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「教えて☆AKB48!(中級編)」(その七)

Q07:「AKB総選挙の結果発表がありましたが、これは何を意味するのでしょうか?」

A07:「大まかに言ってしまうと、キャスティングボードを握ったのは、昔からの常連層では無く、テレビから入ってきた新規層だったと言うことですかね」

「チームS編」:今回の総選挙はチームSにとっては、予想以上の大惨敗となりました。選抜メンバー21名中19位に沈んだ、胆力があり普段は絶対に笑みを絶やさない松井珠理奈の顔面蒼白の強張った表情。そしてアンダーガールズ9名中7位に沈んだ、普段は柔和な松井玲奈の、搾り出すような「この結果には満足していません」というコメント。その後(大攻勢以降の強行日程のせいだという可能性もありますが)恐らくはこの敗戦の影響で、メンバーが続々と体調を悪くして公演も次々と中止になっているという現状。ここまで彼女達に恥をかかせるとはSヲタは根性が足りないのではと、他人事ながら少し心配になってしまいます。名古屋は東京と比べて、商業規模が10分の1程度とは言われていますが、AKBにしても票は4チームに分散しているわけですから、あまり言い訳にはならないでしょうね。ただチームSにとっては、恐らくここが正念場です。AKBがこれまで地獄(客の入らないシアター、慢性的な体調不良、推され干されなど)を見てきたの比べると、SKEはほとんどトラブル無くここまで来ました。この程度のことで挫けてしまうようでは、永久に打倒AKBなど果せません。チームSをここからどうやって立て直すのか、筆者は非常に楽しみです、まずは初のメジャーデビューCDの売れ行きからですかね。これが渡り廊下走り隊の1万6千枚を下回ってしまうようだと、流石に…

「チームB編」:負けは負けなのですが、チームとしての総得票数が少なかった割には、終わってみればそれほど不満の無い結果となりました。最終結果として渡辺真友(中間6位→最終4位)を最前列に押し上げ、柏木由紀(中間13位→最終9位)を2列目に押し上げ、リーダーである浦野一美が選抜メンバーに初当選、多田愛佳まで選抜に押し込んだのですから、人数とポジションに関してはほとんど問題ない結果となりました(…まあ指原と萌乃にとっては大問題なんだけど)。おまけに、(本当に偶然とはいえ)米沢瑠美がアンダーガールズのセンターボーカルになるなど、話題性もあったし。まあ欲を言えば、30位には仲川遥香か仁籐萌乃を入れておきたかった、というところかな。ただ一応敗戦理由を明示しておくと

①:あまりにも公演回数が多すぎて(チームAの2倍以上の頻度!)、体調不良、モチベーションの低下、ネタ切れがおき、観客の評価が下がった
②:研究生も同じ演目を踊ったため、観客に飽きられてしまった
③:マイナスの話題(メンバー2名卒業、1名降格ののち卒業、1名怪我による休演など)は沢山あったが、プラスの話題がほとんど無かった
④:AKB自体にはテレビを見て新規のファンが増えたが、チームBのメンバーはテレビに出る頻度が非常に少ないので、チームBのファンは恐らくほとんど増えていない
⑤:主力メンバーが渡り廊下走り隊の活動を平行して行ったため、その分集中力が分散した

 というところでしょうか。…まあ状況を考えるとこの程度の負け方で済んで良かった、くらいの感じですかね(笑)

「チームK編」:大島優子の結果発表の時のコメントを聞いていると、(体調不良ということもあったのでしょうが)まるで敗戦の弁のようでした。もしかしたら選抜センターをチームKが奪取する最初で最後の機会だったかもしれないことを考えると、もう少しやりようがあった気もしますね。ただ選抜に当選した人数としては、大勝利であることは間違いありません。増田有華と大堀恵に関しては残念な事をしましたが、最近選抜から遠ざかっていた秋元才加をメディア選抜まで押し上げたのは(まあ組織票なんでしょうが(笑))お見事でした。アンダーガールズの最後の一枠に潜り込んだ松原夏海も凄くラッキーだったし。

 ただここで痛切に思うのは、やはりテレビ出演の破壊力です。AKBのメイン番組であるAKBINGOの出演はほとんどがチームAとチームKのメンバーに限られており、総選挙の結果もやはりチームAとチームKの圧勝ということになると、所属チームが決まった時点でAKB内で出世できるかどうかもあらかた決まってしまうことになります。全てに対して公平であれ、などという夢物語をするつもりは毛頭ありませんが、公演でどれだけがんばっても絶対に報われないという事態にでもなれば、AKBが根幹から揺らぐことにもなりかねません。まあその辺りは、執行部も判ってくれているとは思うのですが…。

「チームA編」:今回のチームAの選挙結果についての最も大きな出来事は、佐藤亜美菜のメディア選抜入りについてでしょう。なぜなら佐藤亜美菜は、選抜入りした21名の中で、唯一テレビへの出演がほとんど(全く?)無かったメンバーだからです(浦野一美にはドラマ出演があります)。テレビに頻繁に出演し、より多くのアピールをしたメンバーに多くの票が集まる、というのは国政選挙でも事情は全く同じです。実際に選抜入りした残りの20名は、選抜入りできなかったメンバーと比べると明らかにテレビ出演が多かったメンバーです。その中で唯一、劇場の公演でのがんばりだけで選抜入りを果した佐藤亜美菜の存在は、「テレビに出れば選挙に勝てる」という過酷過ぎる現実の中で、唯一残されてた希望であるというのは、言い過ぎでしょうか。佐藤亜美菜もただ闇雲に「がんばって」踊り続けただけというわけではありません。コンサートDVDのメイキングでは、自分は足が折れても出演したということをアピールもしていました。また顔を売るために全てのチームの公演に、アンダーとして出演してもいました。しかしそんなことは、テレビの常連メンバーを押しのけて、本気で選抜入りを目指すならば、やって当然のことと言えるのではないでしょうか。選挙の結果に対して「まだまだあきらめませんよ」というコメントを出した仲川遥香は、現在研究生公演に出まくってアピールしまくっており、佐藤亜美菜の切り開いた道を歩もうとしています。このように努力をしたメンバーが報われる余地が残されている限り、AKBもまだまだ捨てたもんじゃない、と思うのは筆者だけでしょうか。

「総評」:AKBに関しては、佐藤亜美菜という例外を除いて、ほぼテレビなどのメディア出演の頻度がそのまま選挙結果に跳ね返るという、当たり前すぎる結論に落ち着きました。メンバーのテレビ出演の頻度を変えない限り、恐らく何度選挙をやり直したとしても、結果はそれほど大きく変わらないと思われます。だとすれば修正するべき点は、むしろテレビ出演の頻度をメンバー毎に公平にするということになるのでしょうが、それも視聴率などを考えるとなかなか難しい所なのでしょう。SKEに関しては、問題はさらに深刻です。ファンの絶対数がAKBに比べて明らかに少ないことが露呈してしまった以上、今の方向性で続けていった場合、こうした選挙をAKB相手に互角に戦うのは非常に困難だという事がはっきりしてしまいました。つまりSKEのファンが急増する事態にでもならない限り、SKEを巻き込んでの今回のような選挙はそう簡単には行えないということです。まあレギュレーションを変えるとかすれば(例えばSKEのために別枠で2枠用意しておくとか)何とかなるかもしれないけど。それにしても、次々回のCDの選抜メンバーは、一体どうやって決めるつもりなんでしょうね。今まで通りのやり方では、もはやファンは納得しないような気がするのですが。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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コメント

松井玲奈ってマジ可愛いっすね

投稿: 松井玲奈 | 2010.05.31 15:56

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