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新・私的AKB48論3rd(その13)

今回のお題は、「AKBの楽曲の作曲家について」

 皆様はAKBの各チーム毎の公演の楽曲の作曲家について、明確な差別があることを意識しておられるでしょうか。AKB作曲家陣のエース各といえば、何と言っても井上ヨシマサ氏です(筆者がAKBの作曲家で一番好きなのも井上ヨシマサ氏です)。AKBの各節目の選抜曲のほとんどは井上ヨシマサ氏の書いた楽曲であり、今年のAXのトップ10に何曲送り込んだか数えてもらえれば、その凄まじさが判っていただけると思います。AKBに楽曲提供している作曲家は20名はくだらないと言うのに、10曲中5曲ですよ5曲!(ついでに11位も井上ヨシマサ氏の楽曲です)。選抜曲を多く作曲しているのだから当然だと言われるかもしれませんが、それを言うなら公演曲でトップの7位を獲った「ハート型ウイルス」も井上ヨシマサ氏の作曲です。というわけで差別の話ですが、井上ヨシマサ氏の楽曲は常にチームAに優先的に回されており、A5thには5曲、K4thには1曲(チームKにはいつも1~2曲です)なのですが、B4thには0曲なわけですよ!!。これってひどいと思いませんか?。まあ今後はチームシャッフルで状況はかなり変わってくるとは思うんですけどね(←変わらないのかな?)。

 筆者は音楽に関して素人なので、印象による評価しか出来ないのですが、筆者が井上ヨシマサ氏の曲に対して感じるのはメロディの流れが物凄くガチャガチャだということ(例外はもちろんありますが)。なんか3曲くらい別々に作った曲を、無理やり一曲にまとめたような印象なんだよね。10年桜とか涙サプライズとか、サビになったとたん今までの流れと全然別の曲になっている気がしませんか。特に10年桜に関しては「桜の花びらたち」のアレンジが、涙サプライズに関しては「お誕生日の歌」が中に組み決まれているので、当然と言えば当然なんですが。しかしこのバランスの悪さは、情報量の多さと裏表の関係であり、井上ヨシマサ氏の曲は 第一印象は最悪な場合が多いんだけど、聞けば聞くほど味があると言うか、何回聞いても飽きが来ないというか、そういう所が面白いと思うし筆者は大好きなわけです。H1st「ビバハリケーン」とか、A5th「スイッチ」なんかも物凄くガチャガチャした曲で、最初に聞いた印象は「これが本当にアイドルの歌う曲なのか~?」という印象だったんだけど、何回も聞いているうちに凄く耳になじんでくるんだよね。

 というわけで本題ですが、現在スタブロのトップには渡り廊下走り隊が完全に張り付いており、ノースリーブスは2位で固定化しました。今までは新曲をリリースする毎に1位と2位が入れ替わっていたのですが、どうやらこの2チームの順位はほぼ固まった模様。CDの売り上げ枚数に関しても、渡り廊下が「完璧ぐ~のね」でノースリーブスを逆転して以降、渡り廊下の上位で固まった印象です。…このようなチームAの危機的状況になるとやってくるのが、井上ヨシマサ氏なわけですよ(泣)。ノースリーブスの新作CD「Lie」に関しては、井上ヨシマサ氏の全面プロデュースということで、相当勝負をかけていました。相変わらずAKBINGO!で応援企画もやってくれているし(その割には、売れ行きはあまり芳しくないようですが)。渡り廊下寄りの筆者としては、本当に羨ましい限りです。…頼むから、チームBと渡り廊下にも、井上ヨシマサ氏の楽曲を廻してくれ~!!!。以上、心の叫びでした(笑)

 おまけで、筆者が好きなAKBのセットリストを順番に、井上ヨシマサ氏の楽曲数と共に見ていきたいと思います。

第1位:H1st「僕の太陽」(井上ヨシマサ率4曲、2010年度AX率8曲)
 筆者が考える、現在までのAKBにおける最高のセットリスト。なんせシングルカットされた曲だけで3曲もあるわけですよ。もし過去の公演映像を見たことのない新規の方がいたとしたら、この映像だけは絶対に見ておいて欲しい。まだ立ち上げメンバーが揃っていた全盛期の頃のチームAとチームKのセンターボーカルクラスのみで編成された1stメンバーによるパフォーマンスは、並みのコンサートなどより遥かに上で、ため息が出るほど豪華です。なぜこんなに気合が入っていたかと言えば当然理由があるわけで、このH1stからシアターの観賞料金を1000円値上げしたわけです。…ひどい曲なんて聞かせたら、お客さんが来なくなっちゃうよね(笑)。ただこのH1stには明確な欠点が一つあり、人気メンバーを集めすぎた結果、フルメンバーでの公演がほとんど行えなかったのですね。その意味でもDVDはお得かと(笑)。

第2位:S2nd「手をつなぎながら」(井上ヨシマサ率0曲、2010年度AX率5曲)
 このセットリストも、気合入りまくりでした(笑)。これがこけたらSKEがこけるわけで、そうなるとHKT48もジャパン48もAKBの世界進出も全部駄目になるわけで、秋元康氏の「(このセットリストの評判が良くて)ほっとした」というのも、あながちリップサービスではないでしょう。作曲家陣は(井上ヨシマサ氏をはじめ)過去のAKBの主力作曲家陣をほとんど外しており、その意味でもかなりの冒険でしたが成功してなによりです。…ただS3rdは筆者的には全員曲があまり好きではないので、冒険もほどほどに、というところですかね。

第3位:A5th「恋愛禁止条例」(井上ヨシマサ率5曲、2010年AX率11曲)
 このセットリストに関しては「神公演」と呼んでいる人を全く見た事が無いのですが(笑)、筆者的には井上ヨシマサ氏の楽曲の多さとあいまって、非常に好きなセットリストです。そう言えばメモリスト氏も好きな曲が多いと書いていたし、通好みなのかもしれません。この時点でのチームAからの選抜メンバー経験者の多さ(13名中11名)を考えれば、単独でひまわり組状態と言えるのかも。まあこの公演の最中の卒業生の多さと、一期生と昇格組が上手くまとまらなかった時期もあって、公演の雰囲気は最悪だったと思いますけどね(爆)

第4位:K4th「最終ベルが鳴る」(井上ヨシマサ率2曲、2010年AX率6曲)
 これも「神公演」と呼ぶ人はほとんどいないんだけど、本当に良曲が揃っています。B寄りの筆者が言うのも辛い所なんですが。全員曲が良いよね~。

第5位:B3rd「パジャマドライブ」(井上ヨシマサ率1曲、2010年AX率6曲)
 2代目神公演。ユニット曲は良いのが揃ってるんだけど、全員曲は初日を除いては、今一つな気がします。井上ヨシマサ氏、カモン!!

第6位:A2nd「会いたかった」(井上ヨシマサ率0曲、2010年AX率6曲)
 この頃はまだ井上ヨシマサ氏がAKBに参戦していなかったんで(泣)。でも太田美知彦氏が、本当に良い仕事してます!!

第7位:K2nd「青春ガ-ルズ」(井上ヨシマサ率2曲、2010年AX率3曲)
 初代神公演。特徴が際立った楽曲が多く、AKBをはじめて見る人(特に海外公演など)には打って付けのセットリストと言えるでしょうね。

とまあ言う所で。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

>特に10年桜に関しては「桜の花びらたち」のアレンジが

これは知らなかったです。どの部分ですか?
イントロが「仰げば尊し」のアレンジだというのは知ってました♪

投稿: | 2010.06.07 20:47

日経エンタテインメント(201005)の、「AKB48メタル斬り」の10年桜の記事がソースです。・・・でも筆者も音楽に詳しくないので、どの辺りが「桜の花びらたち」なのか良く判らないんですけどね~(泣)

投稿: 少年王3号 | 2010.06.08 08:29

おー、そうか。楽曲中心で考えるとそうなるのかもしれませんね。

私は、H1st「僕の太陽」フルメンバーでの公演を観た事がないので、あまり良い印象はありません。
A5th「恋愛禁止条例」もそうですね。なんか昇格メンバーやアンダーばかりが目立って、オリメンが目立たない(公演に出ていない)ので印象はよくないです。

S2nd「手をつなぎながら」
K4th「最終ベルが鳴る」
B3rd「パジャマドライブ」
は良いセットリストですね。同感です。

私はやっぱり、楽曲プラス公演の印象なので、井上ヨシマサさんはあまり重要ではないのかもしれません。
でも、織田哲郎さん(君のことが好きだから)には、もう何曲か曲を書いてもらいたいと思っています。

投稿: 蕎麦屋のカレーライス | 2010.06.09 00:17

 好みは人それぞれだと思うので、筆者と同じ感じ方をして欲しいなどということは、全く考えていません。でも実際問題として、好きな曲を並べていくと、特定の作曲家が作っているというケースが結構多いんですよね。そういった事も考えてもらえると、物の見方の幅が少しでも広がるんじゃないかなと思って、サンプル代わりに書いてみました。

>でも、織田哲郎さん(君のことが好きだから)には、もう何曲か曲を書いてもらいたいと思っています

織田哲郎氏の曲もとても素敵ですよね。筆者も大好きです(o^-^o)

投稿: 少年王3号 | 2010.06.09 19:16

>物の見方の幅が少しでも広がるんじゃないかなと思って、サンプル代わりに書いてみました。

すごく広がりました。ありがとうございました。

投稿: 蕎麦屋のカレーライス | 2010.06.09 23:56

はっきり言いますが、音楽に関してあなたは完全なるド素人なので黙っていてください。
本当にヒットを狙った、さらに言えば編曲家にギャランティを出資にしたのは「baby×3」です。
このchokkakuという人物か音楽業界にとってどのくらいの大物なのかご存知ですか?
あなたはアイドル・グループの在り方については正論が多いと思いますが音楽については完全に素人以下です。

投稿: tecorin | 2010.06.10 16:05

え~!tecorinさん怖いよ~。
そんなに怒るような内容は書いてないような気がしますが。。。。。。
文章は難しいですね。

ところで、楽曲に明確な差別があると筆者さんは描かれていますが、今回のAKB総選挙は、メディア露出以外に明確な差別があると私は思っています。
公演だけでみると、一番得したのは、旧チームAで新チームBメン。板野、峯岸は新チームでの新しい自分をアピールでき、チームAの千秋楽という最高のシチュエーションで印象を高く植えつけられたように思います。
一番損しているのは、旧チームKで新チームAメンと研究生から新チームAに昇格したメン。ほとんど公演に参加できていなく(アンダーでちょっとだけ)公演でアピールする機会や新チームでの新しい自分すら見せる事ができませんでした。
まあ、差別があるのがAKBだという前提だと、それまでなのですが。

今度暇なときに、今回の総選挙についても考察をお願いいたします。

投稿: 蕎麦屋のカレーライス | 2010.06.10 19:00

<tecorinさんへのお返事>
筆者の文章がお気にさわったとしましたら、大変失礼いたしましたm(_ _)m

 その上でお聞きしたいのですが、chokkaku氏という方はどのような方なのでしょうか。今ウィキペディアで調べた限りでは、SMAPや嵐などジャニーズ系の曲を多く編曲しているようなので、ヒットメイカーなのかなという印象は持ちました。

 ただAKBの楽曲に関しては、ロマンスイラネ、BABY×3といまひとつヒットしていない印象です。この2曲に関してはヒットを狙ってchokkaku氏の編曲に対して高額のギャランティが発生したとの事ですが、上手くいかなかったのは何故なのでしょうか。

 もう一つ良く判らないのは、筆者が井上ヨシマサ氏の曲を好きであることと、筆者が編曲家としてchokkaku氏を知らないことに、どのような因果関係があるのでしょうか。

 もう少し、素人にも判りやすく書いていただけると助かるのですが。

投稿: 少年王3号 | 2010.06.10 22:08

<tecorinさんへのお返事2>
 五日ほど御返事をお待ちしましたが、いただけないようなので二点ほどtecorinさんの文章に関して指摘させていただきます。まず一点目ですが、

>本当にヒットを狙った、さらに言えば編曲家にギャランティを出資にしたのは「baby×3」です。

 この書き方では、「chokkaku氏は「baby×3」で高額のギャランティをぼったくっていったにも関わらず、全くヒットさせられなかった編曲者」というイメージしか持つことが出来ず、むしろ非常に悪い印象を持ちます。tecorinさんはそれで満足なのでしょうか。文章を読む限り、tecorinさんはchokkaku氏を非常に高く評価していると思うのですが、このままではchokkaku氏を悪く思う“素人”が増えて行くだけだと思うのですが。2点目として

>音楽に関してあなたは完全なるド素人なので黙っていてください

 ということですが、これも完全に考え方としては逆です。tecorinさんがきちんとchokkaku氏のすばらしさを素人にも判るように伝えて、「chokkaku氏のすばらしさをどんどん伝えて言って下さい」というスタンスを取っていかないと、chokkaku氏のすばらしさを知る人が全く増えていかないですし、“完全なるド素人なので黙っていてください”という言い方では、仮にchokkaku氏のことを少しだけ知っている人も全く発信しなくなってしまうので、逆にchokkaku氏の知名度を落とすだけだと思うのですが。

 率直に言いますが、tecorinさんの文章がchokkaku氏のためになっているとは、到底思えません。もしtecorinさんがchokkaku氏のことを尊敬していて、その素晴らしさを他の人にも知って貰いたいという気持ちがあるのなら、もう少し内容を考えて文章を書くことをお勧めします。このままでは筆者以外にも、chokkaku氏に対して悪い印象を持った人が増えた可能性もありますので。

投稿: 少年王3号 | 2010.06.15 21:32

このあたりのことは、ライムスターの宇多丸さんが詳しく語ってますよ

投稿: ちょーぴん | 2010.07.28 16:36

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