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新・私的AKB48論3rd(その12)

今回のお題は、「週刊文春発のスキャンダルと、AKBの第4チーム立ち上げについて」

<祝・AKSによる週刊文春告訴記念!!(←やらない方が良かった気がするんだけどね~)>

 前回の続きです。

 まずは週刊文春に端を発したスキャンダルについて総括を(先にお断りしておきますが、事実関係に関して論じる気は全くありません)。皆様はこの件を非常に嫌な気持ちで受け止めたと思うのですが、この件はAKBにとって非常に大きな転機となった一つの分岐点であり、表に見えている以上の様々な出来事がはっきりとしたという点で、非常に興味深い出来事だったと筆者は考えています。まずは本論と全く関係ない話なのですが、AKBにとってのマスコミ業界における敵と味方がはっきりしたという点が非常に面白かったです。本来こうしたスキャンダルは、後追い記事&番組が大量に作られて、初めて大きなうねりとなっていきます。古くはジャニーズ事務所の社長が若いメンバーに手をつけた、という疑惑がありましたが(これも週刊文春です)、これには様々な雑誌やテレビ番組が後追いをした結果、国会質問まで行われた一大スキャンダルとなりました。…しかし決定的な証拠が出ず、週間文春は裁判で痛み分け、ジャニーズに賠償金を支払いました(まあ週刊文春は、昔からこういう所だったわけです)。

 ところが今回のAKBのスキャンダルに関しては、大手の雑誌やテレビ番組で後追いをしたのは(筆者が知る限りでは)日刊ゲンダイのみ。これには筆者もびっくりです(笑)。本来スキャンダルを捏造してでも取り上げたい筈のフラッシュやフォーカスが、この件に関して完全に沈黙したのみならず、スキャンダルの報じられた同じ週の号にAKBメンバーを表紙に使っていたのですから、もうどうにもなりませんよね(笑)。つまりこれからどれだけ伸び代があるか判らないAKBを敵にまわす事を、ほぼ全てのマスコミが躊躇したということです。これは週刊文春にとっても大誤算でしたね。週間文春だけが、AKBの“外敵”と認識されてしまったわけですから。たった2年前にはほぼ全てのマスコミが、AKB商法を袋叩きにしていたわけですが、今やAKB商法という文字を大手マスコミで見かけることは、ほとんどなくなりました。またAKBのプライムタイムのテレビの新番組の放送局を決めるのに、民放5局が全て手を挙げたとの事(ちなみに今後の割り振りとしては恐らく日テレとテレ東がAKB正規メンバー、TBSがAKB研究生とSKE、テレ朝がSDN、フジは…アイドリングがあるからねえ(笑))。…今後AKBのスキャンダルは、法律違反でもない限り(例えば未成年メンバーによる不祥事とか)、大手マスコミが扱うのは相当難しい状況になったと言えるでしょう。

 話を戻します。今回の週刊文春発の篠田麻里子のスキャンダルによって、AKBのあり方は相当大きく変わったと筆者は考えています。AKS社長と篠田麻里子が実際にどんな関係にあるか筆者には知る術はありませんが、メンバーの親達に激震が走ったのは間違いないでしょう。そもそも1~3期生は“オフィス48”へ就職した筈であり、気がついたらAKSに移籍させられていたという感覚だったはずです。従って「娘をAKS社長の愛人にするためにAKBに入れたわけじゃない!」と、最低でも(48×2=96)人の親達が騒ぎを起こしたのは当然の事と言えるでしょう。そしてそのことが横浜アリーナでの全メンバーのAKSから他の事務所への移籍に繋がったと、筆者は確信しています(相当強引に事を進めたんでしょうね)。しかし8~9期生に関しては、最初からAKSに就職したのですから、様々な引止め工作を行った結果(念書くらいは書いたかもしれませんね)、AKS残留ということになったわけです。

 さて問題はここからです。AKSにAKB正規メンバーが一人もいなくなり、8~9期生もいつになったら昇格できるか全く判らない(だってAKB正規メンバーには全く空きが無く、欠員が出る当てすら全く無いわけですから)という現状は、(スキャンダルの真偽はともかくとして)AKB最大のスポンサーであるAKS社長にとっては、非常に望ましくない事態と言えるでしょう。このまま正規メンバーに欠員が出るのをひたすら待ち続けるなんて、気が遠くなる話です。そこで筆者が考えるAKS社長の秘策こそが、“AKB第4チーム(チームF(仮名))の立ち上げ”なわけです。まずは秋元康氏にねじ込んで、9期生の経験値と知名度を短期間で上げるための手段を講じました。まずは「有吉AKB共和国」の立ち上げと出演、各種雑誌に選抜メンバーと一緒にグラビアを載せる、そして正規メンバーのセットリストへの前座ガールとしての出演です。これらと共に新しく入ってくる10期生の成長も加味して、時期的には10期生の劇場デビューから半年後位にセレクションを行って、チームF(仮名)の立ち上げは行われるのではないでしょうか。…まさかHKTの立ち上げすら滞っている状態でこんな事態になるとは、思ってもいなかったのですがね。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

>。…しかし決定的な証拠が出ず、週間文春は裁判で痛み分け、ジャニーズに賠償金を支払いました(まあ週刊文春は、昔からこういう所だったわけです)。

あの裁判ではホモセクハラは事実と認定されてます マスコミはスルーでしたけど

1999年には週刊文春がこの問題に関する特集記事を掲載。ジャニー喜多川によるJrへのセクハラ・児童虐待、および未成年Jrの喫煙をスクープした。ジャニーズ事務所はこれに対し、週刊文春の記事を名誉毀損だとして、1億円の損害賠償を求める民事訴訟を起こした。
2002年3月27日に一審判決が出され、ここではジャニーズ側が勝訴した。東京地裁は800万円の損害賠償を週刊文春に命じるが、文春側は判決を不服として控訴。

2003年7月15日に二審判決が出されるが、賠償額は120万円に減額された。これは喫煙報道に関する部分のみの賠償額であり、ジャニー喜多川のセクハラは事実だと認定され、この部分の訴えは退けられた。
当然ジャニーズ側は最高裁に上告をしたが、2004年2月24日に棄却。こうして、120万円の週刊文春への損害賠償命令が確定したとともに、ジャニー喜多川のセクハラの事実は、裁判所によってお墨付きとなったのである。

投稿: 名無し | 2010.06.07 20:59

4回連続をすべてみてからもう一度ということでしたので、見ました。

まず5期生の宮崎や北原は正規メンバーに空きがない状態で昇格を果たしています。
指原や仁藤は菊池問題が発覚した後なので実質的にチームBに空きが出来ている状態でしたから別としてもです。
空きがない状態だから昇格できないというのは単に9期生が周りが騒ぐほどの実力がないと運営が判断しているからでは?
宮崎北原が昇格できて9期生が昇格できない理由はなぜだとお考えですか?空きがないは理由にはならないですよ

新チーム始動に関しては完全に筆者さんのご想像ですので判断しようがありませんので『妄想ご苦労様です』としか
言い様がないです。

有吉AKB共和国にかんしては回が進むほどに小嶋のSM女王や鎧コスプレや『ちんちん電車』発言など
9期生より正規メンバーの扱いが多くなっているのはなぜなんでしょうか?
それは9期生がTBSの期待ほどの逸材ではなかったからでは?


あと正規メンバーのプロダクション移籍に関して

組閣が大幅遅延した理由はおそらくAKSによるスケジュール管理のミスが原因(気ままに仕事を進める秋元康さんにも責任はあるでしょうが、それを『マジすか学園をやれば確実に組閣は遅延します』とAKS側が直言できなかったのも事実です。直言しても秋元康さんは無視したでしょうが)でしょう。
つまりAKSでは管理が不可能なほどの膨大な仕事がきてしまい、処理しきれない状態でした。
ポニーテールとシュシュの平島さんの突然のスケジュール変更(土曜日に学校があることすら把握してなかった)からも
AKSの管理能力が現状ではあまりに低すぎることは誰の目にもあきらかでした。
北原がAKSに『オーディションをうけさせて』(オーディション受けるにもAKBとしてふさわしい仕事(エロ仕事とか大人の事情とかでね)かをマネージャーが判断してから受ける必要がある)と言うほどAKSは所属メンバーの管理が
出来ていなかったのです。

そこで一斉に正規メンバーをプロダクションに預けて(北原ら人気メンバーは簡単でしょうが全員にはかなりの苦労があったはず)AKS自体の仕事量を減らしたのでは

横浜アリーナは二ヶ月前の発表でしたが代々木は四ヶ月前の発表と先を見据えた管理をするようになりました。
全国ツアーに至っては五ヶ月前です。さらにタイ公演を早々に中止にする、チーム再編が予定通りにいっているなど
横浜アリーナ前とはまるで別組織のように計画的になりました。

文春の記事の影響が0とは思いませんが組織として成立しなくなっていたAKSを立て直すための一貫としての
プロダクション移籍ではないでしょうか?


この点についても筆者さんの意見を聞きたいです

投稿: たぬたぬ | 2010.06.08 13:19

いつも楽しく拝見させていただいています。

たぬたぬさんも憶測で反論していらっしゃるのだから
事実認定するような、見てきたような書き方してる時点で説得力がいまいち。

あくまで筆者の憶測による分析を楽しむスタンスでいいのでは。

投稿: pon | 2010.06.08 21:34

<たぬたぬさんへのお返事>
 おっしゃる通り、筆者の意見は全て机上の話であり、刻々と状況が変化しているということも含めて、“絶対に筆者の言う通りになる”と断言するつもりも無いですし(今までにも結構外しています)、絶対に正解が判らない問題に対して感情的になって言い合いをするつもりも本来はありません。実際、『こんな考え方もあるんだ』位の気持ちで読んでいただければ、筆者的には十分なんですよね(『妄想ご苦労様』でも結構ですが)。ただ今回問われているのは、恐らく既定のデータに対する、筆者の分析手法そのものについてなのだと考えます。なので水掛け論を承知の上で、ご質問に答えてみたいと思います(あまり気は進みませんが)。

>宮崎北原が昇格できて9期生が昇格できない理由はなぜだとお考えですか?空きがないは理由にはならないですよ

 空きが無いからです。宮崎北原中田(なぜ中田の名前を外しますか?)の昇格は3カ月後に迫った一期生5名の卒業を見据えた上でのものであり(これはかなり早い時期に確定していたとのことです)、卒業してからの昇格では間に合わないという判断の元、予め3名に訓練期間をおいたと考えられます。一方現在のAKBは文字通り飛ぶ鳥を落とす勢いであり、本人の自主的な卒業など全く考えられず、事務所的にも“AKBのメンバーだから受け入れた”という側面は必ずあると思われ、あらゆる意味で近々にメンバーが卒業することは考え難い状況です。だから現在も近い将来も、AKB正規メンバーには、“空きが無い”と判断しました。

>それは9期生がTBSの期待ほどの逸材ではなかったからでは?

 TBSが研究生を中心に番組を立ち上げたのは、9期生を“逸材”だと期待してのことだとは考えていません。というか筆者ですら本論の中で9期生に対しては、“美形度が高い”と“意識が比較的高い”という以上の持ち上げ方はしていない筈です(笑)。TBSが9期生を中心とした番組を作らざるを得なかったのは、単純に日テレ・テレ東と比べて出遅れたため、ババを掴まされただけのことです。TBSだって、AKB正規メンバーで番組を作りたかったんですよ、絶対に。ただ過去のAKBに対するTBSの貢献度が少なすぎて、9期生を推したいAKB運営の思惑を無視できなかったんですね。だから現在でも、AKB運営とTBSの綱引きが続いているのは、間違いないと思われます。

>組織として成立しなくなっていたAKSを立て直すための一貫としてのプロダクション移籍ではないでしょうか?

 これはなかなか難しいですね。少なくとも建前的な理由としては十分成立していますし。ただAKSが管理しているAKBメンバーの人数の話としては、横浜アリーナで移籍したメンバーが約20名、新たに加入した10期生が推定で16名前後とすると、さほど変わっていない気がします。AKSが主に実働させているAKBメンバーの人数も、横浜アリーナ以前は北原・指原・倉持など(筆者の推定では)約8名前後、横浜アリーナ以降は9期生が約6名前後と、これもそれほど大差無い気がします(ついでに言うと、SDN2期生が加わったことにより、AKSのコントロール下にあるメンバーの人数は過去最多になったのでは?)。しかも以前売り込みが上手くいっていないメンバーがいたのは事実ですが、研究生に総入れ替えしたとしても使えるメンバーだけが揃う保証もありません。AKSの組織の立て直しが進んだのは事実のように思えますが、それはメンバー移籍の副産物というよりは、単純に“立て直した”んじゃないでしょうか。まあ事実関係は絶対に表には出てこないと思いますが、仮に今後AKSの抱えるメンバーの数がさらに増えていき、それに伴ってAKSの動きがどんどん悪くなっていくとすれば、たぬたぬさんの言う事が正解だったということが証明されるのではないでしょうか。

投稿: 少年王3号 | 2010.06.08 22:58

いつも勉強になります


ちなみに→麻里子です

投稿: | 2010.06.09 14:02

>ちなみに→麻里子です

いつもながら申し訳ありませんm(_ _)m
お詫びをして訂正させていただいます。

投稿: 少年王3号 | 2010.06.09 18:50

週刊文春は芸能関連に関してはガチで有名ですね。政治と違ってイデオロギーも入りませんし、文藝春秋はグラビアもテレビもラジオも持ってないので、自由にやれるんです。敵味方については、逆に事務所分散の効果も大きいでしょうね。
まあいずれにせよ、サムデイ移籍の時点で篠田さんはそうとう「やり手」なのは間違いないでしょう。

投稿: らっぱ | 2010.08.14 09:11

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