« 「教えて☆渡り廊下走り隊!」(番外編:その一) | トップページ | 「教えて☆渡り廊下走り隊!」(その五) »

「教えて☆渡り廊下走り隊!」(その四)

今回のお題は、「なぜ“渡り廊下走り隊”の4thシングルのタイトルは、“アッカンベー橋”なのか」について

 今回は少し軽めに曲のタイトルのお話を。AKBのシングルCDのタイトルには、『大声ダイヤモンド』以降のものについては様々な願望をこめた、明確な<メッセージ>が込められていると考えています。まず『大声ダイヤモンド』に関しては、秋元康氏がSKEのオーディションで松井珠理奈を見出した時の印象として、「『名古屋の真ん中でダイヤモンドを見つけた!』と大声で叫びたい気持ちだった」と言っていましたが、恐らくこの時の気持ちがそのままタイトルになっていると思われます。だからこそ『大声ダイヤモンド』のセンターボーカルを松井珠理奈が務めたのは、ある意味当然だったと言えるでしょう。

 次に『10年桜』については、これはもう明らかに「CDが10万枚売れて欲しい」という願いが込められたタイトルと言えるでしょう。『大声ダイヤモンド』が7万枚売れたことがたまたまではなかったことを証明するためにも、『10年桜』が10万枚売れることには、非常に大きな意味があったと考えられます。そしてそれが達成されたからこそ、これ以降のCDのプロモーションで、『三振覚悟でバットを長く持って振り回していく(by秋元康)』ことが可能になったのではないでしょうか。

 『涙サプライズ』は、AKB総選挙という究極のサプライズと、それに伴うメンバー達の涙(嬉し涙やら悔し涙やら)を織り込んだタイトルです。恐らくメンバーの人気投票に対する逆風が強いことも想定していたのでしょうが、それでもその時点でのAKBの実力以上の枚数を売り上げること目標していた筈であり、見事に成功しました(約13万枚)。そしてそれは、売り上げが多すぎて<サプライズ>、嬉し<涙>というダブルミーニングでもあったことでしょう。

 それとは逆に、投票券を付けるなど一人に何枚も買って貰うことを前提としていない『言い訳Mayby』は、一時的にCDの販売枚数が落ち込むことを覚悟していた可能性が高いと思われます。従って秋元康氏にとっては「AKB、本当に大丈夫?」という皆の疑問に対して、<恐らく><言い訳>が必要だろう、という意味合いだったのではないでしょうか。ちなみに本曲は『大声ダイヤモンド』以降では初めて井上ヨシマサ氏以外が作曲したものであり、ここで井上ヨシマサ氏を傷物にできないという意味合いもあったのかも知れません。ただ(本当に偶然だと思うのですが)発売初日にSMAPの記録を破るというビックサプライズが起きた為、CDの売り上げが前回より3万枚減ったという事実はほとんど誰にも指摘されないままここまで来ました。ほんと、ついてますよね。

 そして『RIVER』ですが、「川を渡る」ということが象徴的に示唆しているのは、これはもうモー娘。を破ってAKBが次のフェイズ(全ての人が認めざるを得ない、日本“ナンバーワンアイドル”の座)に突入するという意思表示以外の何者でもないでしょう。そしてモー娘。を破るという目標は、モー娘。の敵前逃亡(直前になってCDの発売日をAKBと一週間ずらした)ことによりあっけなく達成されました。まあ結果として『RIVER』が25万枚近く売れたことを考えれば、逃げて正解だったのかもしれませんが(笑)

 というわけで前置きが超長くなりましたが、“渡り廊下走り隊”のCDのタイトルについてです。1stシングル『初恋ダッシュ』、2ndシングル『やる気花火』の持つ意味合いは、誰の目にも明らかです。『初恋ダッシュ』はデビューと同時にCDの売り上げに<ダッシュ>がかかって欲しいという願いが込められていますし、『やる気花火』は根性をいれてプロモーション活動をすれば大輪の花火が上がる(=CDがたくさん売れる)、という意味合いでしょう(NHKホールのコンサートのせいでほとんどプロモーション活動ができなかったのは、なっちゃんにとっては無念な思いでいっぱいでしょうね)。

 そしてここまでのAKBのCDのタイトルが持つ意味合いを加味して考えた場合、『完璧ぐ~のね』にどんな思いが込められているのかは、完全に明白です。…これはもう、明らかに勝利宣言か敗北宣言ですよね?。AKBが最初から負け試合を想定しているとは考えられないので、これは間違いなく勝利宣言です。これでレコード大賞新人賞を取るという意思表示だった・・・筈なのですが、どうも上手くいきませんでしたね(泣)。CDのセールス枚数自体はSCANDALに勝っていたと思うのですが、新人賞は持っていかれてしまいました。プロダクションのパワーバランスなど問題点は色々あったと思うのですが、やっぱり“渡り廊下走り隊”がCDの発売から一週間しかまともに活動をしていない(つまり一年で実働3週間)のが最大の問題なのではないでしょうか(←そりゃそーだ)。

 で、『アッカンベー橋』の持つ意味ですが、(アッカンベーに大好きという意味があったという事自体が初耳なのですが)菊地あやかが加入しても“渡り廊下走り隊”を大好きでいて欲しい、という意味なのではないでしょうか。まあ言いたいことは判るのですが、曲自体に訴求力があるのか筆者には全く判断が出来ないので(泣)、売れ行きに関してはどう言って良いのか判りません。ただ一つ言えるのは、(そうした事態は無いと信じたいですが)もしCDがさっぱり売れなかったとしたら、それはメンバーの責任というよりは選曲したスタッフの責任だと思うのですが、どう思います???。今回は発売2週間前から販促活動を始めているのですが、・・・『完璧ぐ~のね』のときにやっておきたかったねえ。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

|

« 「教えて☆渡り廊下走り隊!」(番外編:その一) | トップページ | 「教えて☆渡り廊下走り隊!」(その五) »

芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

言い訳Maybyの売り上げ減らしはSMAPに勝たないように意図的にやったと思ってます
いつもなら発売週に何らかの追加イベントをやるのにやりませんでしたからね
SMAPに勝たせることでジャニーズに恩をうり、その後の協定みたいなものを結んだのではないかと
その後はジャニーズはAKBのシングル発売日を避けるようになったし
ジャニーズ関係の番組に多数出演できるようになりましたからね

投稿: 名無し | 2010.03.12 04:23

REVER→RIVER

投稿: | 2010.03.12 22:26

タイトルからよくここまで考えることができるんですね。見てて面白いです。
是非渡り廊下のメンバー一人一人について書いてもらいたいです。

投稿: つき奈 | 2010.03.12 23:15

REVER→RIVER 

・・・訂正しておきます o(_ _)o

メンバーの人物評に関しては、(その7)より開始します。

投稿: 少年王3号 | 2010.03.13 10:51

アッカンベーの意味は「大好き」ではないと思います。
言葉通り、誰かに向けて「嫌い」と言っているのではないでしょうか。
秋元氏から、渡り廊下走り隊に対して「アッカンベー」と言いたくなるような裏事情があったのだと思います。
意図的に売れなさそうな曲を選んだとすれば、タイトルと辻褄が合いますし。

で、この裏事情ですが、同時期に発売されるSKE48の「青空片思い」が秋元氏から松井じゅりなに対しての
ラブコールとすれば、おおよそ裏事情が推測できます。
前田の後継者を渡辺ではなく松井にしたい秋元氏の意図がタイトルや歌詞に込められているのでしょう。

投稿: ミミック一号 | 2010.03.14 09:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26541/47787160

この記事へのトラックバック一覧です: 「教えて☆渡り廊下走り隊!」(その四):

« 「教えて☆渡り廊下走り隊!」(番外編:その一) | トップページ | 「教えて☆渡り廊下走り隊!」(その五) »