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新・私的AKB48論5th番外編(その2)

今回のお題は、「いただいたレスに対するお答え(その2)」

>また、少年王3号さんはAKBの人気は多くの人の予想と反してかなり長続きするだろうと以前の記事では分析されていましたが、年間1位を取ったことでAKB商法への批判が表沙汰になってしまった感がある今となっては、あとどれぐらい人気が続くと思われるのでしょうか?

基本的には、無期限です(AKB商法に対する批判に関してはもういいですね?)。AKBはアイドルの一形態ではなく、AKBというものが一つのジャンルとして成立したと筆者は考えているので、ジャンルとして完全に消滅する日はやってこないのではないでしょうか(名称や親会社などは変わっていくのかもしれませんが)。ただ最初の“全盛期”という点で言えば、恐らく2年後あたりに役者が揃うかな、という印象を持っています(つまりこの時期に最もCDが売れるのではないかと)。もう一つ、秋元康氏が何らかの理由でAKBから手を引いた時、最初の試練が訪れると考えます。縮小なのか、内紛なのか、分裂なのか判りませんが、問題が起こらない訳がありません(断言)。まあ秋元康氏の年齢を考えれば、もう少し先のことかなという願望は持っているのですが(笑)。

もう一つ、“AKBが今すぐこける事は絶対に無い”と筆者が考える根拠となるデータを見ていただきます。

http://music.geocities.jp/utamaruxxx/AKB48.htm
http://music.geocities.jp/utamaruxxx/ayu.htm

この二つのデータを実際にグラフに書いて見比べてもらうと分かると思うのですが(グラフを描く根性の無い筆者をお許しください(泣))、「大声ダイヤモンド」以前のAKBのCDのセールスはほぼ直線(「桜の花びらたち」は例外として)、「大声ダイヤモンド」以降のAKBのCDの売れ行きはひたすら右肩上がり(厳密には「言い訳Maybe」で若干セールスを落としていますが)です(それにしてもこんな、ひたすら右肩上がりが2年間も続くような異常なCD販売数の推移を、筆者は他では全く見た事がないのですが)。一方(なかなかAKBに近いCD販売数の推移をするアーティストは他にはいないのですが)浜崎あゆみのCDセールス状況を見てみると、デビュー以降1997年までかけて(かなりでこぼこはあるのですが)7万枚から35万枚までCD販売数は増え続け、そこから先は所々極端に高い山が出現するギザギザのグラフになります。これはギザギザの下の部分が実態に合ったCDの売れ行きであり、ギザギザの上の部分は何らかの短期的なブーム(タイアップ対象が良かったとか、プロモーションに金をかけたとか、曲が超良かったとか)の結果だと考えられます。しかしAKBの「BIGINNER」はタイアップ先が特に良かったわけでもないし、プロモーションに死ぬほど金をかけたわけでもないし、曲がいつもより際立って良かったわけでもないですよね。つまり同じミリオンセラーでも、短期的なブームに乗って100万枚売り上げた浜崎あゆみに対して、AKBはブームとは何の関係も無い所で100万枚をセールスしたわけです。つまり“100万枚”という見かけの数字に囚われてしまうと実態が見え難くなるのですが、要するに現在のAKBの状況というのは、浜崎あゆみのグラフで言えば1997年4月から1999年5月までの時期のどこか途中に当たるわけで、これから(と言ってもいつからかは判りませんが)<<短期的なブームと通常時のセールスによるギザギザのグラフが始まる>>わけです。つまりまだ何も始まってもいないんですよ。終わるわけがないじゃないですか。

>以前の記事で書かれていた↓の文章で言うと今はどの段階だと思われますか?
また、ちなみにジャニーズグループ嵐は今どの段階だと思われますか?

 筆者的には勝手にAKBの「桜の花びらたち」から「大声ダイヤモンド」までの期間を<<地下アイドル期>>、「大声ダイヤモンド」以降(つまり現在)を<<新人アイドル期>>と呼んでいるのですが、問題はいつまでを新人アイドル期と定義するかです。筆者的にはAKBのCDセールスが浜崎あゆみの1999年7月から2002年7月辺りまでのようなギザギザのグラフを描くようになったら<<ブレイクアイドル期>>だと思っているので、ギザギザを描く直前までが新人アイドル期だと考えています。ブレイクするまでには、まだしばらくかかると思うんだけどなあ(笑)

http://music.geocities.jp/utamaruxxx/arashi.htm

 嵐のCD販売数も、不思議な動きをしていますよね。この1年間の動きを見る限り、コンスタントに55万枚以上のセールスを記録しています。これはもう固定ファン層だけでCD55万枚以上分居るということであり、短期的なブームになるとCD販売数が70万枚になるわけです。これはこれで男性アイドルとしては日本芸能史上最大クラスの固定ファン層を有しているということであり、今後AKBとのニ巨頭時代がしばらく続いていくことになる可能性は高いでしょう(紅白の司会にも選ばれたし)。恐らく嵐にとっては、開拓できるファン層は開拓し尽くしたと思うので、浮動層が不動層になったということも含めて、現在が絶頂期なのではないでしょうか(つまりこの辺が天井なのではないかと)。ただ定期的に梃入れをしないと、ファンに飽きられてCDの販売数は微減していくので(浜崎あゆみのグラフで言えば2002年9月以降現在まで)注意が必要です。また嵐のCDがコンスタントに50万枚以上売れるようになったのはせいぜいここ2年のことであり、「何があっても嵐についていく」という屈強なファンはせいぜいCD販売数20~30万枚分位までの可能性が高い気がします(つまり大きなスキャンダルでも有れば、この水準まではCD販売数が落ち込む可能性があるということです)。でもまあ来年の年末位までの話ならば、まだAKBと一緒に紅白の司会をやっているんじゃないでしょうかね(爆)。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

少年王3号さん、またまたありがとうございます。

AKBの今後のCDセールスについては次の「チャンスの順番」が早速多くのファンが危惧する所のような気がします。
じゃんけん選抜によって今までの人気メンバーがほとんど総入れ替えになってしまいましたよね。
つまりマイナーなメンバーばかりになってしまったと。
これでもしbeginnerからセールスを大きく落とすようなことになれば、その後AKBはどうなって行くでしょうか?

また、以前の記事でAKBは他ではありえないほど「強ファン層」が多いとありましたが嵐と比べるとこれはどっちが多いと思われますか?

それとつい最近は嵐→AKBに流れるファンの話も少なからず聞きます。
これはミーハーファン、つまり3号さんが言われている所の弱ファン層がAKBに増えてしまっているということではないのでしょうか?
カラオケランキングでもAKBがあちこちで1位になったりしています。
ブームの段階まで来てないのにこんなことってありえるんでしょうか?

投稿: T | 2010.11.22 01:37

交換日記じゃないんですから、質問ばかりはどうかと…他の記事を楽しみにしている読者もいるのですから。

投稿: | 2010.11.22 09:00

正直、しつこい質問者や些細な揚げ足取りをするような輩達のためにブログ主さんが本来書きたい内容を書く時間が奪われるのがとても残念です。ましてや一個前の記事で「質問にあまり答えてる時間はない」とやんわり警告していただいているのに。
>コメント欄で質問している方
そんなに書きたいなら自分でブログ作って、少年王さんが言及したくなるような記事を書いてください。

投稿: たまご | 2010.11.22 11:06

>たまごさん
気持ちはわからなくもないですがコメント欄で質問するなは言い過ぎじゃないですか?このブログはあなたのものでもないんですよ?
確かにしつこい質問はどうかと思いますがコメント欄の質問から話題が膨らんだ事もありましたし。
答える必要のないような質問とかはこれまでもスルーしてたと思いますし、それに対応する・しないは少年王氏が自分で判断するでしょ。

投稿: からくりキノコ | 2010.11.22 12:11

↓この話については是非AKBファンみんなで真剣に考えなきゃいけないことだと思いますよ。
AKBが今後末永くあるために。
AKBファンでありながら知らん顔する方が正直信じられないです。

>AKBの今後のCDセールスについては次の「チャンスの順番」が早速多くのファンが危惧する所のような気がします。
じゃんけん選抜によって今までの人気メンバーがほとんど総入れ替えになってしまいましたよね。
つまりマイナーなメンバーばかりになってしまったと。
これでもしbeginnerからセールスを大きく落とすようなことになれば、その後AKBはどうなって行くでしょうか?

また、以前の記事でAKBは他ではありえないほど「強ファン層」が多いとありましたが嵐と比べるとこれはどっちが多いと思われますか?

それとつい最近は嵐→AKBに流れるファンの話も少なからず聞きます。
これはミーハーファン、つまり3号さんが言われている所の弱ファン層がAKBに増えてしまっているということではないのでしょうか?
カラオケランキングでもAKBがあちこちで1位になったりしています。
ブームの段階まで来てないのにこんなことってありえるんでしょうか?


投稿:   | 2010.11.22 13:00

↓この話については是非AKBファンみんなで真剣に考えなきゃいけないことだと思いますよ。
AKBが今後末永くあるために。
AKBファンでありながら「んなこたーどうでもいいんじゃい!」みたいな顔をする方が正直信じられないです。

>AKBの今後のCDセールスについては次の「チャンスの順番」が早速多くのファンが危惧する所のような気がします。
じゃんけん選抜によって今までの人気メンバーがほとんど総入れ替えになってしまいましたよね。
つまりマイナーなメンバーばかりになってしまったと。
これでもしbeginnerからセールスを大きく落とすようなことになれば、その後AKBはどうなって行くでしょうか?

また、以前の記事でAKBは他ではありえないほど「強ファン層」が多いとありましたが嵐と比べるとこれはどっちが多いと思われますか?

それとつい最近は嵐→AKBに流れるファンの話も少なからず聞きます。
これはミーハーファン、つまり3号さんが言われている所の弱ファン層がAKBに増えてしまっているということではないのでしょうか?
カラオケランキングでもAKBがあちこちで1位になったりしています。
ブームの段階まで来てないのにこんなことってありえるんでしょうか?

投稿:   | 2010.11.22 13:10

少年王氏、お久しぶりです!今回もお疲れ様です!全記事読ませていただきました。
(最初の方の記事はマニアック過ぎて、私の未知の世界の話だったのでコメント出来なかったことをお許しくださいm(_ _)m)

いきなりですが、私は、たまご氏のご意見と同じです。
私がこんな事を言う必要はないかもしれませんが、たまご氏は
ご自分が書きたい記事があって、それにもかかわらず質問に答えてくださった少年王氏が「質問に答える時間がない」(大意)という返答をしたのにも関わらず、質問を続ける質問者の少年王氏に対する配慮のなさに少し憤りを感じ、あのようなコメントを書いたのではないでしょうか。
少なくとも、私は上記のような感情を持っています。

今までも“遅筆”であることを自認していらっしゃる少年王氏のブログなのです。返事のコメントが2~3日で来ないからといって、少年王氏を急かすコメントをするのはどうかと。

あと、質問をするなら名乗った方がいろいろと都合がよい気がします。

投稿: りゅう | 2010.11.22 13:44

すみません、名乗られてましたね。
Tさん、そこは申し訳ありません。
訂正させていただきます。

投稿: りゅう | 2010.11.22 13:47

何故に事を急ぐのか解らないなぁ・・・
わざわざ少年王3号氏は「いただいたレスに対するお答え」と題して記事にしてる
コメント欄でも良いのに誠実に対応してくれていると思うぞ。

待つ事を知ろうやお若いの自分の見解に対しての添削が返って来る様で急いてしまうのは解るが
果報は寝て待て、急いては事を仕損じるの例えもあるしね。

Tさん君は少なくとも自分の言葉をここに書いているだけで良心的ファンなんだからさ
バカな奴不誠実な奴は少年王3号氏の記事を許可無く某板に只貼って楽しんでいる
そんな奴もいる中で知的好奇心を正しくしっかり動かすことは大事だし貴重

AKB界隈がジェットコースター化してる今こそ良心的ファンとして凪心で行こうや!

また長文で空気を濁らせたかも申し訳ない・・・少年王3号さん自分のペースOKですよ!

投稿: ワイズマン | 2010.11.22 22:58

>それにしてもこんな、ひたすら右肩上がりが2年間も続くような異常なCD販売数の推移を、筆者は他では全く見た事がないのですが
>なかなかAKBに近いCD販売数の推移をするアーティストは他にはいない

こういった事も“AKBなんて一時的なブームに過ぎない”と多くの人が捉える一因なのではないでしょうか。
僕は今回少年王さんが指摘された“AKBはアイドルの一形態ではなく、AKBというものが一つのジャンルとして成立した”という表れな気がしてるんですがね。少年王さんが2年後と見据えていらっしゃる“全盛期”を迎える頃には答えは出てる(世間も気が付く)でしょうが。

投稿: DJRS | 2010.11.23 02:31

久しぶりに確認したら、結構大変なことになっていましたね。
皆様いつも温かいレスを本当にありがとうございますm(_ _)m

本来筆者に十分な力があって、戴いた全てのレスにお返事出来れば一番なのですが、単純に時間が無くて対応しきれない場合も有れば、筆者の知識不足で満足いただけそうなお返事を書けない場合などもあり、なかなか全てに対応仕切れていないのが現状です。

なので御質問いただくのは全然構わないのですが、全てにお答え出来ない可能性が有るのはご了承ください。今回の(その1)(その2)に関しては、以前から何度も書いてきている事なので、本当は以前のものを読み直して貰おうかとも思ったのですが、筆者的には結構”肝”な所なので、新規の方向けにまとめ直してみました(嵐に関しては、単なるオマケですが)。今後は”判り易さ”を重視して、こうした作業も必要なのかなと、ちょっと迷っている所です。

投稿: 少年王3号 | 2010.11.23 22:37

AKBというジャンルって何だろう?僕が思いつくのは
専用劇場で公演を行う(HRとか。これが正解であって欲しい)
秋元康プロデュースで48が付く(OJSとか。最初に思いついた)
握手会(あまり興味のない人はそう考えるかも)

投稿: | 2010.11.23 23:49

>これでもしbeginnerからセールスを大きく落とすようなことになれば、その後AKBはどうなって行くでしょうか?

別にどうもならないと思います。全国的なAKBの認知度の上昇と共に、再びCDの販売数は右肩上がりのグラフを描いていくことでしょう。

>カラオケランキングでもAKBがあちこちで1位になったりしています。
ブームの段階まで来てないのにこんなことってありえるんでしょうか?

どんな産業分野においても、独占の形態に入るという事はそういう事です。ウインドウズ7だって、ブームだから売れているわけでは無いですよね。

>AKBというジャンルって何だろう?

筆者が考えるAKBというジャンルの特徴は

1:圧倒的な情報量(人数の多さ・毎日の劇場公演とそれを伝えるウエブ配信・各種マスコミ露出の多さ、など)
2:オリンピックで言えば十種競技(アイドルだから歌とダンス、女優だから演技、芸人だから笑いを取る、という枠組みには一切捕らわれない)
3:インタラクティブ性(握手会・AKB総選挙・AKB総会・劇場常連層の重視、など)
4:リアルタイムドキュメンタリー(日々の変化の過程を成功失敗に関わらず克明にファンの眼に晒していく・それを誘発するためのサプライズ企画、など)
5:拡張主義(世界進出が前提です)
6:独自のビジネススタイル(各種マスコミや権力に対して貸し借りをもたないゆえのやれることの質と量の範囲の広さ)

といったところでしょうか。

投稿: 少年王3号 | 2010.11.24 02:34

すぐ↑の少年王3号さん、返信ありがとうございます。

自分的に知名度だけならAKBを知らない人はもう少数派だろうという気がしているのですが(なんだかんだインパクトの強いグループですし)、関東と中部以外ではまだまだ知られていないと思われるのはなぜでしょうか?

それと上でも言ったように今まで流行に乗って嵐ファンをしていた人たちが少なからずAKBに流れている。
こういうのはブームに入った段階で見られる特有の現象ではないのでしょうか?

投稿: T | 2010.11.24 12:58

返答ありがとうございます。勝手に"AKB型アイドルの定義"を考えてしまった。ブランドとでも言うのか、AKBという言葉がディズニーとかポケモン、F1のように成りつつあるってことですね。それが持ち上げすぎなら、よく引き合いに出されるジャニーズやハロプロで。

投稿: 金太 | 2010.11.24 19:17

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