得出来るものではありません…そもそも貴方の主張を「疑問も無く納得できる」人は4/16人しか居ません。
※一番気になる方はまだ中学生、他の方は高校生と社会人

無理なダイエットは心だけでなく精神も病みます、全面的に好ましいかは別としても本人の自由ですし…第一「そういう趣味」の人もいるでしょうから、一概にダメと言うのはお門違いです。
「『AKB48』と言うカラー」にあっていなければ首になります、貴方の趣味や意向に添う必要はありませんし、趣味じゃ無ければ趣味にあう人を推せば良いだけですよね?
「太りにくくて痩せやすい人」も居れば「太りやすくて痩せにくい人」も居ます、何の為の「大人数グループ」なのか考えましょう。

此処からは医学的見地からの私見ですが、ダイエットは「根性」や「精神力」でなんとかなるものではありません。
生活パターンから始まり体質の改善から食生活の改善、ストレス等の身体的負担を軽減する事、不安定になりがちな精神状況を安定させる周囲の多大なサポートが無ければ「見かけだけのダイエット」しか出来ません。
そしてこれはリバウンドの危険性や肉体的は勿論、精神疾患の危険性をも孕む危険な事です。
生活環境も経済力も人それぞれの中で貴方の趣味を押しつけるのは間違っていますよ。('・ω・`)

投稿: 海霊 | 2010.11.29 01:23

宮崎美穂は一旦というか、もう一生選抜に戻れないのではと言うほどの最近の干されよう
去年は藤江れいながそうでしたが、運営が推したのに選挙で思ったほど結果が出ないメンバーは干される傾向にあるみたいですね

投稿: | 2010.11.30 04:48

少年王さんはKのキャプテンはどうなってしまうとお考えですか?

投稿: | 2010.12.01 01:32

いまさらのコメントで申し訳ないです。
きたりえもチームYJでセンターを務めましたし、次期センターともいわれていますし、センターボーカルクラスといえるでしょうか?

投稿: こま | 2010.12.07 00:33

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