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新・私的AKB48論3rd番外編(その6)

今回のお題は、「なっちゃんの今後について Part2」(その2)

 さて、やっとここからが本番です。ここまで2回に渡って「キャラ立ち」についてお話してきたわけですが、なっちゃんの場合総選挙の順位が常に、運営の評価より10位高く、他の一期生と比べて15位低い理由は、「劇場では完璧にキャラが立っている」ものの、「テレビでは全くキャラが立っていない」ためだと考えています。これが様々な人が指摘している、「そろそろ他の人のために頑張るのではなくて、自分のために頑張った方が良いのでは」という話と繋がります。つまり今までのテレビ出演時のなっちゃんは、ひたすら他のメンバーへのサポートに徹していたため、テレビでのキャラ(ナンバーワンorオンリーワン)が全く固まっていないんですよ。この点を今から打開する方法は、恐らく一つしかありません。AKB史上に残るほどの、劇的な“キャラ変”です。

 実際問題として、なっちゃんは劇的な“キャラ変”をすでに一度経験しています。チームA在籍時のなっちゃんは甘えん坊の妹キャラだったわけですが、チームB移籍後はしっかり者のリーダーキャラへと、大きく舵を切りました。なっちゃん自身も「チームBへ移籍してから、握手会の列が長くなった」と言っているので、このキャラ変は(必要に迫られたせいとはいえ)ひとまず成功だったと言えるでしょう。しかし指揮すべき初代チームBを失ったなっちゃんにとっては、このままリーダーキャラで居続けることにはほとんどメリットが無いと考えられます。そして(この点が最も重要なのですが)頭の良いなっちゃんはこの点にとっくに気がついていて、すでにキャラ変のための布石を着実に打ち始めているんですよね(気がついていましたか?)

B5th1回目(20100521)より
北原里英 「意外な一面はですね、あの、なっちゃん。元祖チームBでは、お姉さんみたいな感じで、すごいまとめたりするのが上手だったり、頼れる中間管理職みたいなポジションだったのですけど」客w
佐藤夏希 「中間管理職」
北原里英 「あの、同じチームになったら、すごい甘えん坊な一面を」
佐藤すみれ 「すごいわかる」
北原里英 「最初はちょっと戸惑いました」
平嶋夏海 「えっ?そうなの!?」
北原里英 「そう、あっ、やばい甘えられてると思ったのですけど」
他メン → w 「ちょっとひいたんだ」
北原里英 「ひいてはいない」
平嶋夏海 「ひいてない?」
北原里英 「ひいてはないです。大丈夫です」
渡辺麻友 「大丈夫、大丈夫。人間だから。。」客w
佐藤夏希 「意外だよね」
平嶋夏海 「でも、人にギューってするの、好きなの。ギューってするの」
他メン「かわいい」
平嶋夏海 「ともみちゃんも好きだよね、人にギュッてするの」
河西智美 「うん、好き」

 お解かりになりますか。なっちゃんはすでに“しっかり者のリーダー”のイメージを払拭にかかっており、むしろチームA時代の“甘えん坊の妹キャラ”に戻ろうとしているように感じられます。まあ新生チームBには仕切り役は山ほどいるので、放っておいてもMCは誰かが何とかしてくれるでしょう。これこそが、「そろそろ他の人のために頑張るのではなくて、自分のために頑張る」ということに他なりません。渡り廊下に関しても、全メンバーの大手事務所への移籍という当初の目的を達してしまった今、もはやAKBの看板を背負って優等生的に振舞わなければならない理由も無くなったわけで、なっちゃんの仕切り無しで、(なっちゃんも含めて)みんなが言いたいことを言いまくれば、それで良いんじゃないでしょうか。キャラタイプとしても、バラエティでは圧倒的に不利な“ツッコミ”から、比較的潰しが利く“ボケ”へとシフトしようとしているわけです(こんなこと、選挙中にはとても書けないでしょ?)。

 なっちゃんとしても、今回のキャラ変に関してはまだまだ試行錯誤中で、最終的な到達点のイメージはまだ無いのかもしれません。しかし少なくとも新生チームBのリーダーポジションを他のメンバーと争う気持ちだけは、全く無いと思います。ただこのB5thが一年以上続くことを想定すると、年齢的にもここが最後の勝負所だという意識ははっきりと持っている筈です。つまり<次の公演>でユニットのセンターが獲れなければ、恐らくもうチャンスは無い、ということです。だからなっちゃんとしても、最悪の場合ファン離れが進むリスクを承知の上で、強引なキャラ変を開始したのでしょうね(あと歌の特訓も)。そうしたことを念頭に置いた上で、なっちゃんのB5th初めての自己紹介コメントを読んでみて下さい。

B5th1回目(20100521)より
>「私はですね、「シアターの女神」公演に最後の青春を捧げます公演です。ということで、私、平嶋夏海、実は中学1年生の冬からAKB48に入りまして、もう高校3年生なんですよ。人によって青春は様々だと思うのですけど、私にとっての学生時代、青春をすべてAKBとして過ごしてきているので、今年が高校3年生、最後の学生でいる歳なので、最後のこの学生生活をこの「シアターの女神」公演に捧げてちょっと楽しんでいきたいなーって思います。そしてこのチームB、新チームBにもやっぱ平嶋夏海は必要不可欠だなって思われるような公演にできるように、今日も『がんばりなっちゃん!』しちゃいます。よろしくお願いします」

 …恐らく、もう覚悟は固めていると思うんだよね。この公演でキャラ変を行っても、次の公演で全く芽が出なかった場合、なっちゃんの性格を考えると、何らかの決断をする可能性もあるのかもしれません。幸いなことに現在のAKBは飛ぶ鳥を落とす勢いであり、なっちゃんにも定期的にテレビでアピールするチャンスが巡ってくる可能性は大いにあります。なっちゃんの経歴を「過去形」で語る位なら、むしろ「まだ何一つ始まっていない」位の事を、ファンならば言ってあげたいものです。

(注)もし筆者が「なっちゃんの将来には全く希望が無い」と考えている、と皆様が思われたのなら、それは間違いです。なっちゃんは、他のAKBメンバーのほとんどが持っていない、“状況”自体をコントロールする力を持っているんですよ(指原とかも結構持っています)。もしかしたら、なっちゃんが持っている“AKBシアター最多出演記録”は、<偶然>の産物だと思っていますか?。とんでもない(笑)。つい最近まで、チームBの公演頻度が他チームの2倍近かった時期が続きましたが、それはなっちゃんが「チームBは経験が足りないから、公演の回数を増やしてくださいって、私がスタッフさんにお願いしたの(大意)」というわけです。つまりなっちゃんが“AKBシアター最多出演記録”を持っているのは、完全に<必然>なんですよね。ただそのなっちゃんの力を持ってしても、勝算は…せいぜい五分五分というところでしょうかね、残念ながら。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

なっちゃんへの愛情あふれる文章楽しく読ませていただきました。
なっちゃんに関しては、少年王3号さんと考え方は違う事の方が多いのですけれど、考えや想いはひとそれぞれですからね。

ところで、少年王3号さんが現在の研究生が新チームとなると予想されているのですけれど、なっちゃんが新チームのサポートとして移動する事はなっちゃんのプラスになると考えられますか?

10期は、すらっとした美人が多そうだったので(オンデマンドのでの印象ですが)少年王3号さんの予想(想像?)を私が勝手に膨らませて、8期2人が昇格して、9期プラス10期プラス、サポート2人(1人はなっちゃん)なんて事をイメージしちゃいました(現実性はあるかなぁ?)

投稿: 蕎麦屋のカレーライス | 2010.06.12 20:03

こんにちは、いつも楽しく読ませていただいてます。

以前の記事でなっちゃんとたかみなを対比されていましたが、「自分のことを考える」という点においては現在のたかみなにも同じことが言えるかと思います。
肝心の「ソロ歌手になる」という夢に向かって自分という個を伸ばす上で、チームAさらにはAKBプロジェクト全体を背負っていこうとすることが少なからず障害になっているような・・・
先日の開票時のコメントも自分がAKB・SKE・SDNの代表であることを意識したものでしたし、チームリーダーで協力してやっていこうと他の三人に働きかけたりしているみたいですし。
キャラ立ちの点ではなっちゃんより遥かに先を行っていると思いますが、なっちゃんよりも自分にかける時間は少ないのが現状だと思います。

たかみなの今後について少年王さんの考えを伺いたいです。


と、言いつつも私は小森推しなので、以前に5期四天王を取り上げたように7期三銃士(ご想像にお任せします)も取り上げてくださると幸いです。

投稿: 干し椎茸 | 2010.06.13 02:14

いつもこんな文章を書けるなんて凄いと尊敬しております

ところで、なっちゃんの大好きなくまの学校のことですが、
僕の学校でも女子がジャッキーくんのグッツをつけていたりしてだんだんと
人気が上がってきてるようにみえます。12月には映画化になるとか…
それでこの前まゆゆとインタビューを受けたりしてましたよね。
これってチャンスじゃないですか。特に女子のファン層拡大のために。

もし映画で主題歌をワロタで歌うことになったら…と昨日その話でもりあがったのですがね。
学校の女子にもワロタをしっていてまゆゆかわいいよね~という話が聞こえてくるのですが
それぐらいまできてるなら、なっちゃんの知名度を上げるには大きなチャンスだと思います。

投稿: あきめすでる | 2010.06.13 17:05

言っていることはわかりますが現状のように公演の当選倍率が100倍を超えている現在では
いくら公演のMCでなにを言おうが効果があまりに限定されるのでは?

だからと言って渡り廊下でメディアに出演したとき(AKBとしては出れなくても渡り廊下なら可能性は高いでしょう)にはメンバーの構成上リーダー的役割を担わなくてはならないのでキャラ変ができるとは思えないのですが

その辺りについてはどうお考えでしょうか?

投稿: たぬたぬ | 2010.06.14 13:17

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