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「教えて☆渡り廊下走り隊!」(その九)

今回のお題は、「『渡辺麻友』(まゆゆ)について」

 渡り廊下の面々の人物評を書くのはこれで2度目(前回は約1年半前)なのですが、前回書いたものも、知識が浅い割にはまあなんとか本質だけは押さえていたかなという気もするのですが、渡辺麻友に対するものは全く駄目でしたね(恥ずかしいので消しちゃおうかとも思いましたが、自戒のために残してあります)。渡辺麻友はそれだけ自己演出能力が高いということもありますし、パーソナリティーが複雑だということもあるのでしょう(筆者の洞察力の無さを棚に上げて言うのもなんですが(泣))。

 まず最初に言っておきたいのは、渡辺麻友はAKB内でも相当な変わり者である上に、極めつけに気の強いメンバーだという事です。かわいらしい見掛けに騙されてはいけません(笑)。まずはAKBのメンバーが踊っている時の表情を思い出してみてください。夏まゆみ先生は「踊っている時はどんなに苦しくても楽しそうに笑っていなさい」という指示を出すわけですが、実際のメンバーの反応は気の強いメンバーほど極端な対応を取るわけで、その方向性は二系統に分かれます。まず第一のタイプは、笑えと言われたからには、どんなに苦しくても意地でも笑い続けるというタイプ。このタイプには松井珠理奈、そして初期の渡辺麻友が当てはまります。第二のタイプは、どんなに怒られても梃子でも笑わない(というか気分次第)というタイプ。このタイプには前田敦子や宮崎美穂が入ります。実際、初期の頃の渡辺麻友の(特に公演の後半の)笑顔って、怖くありませんでしたか?。松井珠理奈の場合もそうですが、髪の毛が汗でべったりと額にくっつき、肩で息をして明らかに苦しそうなのに、顔だけは張り付いたような笑顔で固まっているというのは、ちょっとしたホラーです(笑)

 最近の渡辺麻友は、「笑うのに疲れたから」と吐き捨てるように言って、第二のタイプ(踊っている最中に笑わないキャラ)に変貌しましたが、内面的な本質は全く変わっていないと思います(メンバー達にはよく、昔まゆゆは猫を被っていたと言ってからかわれていますよね)。要するに「残念少女」のキャラクターに合わせて自分自身のキャラを変更しただけのことです。だからもし次の公演で馬鹿みたいに明るいイメージのユニット曲が回ってきたら、もう一度第一のタイプ(踊っている最中に常に笑っているキャラ)に変更する可能性すらあります(もう無いかな~)。もう一つ、筆者が非常に印象に残っている出来事として、週刊AKBのDVDに収録されていた「渡辺麻友100の激白」の中の、渡辺麻友の携帯電話の着信音について取り上げておきたいと思います。何だったか覚えてますか?。なんとAKBアイドリングの「チューしようぜ」だったのですよ。なぜだと思います?

 ここからは完全に筆者の憶測になりますが、渡辺麻友はAKB入団以来、一度もAKBのCD選抜から外れたことがありません。どんなに体がきつい状況に対しても弱音を吐かない代わりに、人一倍プライドも高い筈です(そうでなければ、AKB選抜のフロントメンバーなんて務まりません)。その渡辺麻友が唯一入ることが出来なかった選抜がAKBアイドリングなわけです。…恐らく今でも根に持っているんじゃないでしょうかね(笑)。現実問題として考えれば、当時中学生だった渡辺麻友は、アイドリングとの対抗戦では戦力になることができないため(顔面にパイをぶつけたり出来ないので)、選抜落ちはやむを得ないかなと思うのですが、…本人はそうは思わないのでしょうね。もしもう一度AKBアイドリングをやるとなったら、渡辺麻友は直訴してでも入ろうとするんじゃないでしょうかね。…相当な気の強さだと思いませんか?

 渡辺麻友は、昔の「いつも笑っていた頃」は自分自身のキャラをどう演じて良いのか判らず、ひたすらニコニコして座っていただけという印象でしたが(だから当時AKB初心者だった筆者は、渡辺麻友のキャラがどうしても掴めなかったのです)、現在の「気分次第で表情を変えるキャラ」に変わって、ようやく自分を出せるようになってきました。若干KY気味で他人の顔色をほとんど気にせず、我が道(アニメ&特撮&フィギュア)をひた走る渡辺麻友の現在のキャラは、AKB全メンバーの中でも相当とんがってますよね(笑)。また多田愛佳と一緒になって、アニメねたをテレビなどで完全オープンにしたのも印象的です。やっぱり人間、正直に生きなきゃね(笑)。この辺りに関しては賛否両論でしょうが、(もしかしたら前田敦子の後継者候補からは一時的に遠ざかっているのかもしれませんが)新たなファン層を開拓するという点ではプラスに作用している面もあります(後述します)。AKBが秋葉原をホームにしている以上、(男女問わず)アニヲタをファンとして取り込みたいのは当然であり、その点ではきっちり仕事をしている気がします。逆にそこが判っていないと、なぜ渡辺麻友がこれほど人気があるのか、理解できないかもしれません。

 渡辺麻友は(というか『渡り廊下走り隊』自体が)アニヲタ、特撮ヲタ、ゲームヲタ、子供達など他のメンバーとは明らかに異なるターゲットに対して勝負しているわけですが、筆者はこの点に関してはかなり肯定的に見ています。渡辺麻友にとっては短期的には遠回りに見えるかもしれませんが、いつまでも仲間同士で同じパイの取り合いをしていても、しょうがないじゃないですが。他のメンバーの意識が低い間に、“アニヲタ・特撮ヲタのカリスマ”にでも成り上がってしまえば、他のメンバーとは全く違った方向からポスト“前田敦子”を狙っていくことも可能です。ホリプロ勢もアニメ(サンレッドとか)や特撮(仮面ライダーダブルとか)に出演はしていますが、ファンの気持ちを代弁することなど絶対に無理でしょう。「ノースリーブスのCDを買わずに、アニメのCDを買った」と平然と言い放つ渡辺麻友は、より広いターゲットを模索するAKBにとっては、現在でも非常に重要な存在と言えます。渡辺麻友が目指すべきポジションは、『(アニメその他の)ファンの気持ちを代弁する、ファン代表(K-1での長島“自演乙”雄一郎のポジション)』という所ではないでしょうか。“AKB総選挙第4位”は渡辺麻友にとっては頂点でも何でもなくて単なる過程であり、本当の勝負(勝てるかどうかは、まだ何とも言えませんが)は、きっとこれからなのだと思いますよ。筆者は以前、「渡辺麻友はスーパー戦隊もののヒロインを演じる」と書いたことがありましたが、今となってはそんなに“拘束時間”が長い仕事は、やっている暇が無いかもしれませんね(笑)

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

>当時中学生だった渡辺麻友は、アイドリングとの対抗戦では戦力になることができないため

当時小学生の珠理奈が選ばれたのはなぜなんでしょうか?
それ以前に、AKBアイドリングは、卒業間近のまいまいを入れたり、高みな、麻里子を外したりと選抜メンバーに疑問を感じてはいたんですけどね。

投稿: | 2010.03.21 07:15

AKBアイドリングはホリプロを中心とした各事務所が画策して作ったユニットだったので、両グループからの選出メンバーが非常に不自然なユニットでしたね。
特にアイドリング側はエース格の1人森田涼花(ホリプロ)が「スーパー戦隊もののヒロイン」を演じていて忙しかったためか不参加、程度ならまだ判るのですが、明らかに不自然な不人気メン選出と、AKBアイドリングに参加しなかった10人中5人が2009年春までに卒業するなど事務所間の力関係をまざまざと見せ付けられました。
ちなみに、大島麻衣はAKB卒業後もAKBアイドリングの大島麻衣として何度かメディアに出ていました。
余談ですが、アイドリングは春から4期生として素人の中学生5人が加入しますが内2人(後藤郁・野元愛)のホリプロ所属が決まりました。
2人とも第34回ホリプロスカウトキャラバンファイナリストでしたが、まぁ・・・そういう事でホリプロングみたいな状況になりつつ有ります。
グループ=TV番組(地上波でなくCS)であるアイドリングは、番組の採算さえ取れれば個々のメンバーの仕事量や人気・知名度も度外視、そもそも所属メンバーが誰でも構わないなど「AKBとはジャンルが違う」(アイドリングメンバー談)のですが、無知なAKBヲタは何も知らずにアイドリングを下に見てます(苦笑。
アイドリング(番組)は最多ファン数を誇る絶対エースのバカリズム升野英知と女子アナがいる限り大丈夫なんですが、これはAKBが「劇場が満員でさえあれば大丈夫」なのとは根本的に違いますからね。

投稿: | 2010.03.21 10:19

こちらでは以前こんな記事も書かれてましたね
http://spm.cocolog-nifty.com/tusin/2010/01/post-68b9.html

確かにやってみたら面白そうですが、アイドリングの姫こと横山ルリカ(プロダクション尾木所属)は尾木のモデル部門のお姫様なので、AKBメンも実際には「前田さんはもうお前らなんか相手にしねえんだよ!」とは口が裂けても言えないでしょうねw
かつてシンディも芸暦的に先輩とはいえ、Cindyシンドロームのゲストとして横山を迎える前にアイドリングの収録現場まで横山に挨拶にいくぐらいですから。
横山より2歳年上のアイドリング2期生の河村唯(2008年春から尾木所属:芸暦約9年)も、アイドリング加入後しばらくは横山相手に「タメ口で話したら事務所に怒られる」と言って敬語になってました。(今もたまに敬語ですが)
約7年前、小学生だった横山ルリカを路上でスカウトしたバーバーパパこと尾木のチーフマネージャ(※女性だけど何故かパパ)などに随分可愛がられているようです。
それにしても、「横山は保護されているッッ!!!」と言われるだけあって、去年の山手線等の首都圏JR線に貼られまくった横山の「八都県市容器包装ダイエット宣言」ポスターは圧巻でしたが、それがアイドリングのメンバーだと気づいた人が何人いたでしょう・・・。
そこからアイドリングに繋がる必要は全く無い、というのが尾木の考えなんでしょうが、その辺りがAKBとは全く違いますね。

投稿: | 2010.03.21 12:25

まゆゆがもしバンジージャンプをやるとなったら

飛べると思いますか?

投稿: ねずみ | 2010.03.21 21:56

ジェットコースターで、あれだけビビって涙目なんだから…。
僕は、失神すると思います。

投稿: ピーナッツ | 2010.03.22 12:43

>まゆゆがもしバンジージャンプをやるとなったら飛べると思いますか?

どーかなー(o^-^o)

筆者は飛べる気がします。渡辺麻友は昔から辛いものが苦手で、泣いて嫌がっていましたが、最近(総選挙以降)は、とりあえず口に入れるようになりました。意識が高くなってきているんじゃないですかね。だから多分いけると思うんだけど、こればっかりは実際にやってみないと・・・

投稿: 少年王3号 | 2010.03.22 20:07

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