« 「教えて☆AKB48!」(その二十八) | トップページ | 「教えて☆AKB48!」(その三十) »

「教えて☆AKB48!」(その二十九)

Q29:「セットリストベスト100って何?」

A29:「AKBを象徴するコンサートであり、毎年1月末に渋谷AX(2010は不明)で4日間かけて行われます」

 セットリストベスト100は、毎年(少なくとも2010年度は行われることが決定しました)1月末に渋谷AXで木金土日の4日間かけて行われるコンサートです。メンバー達には、「これば終わらないと歳が明けた気がしない」とまで言わしめる、AKBを象徴する、超変則的なコンサートです。まず最初にファンクラブ(柱の会)の会員にアンケートをとり(2010に関してはシングルCD付属の投票用紙を用いるようです)、AKBの全ての楽曲(今回は255曲)を対象に順位をつけます。そしてそれを100位から1位に向かって順番に25曲づつ、4日間掛けて踊り続けるわけですが、まず自分達の持ち歌に優劣をつけようという発想が、すでに尋常ではありません。これはチームや個人の優劣にまで直結してくる問題だけになおさらです(逆にセットリストベスト100があったからこそ、AKB総選挙が行えた、ということもあるでしょう)。次の問題は、構成がしっちゃかめっちゃかになるということです。通常のコンサートは衣装を変えるタイミングなど、周到に練り上げて構成を考えるわけですが、セットリストベスト100の場合曲の順番は完全にランダムになりますから、例えば前田敦子が3曲連続で、しかも全て違う衣装で歌うといったシチュエーションは幾らでも有り得る訳です。当然普通ではありえない待ち時間などが頻繁に生じることになり、バックヤードのぐちゃぐちゃぶりは用意に想像できます。第三に、メンバーは普段踊らないような遥か昔の曲を、これ一回のために完全に踊れるようにする必要があります。これも相当負担でしょうね。

 それ以外にも、凄まじい数の衣装を用意する必要がある、控え室にメンバーが多すぎて入りきらない(常に翌年もやるか疑問視されるのですが、その原因はこの二つでしょうね)といった非常に大きな問題も孕んでいます。2010はチームA・K・B・Sの4チームで行われると思うのですが、2011はこれにチームKⅡとSDNも参加させる必要が生じることになり、流石にもう衣装と控え室はパンクでしょう。従って(少なくとも現在のレギュレーションにおける)セットリストベスト100は、今回で最後になる可能性が非常に高いと思われます。そして、これは完全に偶然の産物なのでしょうが、毎年のセットリストベスト100は、それぞれ異なったテーマを持っています。それでは、それぞれの年の見所を見て行きましょう。

<2008>:紅白出場直後に行われた初めてのセットリストベスト100は、楽曲に順位を付けているにも関わらず競争の要素が一切無いという、摩訶不思議なコンサートになりました。まずチームAとチームKは合同でひまわり組を編成していた時期であり、当然ひまわり組の楽曲が上位に来るわけで、この2チームに関しては優劣のつけようがありません。またチームBに至っては、まだ借り物のチームAの楽曲を踊っていた時期であり、B独自のオリジナルの楽曲なんて一曲も無かったのですから、これもまた優劣なんて付けようがありません。従ってAKBが一体感を持っていた最後のコンサートと言う意味で、非常に意義深いものになりました。筆者的には、前田敦子が紅白出演直後で自信に満ちたパフォーマンスを行っており、それだけでも結構満足できました。

<2009>:ひまわり組が解散してチームAとチームKに戻り、チームBにも独自の楽曲が出来たため、初めてのチーム対抗ガチンコ勝負となったセットリストベスト100。特にチームBに関しては、楽曲数こそ少ないものの、当時ファンの間から「神公演」と称えられた、B3rd「パジャマドライブ」公演の楽曲を全て投入したため、事の顛末が非常に注目されました。結果として順位的にはチームB圧勝という成り行きになったわけですが、よく考えてみるとチームBへの投票は楽曲数が少ないが故に全て特定の曲に集まってしまったわけで、総得票数は必ずしもチームBが多かったわけではないのでは無いかという気が(今になって)します。これがAKB総選挙の敗戦の伏線となっていたのかもしれませんね。ちなみに前田敦子はこの頃超スランプ状態で、パフォーマンスが今一だったのが悔やまれます。

<2010>:松井珠里奈がSKE勢を引き連れて参戦予定。AKBは初めて(というか最後の?)セットリストベスト100の舞台で外敵を迎え撃つ形になります。チームSはAKB総選挙で大敗を喫したわけですが、今回も同じようなレギュレーションだとすると、苦戦は免れません。チームSのパフォーマンスの高さは、CDの発売もあって少しづつは浸透しているのでしょうが、AKBと互角に競り合えるかというと、どうなんでしょうね。何とかレギュレーションを整えて、SKE勢がAKB勢と互角の戦いができるようにしてもらいたいと思います(名古屋のファンも総選挙の大敗を受けて、流石に何らかの手は打ってくるでしょうが)。逆にAKBはチームシャッフルの影響で票の行方は混沌としており、結果予想は完全に不可能です。いずれにしても珠里奈の「グローリーデイズ」が10位以内に入ってくるのか、AKB勢が貫禄で跳ね返すのかなど、非常に見所の多いコンサートとなることでしょう。

 ところで、これは筆者の個人的な希望なのですが、もし可能ならば今回の投票は、楽曲だけではなくて歌い手も選べるようにできない物でしょうか。例えば「会いたかった」公演はチームA・B・KⅡの3チームが踊っており、中には「チームBが踊った“背中から抱きしめて”が見たい」という人もいると思うのですが、どうなんでしょうね?。


(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

|

« 「教えて☆AKB48!」(その二十八) | トップページ | 「教えて☆AKB48!」(その三十) »

芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

チームBの「初日」が、1位を穫ったことにより、リアルさが増して、面白くなったような…。

投稿: ピーナッツ | 2009.12.26 09:15

まことに申しあげにくいのですが…
松井珠理奈はフルスペックであの能力値であると思われるのです。
つまり、伸びしろは頑張りでの強化のみではないかと。
いわゆる、超早熟型といいますか…

投稿: ねぎ男 | 2012.11.25 02:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26541/46206177

この記事へのトラックバック一覧です: 「教えて☆AKB48!」(その二十九):

« 「教えて☆AKB48!」(その二十八) | トップページ | 「教えて☆AKB48!」(その三十) »