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新・私的AKB48論4th(その1)

今回のお題は、「AKB&SKEオーディション必勝マニュアル(とまでは期待しないで下さい)」

>こんにちわσω`*
>いきなりごめんなさい(´;ω;`)
>私わ名古屋に住む16才です。
>次のSKEのオーディションを受けたいと思ってるんですが、受かるポイントなどあるのでしょう。か?
>ちなみに歌わ得意ですがダンスわ1年ぐらいしか経験ありません。

 久しぶりに見に来たら、このようなレスを頂戴しておりました。…筆者にとってはあまりにも重過ぎるご質問です。いつもなら憶測を書き飛ばしている筆者としても、今回だけは確実性を重視した内容にせざるを得ません。SKEの第4期生のオーディション締め切りが間近に迫り、時間も切迫しておりますので筆者の判る範囲で記させていただきます、ただし先に言っておきたいのは、筆者がこれから言う事はあくまでも超基本的な所でしかなく、この上に載せられるあなたの個性の方がよほど重要だということです。またやり方に関しても、全く異なるアプローチもあるのかもしれません。これらの点だけはきちんとご理解戴いた上で、参考になりそうな点だけを自分で選んで、活用していただければと思います。

<アピールするべき最重要ポイント>
1、自分はやる気と根性に関しては自信がある。
2、自分の目標は○○になることであり、AKB(SKE)はその通過点だと思っている。
3、自分には○○という特技(or趣味、知識、能力、資格)があり、その方向では誰にも負けない
4、本気度・真剣度のアピール
5、「もし私が合格できたなら、絶対にファンの人を裏切らないようなアイドルになってみせます」

 まず<1、自分はやる気と根性に関しては自信がある>に関してです。AKB(SKE)の場合、嘘でもこれを言わないと絶対に受からないと思うんだけど、実際にこの点に自信が無いのなら、むしろAKB(SKE)を目指さず、他のアイドルグループのオーディションを受けた方が無難ではないでしょうか。まずあなたが入団して最初に直面するのは、厳しいダンスレッスンです。チームBの立ち上げ時には定員16名の所を余裕を持って18名合格させたにも関わらず、ダンスレッスンの最初の一週間で5名が脱落して初日に間に合わず、結果的にチームAからのサポートメンバー3名がその穴を埋めることになりました。AKB(SKE)の場合、最初からダンスが上手い事が期待されているわけではないので、その点は心配する必要はありません。しかし“ダンスを上手くなろうと努力する姿勢”は強く要求されます。そしてそれはAKB(SKE)に所属し続ける限りずっと続く、長く険しい戦いです。これに耐えられる自信が無いのならば、少なくとも筆者はAKB(SKE)入団をお勧めはしません。

 次に<2、自分の目標は○○になることであり、AKB(SKE)はその通過点だと思っている>についてですが、怖くてたまらないと思いますが、思い切って言ってしまって下さい。現在AKB(SKE)には150名ものメンバーが居ますが、その中で「私はAKBが大好きだから、AKBのメンバーになりたくて、AKBに入団しました」というコメントが許されているのは、佐藤亜美菜唯一人です。他の全てのメンバーは、AKB(SKE)卒業後の目標を設定することを要求されており、その夢を叶える為にAKB(SKE)でがんばっている、という“建前”を取っています。“建前”、という言い方をしたのは、どうも卒業後の進路を本気で考えているメンバーは、一握りしかいないような気がするんだよね(笑)。だからあなたも、嘘でも全然構わないので、オーディションの時には卒業後の進路を熱く語っちゃって下さい(リアリティーが無いと駄目ですよ)。○○に入るのは、“女優”というのがAKB(SKE)の最近のトレンドですが、みんなそう言うと思うので、(言うことが可能ならですが)もう少し審査員の記憶に残るようなことを言った方が良いかもしれません。一か八かで良いなら、筆者的には“文筆業(小説家、漫画家、放送作家など)”とか“プロデューサー(テレビの企画から、場合によっては映画製作とか)”なんかは結構お勧めです。能力が伴うなら“芸術家(オペラ歌手、詩吟、楽器演奏者など)”、“高学歴職(アナウンサー、医師、弁護士など)”なんかも、相当印象には残るでしょうね。”政治家”なんていうのも面白いかもしれません。「私は日本のアイドル文化を世界に広めるために、とりあえずAKBで有名になったら、まず市議会戦に打って出て~」とかね(笑)。また好きで詳しく知っている芸能人がいるのならば、その名前を出して「あんなふうになりたい」と言ってしまうのも一つの手です。

 <3、自分には○○という特技(or趣味、知識、能力、資格)があり、その方向では誰にも負けない>については、ある意味最重要項目です。AKB(SKE)は基本アイドルでダンサーなので、顔立ちはかわいいほど有利、年齢は若いほど有利、背は高いほど有利、プロポーションは整っているほど有利、ダンスは上手いほど有利、歌も上手いほど有利、トークも雑学も勉強もスポーツも出来るに越したことは無い、のは当然です。…しかしそれら全てを超越して、<キャラクターが立っている者が最も有利>という鉄則がAKB(SKE)にはあるんだよね。例えば元チームKの野呂佳代は、ダンスこそ上手かったものの、あのルックス、あの年齢、あの体型でありながら「特技は妖怪大辞典を全部暗記していることです」と言って秋元康氏の共感を得、(残りの審査員全員の大反対の中)秋元康氏の鶴の一声で合格しました。指原莉乃は歌もダンスも不得意ですが、恐らく「女性アイドルヲタでアイドルの追っかけをやっていた」というキャラを買われての入団だと思われます。仲川遥香は秋元康氏から「ダンスが下手糞すぎて放っておけなかった」という理由で合格させたと言われたとのことですが、流石にこれを真似るのは危険すぎる気がします(笑)。でも全ての能力が合格点に達している人材なんて、基本的にはいないと筆者は思っているので、合格不合格を決める鍵は恐らくそういった所とは別にあるような気がします。出来ることならばあなたにも、大好きな何かがあって、そのことについてなら何時間でも話が出来るというものがあると良いのですが。

 <4、本気度・真剣度のアピール>については、まあ当然のことなんですが(笑)、AKB(SKE)では特に重要です。オーディション落選の常連だった当時小学生の小野恵令奈が、オーディションの受付期間終了後にランドセルを背負ったままで直接シアターまで乗り込み、運営と直談判をしてオーディションを受けたのはかなり知られた話です。結構本気度が伝わってきますよね。鈴木まりあは二期生からAKBのオーディションを連続して受け続け、七期生でようやく合格しました。AKB(SKE)は根性勝負だと最初に言いましたが、オーディションの時点でそれはすでに始まっていると思ってください。特にSKEの場合は、現時点で一期生の約半数(特に多くの年少メンバー)が卒業の道を選んでおり、運営もこの点では相当神経質になっている可能性が高いと思われます。従って弱気、優柔不断、あいまいな態度などは厳禁です。「辞めろと言われても辞めない」位のアピールを行った方が、間違い無いでしょう。

 <5、もし私が合格できたなら、絶対にファンの人を裏切らないようなアイドルになってみせます>は、プロとしての決意表明ですね。文言はこの通りに言う必要は全くありません(というか言わない方が良い)ので、自分の言葉で語ってください。ここで見せたいのは、“プロ意識の高さ”です。どんなに能力が高くても、アマチュアは所詮アマチュアです。あなたが目指すプロの世界は、綺麗事だけでは済まされない結果が全ての世界です。ただAKB(SKE)の良い所は、シアターで直接お客さんの反応を見る事が出来るのと、全てを数字で見せてくれる(具体的に言うと総選挙のことです)ので、何がどうなっているのか判らないまま手遅れになってしまうということだけは無いと思われる所です。きちんとアンテナさえ張っておけば、自分の置かれている状況はかなり正確に把握できる筈です。あなたが目指すのは、ファンがお金を払うに値する存在に自分を高めることです。一回や二回位総選挙で負けた位で心が折れてしまうのなら、最初からAKB(SKE)なんて目指すべきではないと筆者は考えます。例えそれが僅かな票であっても自分に投票してくれたファンにどうやって報いるのか、それはより自分を高めて次の選挙に勝ち、「あの時皆さんが私に投票してくれたのは間違いじゃなかったんです」と言ってあげることしかないと思うんだよね。一度始めた以上は最後までやりぬく、ファンの想いは裏切らない、自分を高めるために常に努力をし続ける、といったことをアピールするのは、オーディションに合格する上で、絶対に損にはならないと確信します。

 以上、ここまで記した事には多分大きな間違いは無いと思います。しかし全てでもないでしょう。もしかしたらここまで読んで、「自分にはAKB(SKE)は勤まらないかもしれない」と思ったかもしれません。でも今のAKB(SKE)には、そこまでの思いをしてでも所属する価値があると思います。特に今回のSKEのオーディションはチームE立ち上げが前提であり、ここで根性を見せれば研究生を通り越していきなり正規チームからのスタートも可能かもしれません。またSKEは今年の紅白は単独での出場はほぼ決定的だと筆者は考えており、もしかしたらあなたも、いきなり紅白の舞台を踏めるかもしれません。滅多にないチャンスだと思うんだよね。筆者にはあなたがどんな人なのか知る由も無いんだけど、自分が欠点だと思っている事は全て唯の個性の一つなんだと信じて(高橋みなみが背が低いのも個性、小林香菜が頭が悪いのも個性、佐藤夏希が給食のおばさんに見えるのも個性です!)、強気にオーディションを戦い抜いてください。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

某知恵袋などでも、この手の質問を良く見かけますが、
ここまで具体的に回答されているのは流石だと関心しました^^

ただ、この手を質問をしてる女の子達が、普通に生活していれば、
普通に経験する事が出来た青春時代を、デビューしたら全て犠牲に
しないといけない、という事をどれだけ理解してるのか心配でなりません。
(もちろん、一般人では経験出来ない事を経験できる訳ですが・・・)

華やかな部分だけに憧れがちですが、自分が犠牲にするものも
多いという事を、良く考えて欲しいと思ってしまいます。

それでも、目指したいという人は、もちろん応援しますが^^

投稿: たかし | 2010.08.09 10:18

約2ヶ月ぶりの更新待ってました!
総選挙後も目まぐるしく変化し続ける48プロジェクトの
どの部分を批評してくれるのか楽しみにしてます。

投稿: まさまさ | 2010.08.09 18:20

はじめまして、こんにちは。
少年王3号さんのAKBの考察を、いつも興味深く拝見させていただいてます。
現在、AKBとぷっちょがコラボ企画をしているようですが
その特設サイト内で興味深い記述がありました。
http://www.akb48cho.jp/#/campaign
抽選で2011年AXにご招待というキャンペーンを行うみたいなので
来年もAX開催決定のようですね。
以前の記事で、来年のAXはあるかわからないという記述を拝見したので
気になっていたのですが、どうやら開催ということで一安心です。
SKEの躍進がどこまでなるか
11月に発足されるNMBがどこまで食い込む余地があるのか
AKB、SKE、NMBの未来を見据える上で、非常に興味深いAXになりそうですね

投稿: ぱーでき | 2010.08.10 01:36

いつも暖かい応援をありがとうございますm(_ _)m

>華やかな部分だけに憧れがちですが、自分が犠牲にするものも
>多いという事を、良く考えて欲しいと思ってしまいます。
全くおっしゃる通りだと思います。
しかし学業や恋愛はこれから先いくらでも出来るとしても、アイドルは今しかできないと言うこともまた事実です。
最終的にどんな道を歩むにせよ、悔いだけは残さないようにしてもらいたいものです。

>抽選で2011年AXにご招待というキャンペーンを行うみたいなので
>来年もAX開催決定のようですね。
もう止めたくても、周りの人達に止めさせて貰えないのかもしれませんね(笑)
ただこのままだとAXのバックヤードの限界を超えるのは確実だと思うので、48プロジェクト全員参加はもう厳しいかもしれません。
SKEが「セットリストベスト30」を行ったことを考えると、今後の「セットリストベスト100」はAKB単独(あるいは加わるとしてもSDNだけ)という編成になるのかもしれませんね。

投稿: 少年王3号 | 2010.08.10 22:43

楽しみにしてました!。

最近、雨後の筍のようにAKB関係の評論が増えてきましたが、分析力と表現力にかけては少年王さんが群を抜いてますね〜。

上に上げた内容は確かに今合格する為には必須ですよね。ただ、今の上位メンが、こういった「受験スキル」的なことについて、自覚していたかといえばNOなんじゃないですか?

合格する為の方法を考えてる時点で、本当のスターにはなれないというか…

こじはるなんて、応募写真で絶対してはいけないと言われてるピースをしてましたしね。

あと、つまらないことなんですが、AからBに移籍したメンバーは、大塚あきとかが一週間でいなくなる前に決まってた気がします。たしか。

A・K・B、16人ずつに割り振る為に4人移籍させようとして、折井さん卒業でかやのが困ったとかいう状況だったかと。

投稿: ちょーぴん | 2010.08.10 23:24

>こじはるなんて、応募写真で絶対してはいけないと言われてるピースをしてましたしね。

それが本文4行目の「筆者がこれから言う事はあくまでも超基本的な所でしかなく、この上に載せられるあなたの個性の方がよほど重要」に当たる所です。結局運営もファンも、お人形が欲しいわけではないですから。

これは本質的には就職試験の面接などにも同じ事が言えると思うのですが、本来はマニュアルなんてものは無いに越した事はない筈です。ただ“ここが気になって面接で個性を発揮し切れない”と言う人のために、弱点を補うために、あるいは自分が重要だと思う所以外に無駄な頭を使わなくて済むように、マニュアルというのは存在するのではないでしょうか。

>AからBに移籍したメンバーは、大塚あきとかが一週間でいなくなる前に決まってた気がします

筆者にもそこまで厳密に時系列を把握できているわけではありませんが、発表のタイミングは実際に事件が起きてからかなり時間が経ってのことだと思うので、そうしたタイムラグの問題なんじゃないですかね。

投稿: 少年王3号 | 2010.08.23 06:36

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