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新・私的AKB48論4th(その13)

今回のお題は、「大声ダイヤモンド以降の選抜曲における、選抜メンバーに関する考察」(後編)


前回の続きです。

「REVER」(14thシングル)
<→イン>:なし
<←アウト>:佐藤(亜)・佐藤(由)・倉持・浦野・多田
 前作で初めて選抜落ちしたメンバーは全員落選し、前作で初めて(&久しぶりに)選抜入りしたメンバーも全員落選した、超攻撃的選抜メンバー。まあ「RIVER」は、モー娘。のCDの発売日にぶつけて引導を渡し、強引にアイドル界の世代交代を成し遂げるためのリーサルウエポンだったわけなので、ゆるいメンバーなんて入れている余裕なんて無かったと言われればそれまでなんですが。あと年末で物凄くたくさんの特番でこの歌を歌う必要があったことも、選抜の人数を減らした一因だったかもしれません。またアンダーガールズとして「君のことが好きだから」でセンターポジションに就いた高城亜樹は、2010年度のAXでの本曲の第二位という実績を背景に選抜メンバーにのし上がっており、今後は実験的に選抜メンバーに入れて貰えるというケースは二度と存在しないのかもしれません。つまりアンダーガールズなどでの実績(要するにAXでの順位など)が無ければ、(総選挙以外では)もはやいきなり選抜に抜擢されることはもはや無いのかもしれない、ということです。

「桜の栞」(15thシングル)<フロントメンバー>
<→イン>:なし
<←アウト>:秋元・小野・河西・峯岸
 「桜の栞」に関しては、基本的に全員が選抜メンバーだという考え方もあるんだけど、フロントメンバーだけで考えれば、さらに4人減ったことによって小野・河西・峯岸が初の落選ということになりました。比較的総選挙の序列が低い所から落としているのですが、(松井珠理奈は例外としても)この4人よりも順位の低い、宮崎美穂は例外的に温存しており、運営の推しの強烈さがうかがえます(流石に最近は状況が厳しくなってきていますが…)。でもまあ前作「RIVER」でのモー娘。との直接対決(というかモー娘。の敵前逃亡)によって名実共に日本ナンバーワンアイドルの地位に就いたAKBにとっては、全メンバーに対するご祝儀的な意味合いもあったかもしれません。余談ですが、このCD以降AKBの楽曲の企業とのタイアップ路線が決定的になっていくのですが、本曲はAOKIのCMのイメージが非常に強いです。まさかこんなことになるとは、大声ダイヤモンド以前は、思ってもいなかったんだけどねえ。

「ポニーテールとシュシュ」(16thシングル)
<→イン>:高城亜樹(6期)・小野・河西・峯岸
<←アウト>:なし
 選抜メンバーが完璧に固定化する中で、唯一の特筆するべき事は高城亜樹の選抜当選。これは高城亜樹がセンターを勤めた「君のことが好きだから」が2010年度のAXで「RIVER」を押さえて二位に輝いたことが実績として認められたためと筆者は考えており、こうした“選抜曲以外のアンダー曲などでの実績”が選抜などへの査定となっていく可能性が高いと言えるでしょう。つまり神保町決戦を制したチームPBのセンターを務めた柏木由紀がユニットセンターデビューを飾っていることを考えると(逆にチームYJが勝っていたら、北原里英のCDデビューも有り得たのかな)、「飛べないアゲハチョウ」のセンターを務めた米沢瑠美も、この曲がAXでもっと順位が高ければもっと他の展開があったのかもしれないし(それでも最近はテレビでちょくちょく見かけるようになりましたが)。「僕のYELL」がAXで高い順位になれば、仲川遥香も選抜にまた呼ばれるのかもしれないし。なかなか難しい所ですね~

「ヘビーローテーション」(17thシングル)(前回の総選挙との比較)
<→イン>:指原莉乃(5期)・高城亜樹(6期)・仲川遥香(3期)・松井玲奈(SKE)
<←アウト>:佐藤(由)・倉持・浦野・多田
 この際ポニシュシュの選抜と比較しても全く意味が無いと思うので、第一回選抜総選挙と比べてみました。年齢と加入期数を考えると、多田愛佳と仲川遥香の入れ替わりがちょっとバランスが悪い気がする位で(まあ「僕のYELL」で推されたからねえ)、あとは順当に世代交代が進んでいる印象です。高城亜樹は選抜デビューが一年遅れた印象ですが、実力向上のために少しでも引っ張りたかった運営の意図も判るんだけど、年齢とプロダクションからの圧力を考えれば、もう限界だったということなのでしょうね(「君のことが好きだから」の実績もあるし)。この後の選抜抜擢は恐らく7期からという順番なのですが、前田亜美の「盗まれた唇」も評価が今一つの印象で(つーか、曲との相性が良くないんじゃない?)、小森美果や佐藤すみれも埋もれちゃった印象が強いですね。この期に及んで、菊地あやか頼みも難しいですし。それならばむしろバーニングを後ろ盾とする松井咲子の方が可能性が高いかな。未だに“子”の時代は健在なのかな??(笑)(…まあ現実問題としては、9期に抜かれちゃう可能性の方が、全然高そうですが)。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

「涙サプライズ!」の選抜は本来は高城亜樹がなるべきだったんでしょうが、なぜか運営がチョイスしたのは、当時まだ研究生だった小森美果でした
おそらく運営としては当然の流れの高城よりも、小森というサプライズを選択したのだと思います

ただ結果として高城はその後、「君のことが好きだから」のセンターの座を手に入れ、大手事務所にも移籍
もし「涙サプライズ!」で選抜になっていたらこんなこともなかったかも知れません
(普通に言い訳Maybeの選抜に選ばれていたかも知れませんが、ここまで人気にはならなかったと思います)

逆に小森は「マジすか学園」でも好ポジションを与えられたのに、今一つ人気に結びついてないですよね
「涙サプライズ!」によって人生が変わった二人
タイミングって大事なんだなと常々思います

投稿: | 2010.08.29 18:08

中塚智実が自分は最近物凄く美人だなと気になっているのですが、5期生という事でもうチャンスは貰えないのでしょうか?

選抜入りさせてプッシュすれば人気出そうなんですが、中塚智実どう思われますか?

ちなみに自分の推しメンは松井玲奈です。

投稿: やまかけ丼 | 2010.08.29 20:03

>中塚智実が自分は最近物凄く美人だなと気になっているのですが、5期生という事でもうチャンスは貰えないのでしょうか?

”チャンスを貰う”という発想自体が、「涙サプライズ!」をもって終わった考え方ではないかと、筆者は考えています(新人は別ですが)。選抜は総選挙で自力で掴み取る、ユニット曲のセンターはキャラを立ててテレビやマスコミに出まくる「指原式」で手に入れるしか、今となっては方法が無いのではないでしょうか。

中塚智実の場合もテレビ向けには全くキャラが立っておらず、ここをどうにかしないことには選抜だろうが、ユニット曲センターだろうが、どうにもならないと思うんですよね。・・・そろそろみんな本気で考えないと、本当にヤバイと思うんだけどなあ。

投稿: 少年王3号 | 2010.08.29 20:25

お初に投稿させていただきます、へ~たいと申します。
少年王3号様の考察は切り口が素晴らしく、毎日楽しく読ませてもらっています。


話は多少変わるのですが、自分としては君好きで干されポジだった石田晴香が僕のYELLでいきなりセンターになった事が不思議でした。

石田はその後の総選挙にて、組閣昇格組の中では小森、佐藤、前田などTV出演やCD曲のユニット等で自分より運営に推されていたメンバーを抑えましたが、石田がメディアで全面に出たのは僕のYELL関連だけだったと思います。

アメーパピグでのユニット投票では渡辺とロリータピーターパンを組まされる予定だったり、野菜シスターズのPVでは何故か小野の代わりにビートを務めていますし。

そもそも研究生としての期間が長かった石田を今になって前に出そうというのは、昨今の運営の常套手段の真逆だと思います。
ホリプロにそれなりの力があるとはいえ、この一連の流れはよく解りません。

と、長々と書いてしまったのですが、もう一つ…

少年王3号様、失礼なお願いかもしれませんが石田晴香についての考察をしていただけないでしょうか?

投稿: へ~たい | 2010.08.30 09:46

7期生は9期生に抜かれちゃうのでは?


9期生に関しては7期生の反省があるみたいなので難しいのでは?
7期生は研究生時代のiモードで遊ぼう選抜の小森・前田亜・佐藤す・鈴木を推したりと比較的平等に推していった結果、もともとの本人の技量の差とかが如実に出て総選挙や握手会の時間配分からも明らかなように小森・佐藤すの2強体制になってしまいました。

そこで9期生ではガラス4と呼ばれるメンバーのうちもっとも不人気な島田を推してメンバーの人気を平準化されようとしているように見受けられます。
しかしこの方法は人気の平均値はあがるものの突出したメンバーが出にくく、突出したメンバーのみが選ばれる選抜メンバーに選ばれにくくなるように思います。


今の9期生の推され方を見ると選抜メンバーは厳しいのかなと思うのですが?


投稿: たぬたぬ | 2010.08.30 12:01

9期生と言えば最近の横山由依人気が異常ですよね
A公演では人気メンバーと遜色ない声援、先日の個別握手会では選挙でUGに選ばれた島崎、山内を遥かに凌ぐ大行列、ヤフオクでは生写真に異常な高額が付いてますし

パフォーマンスを見れば今正規メンに一番近い研究生というのも納得なんですけどね
ただ選抜メンバーまでの道のりは遠いと思うし、今の人気ならばNMB48のエースにすると言うのも一つの手ではないかなと思うのですがいかがでしょう?

投稿: | 2010.08.30 13:38

菊池はK6thでほかの昇格組よりかなり推されてるきがします
(小森ほどではないですが)
ユニット曲を見てびっくりしました。
全体曲でもけっこういいポジションだと思います。
(萌乃のつぎぐらいの扱いに見えます)
やっぱり運営は菊池の元チームBのエースの実力と
根性をかっているんですかね?

投稿: | 2010.08.30 23:22

>今の9期生の推され方を見ると選抜メンバーは厳しいのかなと思うのですが?

筆者は、下手をすると日本で唯一人「AKBは第4のチームであるチームFを立ち上げて、9期生はその中核にjなる」と言っている者なので(笑)、9期生に関してはそもそも昇格という概念すら存在していないと考えています。まあ正規メンバーがなかなか辞めそうに無いので、昇格するのはパフォーマンスに関わらず非常に難しそうですが。

>(横山由依は)今の人気ならばNMB48のエースにすると言うのも一つの手ではないかなと思うのですがいかがでしょう?

昇格よりははるかに可能性は高そうですね。ただ筆者が”斉藤真木子がNMBに移籍するのでは?”と言っていたのは、斉藤真木子がまだ大阪在住で、名古屋には通っているからなんですよね。それに比べると横山由依は完全に生活基盤が東京に移ってしまっているので、少し難易度が高いかもしれません。

>やっぱり運営は菊池の元チームBのエースの実力と根性をかっているんですかね?

間違い無く、根性は買っていると思います。

投稿: 少年王3号 | 2010.09.03 20:46

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