« 新・私的AKB48論2nd(その7)(改訂版) | トップページ | 新・私的AKB48論3rd(その1) »

新・私的AKB48論2nd(その8)(改訂版)

今回のお題は、「『マジすか学園』に見る、AKB内のプロダクションパワーについて(後編)」

前回の続きです。

「ホリプロ」(AKB内序列4位、AKB外序列3位):今回はここを多めに書いてみたいと思います。マジすか的には、大歌舞伎、ミャオ、シブヤと、3人とも前田敦子相手に一撃で玉砕という、AKB内大手プロダクションとしては最も政治力が弱い所を見せてしまいました。まあ尺が取れればそれで良いという、背に腹は代えられない的感覚でしょうか(出演時間は長かったんで)。筆者の印象では、AKBメンバーに関しては戦略的に最も上手くいっていないように見えるのがホリプロです。板野友美がモデルを務めた雑誌カワイイが廃刊、全納連と組んだナットウエンジェルは(少なくとも筆者の耳には)一度もスーパーの納豆売り場でかかっているのを聞くことが出来ず、エイベックスと仮面ライダーと組んだクイーン&エリザベスの「ラブウォーズ」はオリコンウィークリーランキングで4位(売上枚数21179枚)と全ての面で「アッカンベー橋」を大きく下回る体たらく。特に「ラブウォーズ」に関しては、何故か同じ週にNEWSが発売日をぶつけてきており、こうなるとAKBとジャニーズ陣営の不戦協定が本当に存在するのか、あるいはクイーン&エリザベスがAKBとして認識されていないのかと、様々な疑問点が生じます。いただいたご意見によると、『昨年末の番組で秋元Pが言っていましたが、AKB作品は必ず秋元康が作詞をすることがルールになっているようです。そのため、クイーン&エリザベスは秋元P作詞ではないので、AKBとは完全に別物扱いされてしまいました。それが週刊AKBやAKBIGOなどで一切取り上げられない理由です。』とのこと。全くその通りなんでしょうね。

「ラブウォーズ」に関しては歌番組で歌ったことも一度も無いし、それどころかAKBINGOの中ですら一度も歌われなかったし。プロモーションに関しても、渡り廊下のように4人で8時間で2万1千人と握手をする根性を見せたわけでもないし、ノースリーブスのようにドラマに主演して作品内で曲をかけまくるわけでもないし。…誰にやる気が無かったんだろうね。エイベックスなのか、ホリプロなのか、本人たちなのか。アニメ声優に関しても、一般的な意味での話題作には全く出演が無く、「RD潜脳調査室」「天体戦士サンレッド(←筆者的にはツボなんだけど(爆))」とドマイナー作品ばかり。「横浜アリーナ」も含めての補強は(バラエティ要員としては)比較的上手くいった方だと思うので、ここから巻き返せるかという所なんですが。基本的に悪口は書かないことにしているのですが、主力の板野友美の方向性がどう考えても歌手やモデルであって、バラエティ向きじゃないのが問題なんじゃないかなあ。…やっぱ三社協定がきつ過ぎるんだと思うよ。AKBもここまで力をつけてきたんだから、そろそろ共食い覚悟で、協定を外して全ジャンルOKにするべきなんじゃないかなあ。まだ無理?

 「ワタナベプロ系列」(AKB内序列5位→3位前後、AKB外序列2位):ナベプロはAKB初期には参入しておらず、中途参加組なのですが、それでも三社協定(四社協定?)には参加しているっぽいんだよね。柏木由紀が出演しているのはニュースショー(お天気おねえさん)とかアーティストのPVみたいに、他のプロダクションと競合しないジャンルばっかりなんで。そんなわけで元々AKBに対してほとんど力を入れていなかったナベプロなんだけど、渡辺晋賞を秋元康氏に渡すことでAKBに対して本格参戦することを内外に表明(だから授賞式の際に、ワタナベプロサイドがド真ん中に立っているわけですね)、高城亜紀をはじめ頭数を揃えて、一気に勝負に出ようとしています。そんなわけで、第一回AKB総選挙の時のAKB内序列は5位と推定していますが、現在の序列は(AKB外序列の高さと相まって)2~3位くらいではないでしょうか。尾木と互角くらいなんじゃない?。

 ナベプロとしては、第二回AKB総選挙のトップを狙っている立場上、ブラックを前田敦子との直接対決で負けさせるわけには絶対にいかないわけで、結果として前田軍団4人を相手に互角以上の戦いをしていたんだけど、<<アクシデント>>で負けてしまった、という妥協点に至ったわけです(笑)。ただ四天王で最もインパクトが薄かったのがブラックだというのも事実なんで(シングルマザーという設定は、どこへ行った!!)、ああいった逃げ方が本当に正解だったのかは相当微妙だとは思うのですが。話はコロッと変わりますが、ワタナベガールズ旗揚げ宣言は、三社協定の尾木との協定に完全に抵触するものと思われ、そろそろ三社協定がナベプロ主導で破棄されつつあるのかな、という印象を持っています。いずれにしても、ここ数カ月のAKB内での台風の目がナベプロであることは、間違い無いと思います(だってさっき(4月10日の夕方)コンビニ行ったら、柏木由紀が表紙の雑誌が3誌もあったし)。

「オフィス48」(AKB内序列6位、AKB外序列6位):ガクラン、マナマナ、チョウコクが前田敦子に対して枕を並べて討ち死には、プロダクションの序列上当然の結果かと。ガクランとチョウコクの見せ場も、他の前田軍団と比べると若干少なかったしね。オフィス48も(弱小プロダクション故にか)三社協定に参加していないようで、何でも出来る立場だとは思うのですが、やはり苦戦は免れない印象です。さらに所属メンバーの高齢化(「横浜アリーナ」での増員は一切無し)によって、状況はさらに思わしくない方向へ進んでいる気がします。…せめてメンバーがあと2歳若ければ、倉持明日香を取って第二次チョコラブの旗揚げとか、何か手はあった気がするんだけどね~。

 「ピタゴラスプロモーション」(AKB内序列不明、AKB外序列(筆者の知識不足により)不明):AKBはピタゴラスに対しては、本っ当に気を使っているよね!(爆)。マジすかではゲキカラ、ジュリナ、ダンスと、前田敦子に対してはほぼ無傷でドラマを終えました。つーかゲキカラに至っては、タイマンなら明らかに前田敦子(というかラッパッパ以外の全てのヤンキー)に勝っていたよね??。前田プラス前田軍団3人にタコ殴りにされただけで、前田とのタイマンに関して言えば、(凶器攻撃があったとは言え)完勝だったと思います(ジュリナは戦いすらしなかったし)。…出番は少なかったとは言え、ここまでAKBはピタゴラス(=SKE)に気を使っているわけですよ。総選挙に関しても、明らかにSKE不利と言われる中、AKBINGOで松井珠理奈にAKBのトップ10名のほとんどを倒させる企画(篠田麻里子だけは逃げましたが(笑))を二週に渡って放送しており、AKBとしてもSKE(特に松井珠理奈)をボロ負けさせないために必死になっていることが伺えます。「青空片想い」はオリコンマンスリーランキングで9位とはいえ売上枚数43340枚を達成しており、しかもまだ順調に売り上げを伸ばしています。この売上枚数はハロプロの全チームを上回っている可能性があり、SKEは実質的に日本ナンバーツーアイドルの座を手中にしている可能性すらあります。…総選挙のライバルがAKBでなけりゃ、全然問題無かったんだろうけどね(泣)

 というわけで、筆者のストックも完全に尽きましたので、一旦今回で最終回ということにさせていただきます。時間が無くて頂いたレスにきちんとお返事できなくて(特に裏を取る必要があるものに関してはほとんど)、本当に申し訳ありませんでした。最低でもあと一回は復活予定なのですが、時期的には新生チームBの旗揚げの頃かな。それでは皆様、短い間でしたが、本当にありがとうございました。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

|

« 新・私的AKB48論2nd(その7)(改訂版) | トップページ | 新・私的AKB48論3rd(その1) »

芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様です。
考えすぎな部分も見られましたが、参考になって面白かったのでO.K.です。

「ラブウォーズ」に関しては、握手会無し(イベントはあるが)で2万枚売れたのは
上等だったのでは?
たしかにレコード会社にもホリプロにも売ろうという姿勢はみられませんでしたが。
これは秋元P作詞ではないというのが絡んでるかも知れませんね。
エイベックスは企画もの好きですし。2枚目は?です。

ドラマについては事務所バランスというより、年末年始の仕事バランスのような気もします。
篠田さんは他で忙しいのに、あのポジションにいたのは不思議でしたが、板野さんと柏木さんは
忙しいため短期集中で撮影したのがわかります。
ドラマ制作は太田プロ主導で行われたという感じですね。
(なちゅはナベプロなので、協定にナベプロも参加してるのではと考えたり・・・)


考えさせてもらったり、面白いのでまたやってください。

投稿: 研究員1 | 2010.04.10 13:50

マジすか学園はナベプロの勝ちだと思います
ほとんどダルマが主人公でしたし
あきちゃはチームホルモン、小歌舞伎は戦っていないのに前田四天王入りですからね

投稿: 名無し | 2010.04.10 14:27

昨年末の番組で秋元Pが言っていましたが、AKB作品は必ず秋元康が作詞をすることがルールになっているようです。
そのため、クイーン&エリザベスは秋元P作詞ではないので、AKBとは完全に別物扱いされてしまいました。
それが週刊AKBやAKBIGOなどで一切取り上げられない理由です。

投稿: | 2010.04.10 22:24

ベストアルバムの選抜や握手会の面子などを見ても、AKB内でナベプロの強化、ホリプロの弱化は一目瞭然ですよね。
それであって、横アリでのナベプロ移籍メンバーの人選は大きな疑問。
きたりえはナベプロに行くと思っていたんですけどね。

投稿: | 2010.04.10 22:52

いつも皆様、温かいレスを本当にありがとうございました。

>そのため、クイーン&エリザベスは秋元P作詞ではないので、AKBとは完全に別物扱いされてしまいました。

今回最終回ということなので、せっかくなので本文に組み込ませていただきます (o^-^o)

>「ラブウォーズ」に関しては、握手会無し(イベントはあるが)で2万枚売れたのは上等だったのでは?

筆者的にはホリプロのプロダクションパワーと、業界最強のエイベックスの威光と、人気絶頂の仮面ライダーダブルの勢いがあれば、最低でも「アッカンベー橋」を下回ることは無いだろうという読みでした。だから“全然駄目だった”という評価になっちゃうんですよね。

>マジすか学園はナベプロの勝ちだと思います

 そういう見方もあるでしょうね。「横浜アリーナ」の移籍以降まで数に入れるのなら、チームホルモンの主力である指原と北原も太田プロなので、太田プロもかなり有力だとは思います。

>きたりえはナベプロに行くと思っていたんですけどね。

 北原理恵は昔から女優志向が強く、三社協定がいまだに健在だとすれば、太田プロに移籍するのがそのための最短であると判断したのではないでしょうか。人間関係的にも、確かに高城とも仲は良いと思いますが、地方組の指原との絆には代えられないでしょうしね。

投稿: 少年王3号 | 2010.04.11 20:31

いつも興味深く読ませて頂いてます。

突然ですが、オールナイトニッポンモバイルの、
1,000ダウンロードの結果や、劇場盤の売り切れ状況
などから、総選挙の結果はどうなると思いますか?

私が気になったのは、

・オールナイトニッポンモバイルでは、秋元、小野が
 未達成にも関わらず、小森は達成した事。

・劇場版の初回販売状況では、まさかの珠理奈の完売無し
 (玲奈は完売)

などです。

選抜12人にはそれほど変化は無い気もしますが、
13~21位とアンダーに、はかなりの変化があると
予想しますがどうでしょうか?

※小野と珠理奈のアンダー落ちなど

投稿: たかし | 2010.04.20 16:45

初めてコメントします。
楽しく拝見させて頂いてます。

増田有華・奥真奈美の
アニソンソロ、
秋元才加・宮澤佐江の
SMAP稲垣のバラエティー
レギュラー出演と
此処へ来て
office48メンバーの露出が息なり増えてます。
これは先々もoffice48としての移籍を進める為の決意表明みたいなものでしょうか?

賛否両論の
チームドラゴンボール
(現在高橋みなみ以外選抜メンバー不明・尾木で固めるのか?)
含めどう考えているか
次回に期待してます。

乱筆乱文駄文失礼。

投稿: 地方在宅者 | 2010.04.20 18:25

尾木メンバーでは、ノースリーブスと違って、渡り廊下の、まゆゆ以外のメンバーの人気と知名度がイマイチなので、期間限定で、「ノースリーブで走り隊」とかどうでしょうか?(笑)

投稿: 通りすがり | 2010.04.21 12:39

松井玲奈ってマジ可愛いっすね

投稿: 松井玲奈 | 2010.05.31 15:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26541/48045407

この記事へのトラックバック一覧です: 新・私的AKB48論2nd(その8)(改訂版):

» NaviCreator.com 設置サイトランキング [無料アクセスアップNaviCreator.com]
このサイトに投稿登録すればサイトのアクセスアップは間違いなし!でも、意外と知らない人も多い。SEO対策にもってこいのサイトでもあります。私が毎日トラックバックしてるので、あなたは苦労せずにアクセスアップが可能♪ [続きを読む]

受信: 2010.04.16 14:10

» AKB48前田敦子ファーストDVD 「無防備」 |前田 敦子 [お買い得連絡通信]
AKB48前田敦子ファーストDVD 「無防備」前田 敦子光文社 刊発売日 200... [続きを読む]

受信: 2010.04.18 18:24

« 新・私的AKB48論2nd(その7)(改訂版) | トップページ | 新・私的AKB48論3rd(その1) »