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「教えて☆AKB48!(中級編)」(その三)

Q03:「AKBがこれほど執拗に、オーディションを繰り返すのは何故?」

A03:「SKEの松井珠理奈に対抗できる逸材を、捜し求めてのことではないでしょうか」

 筆者は勝手に、AKBの過去3年間を『四天王時代』と呼んでいます。AKBにおけるメンバーの能力の主要要素は主に四種類あると考えており、歌(声質声量という天性の部分と、歌の上手さというテクニカルな部分)、踊り(細やかな表現力と、豪快な動き)、トーク(話術と、演技力)、ルックス(美形度と、上背などのプロポーション)がそれに当たります。これらをメンバーに当てはめていった場合、それぞれの能力のトップを極めたメンバーは、<唄>の高橋みなみ(次点は増田有華)、<踊>の板野友美(次点は峰岸みなみ)、<演>の前田敦子(次点は大島優子)、<美>の小嶋陽菜(次点は篠田真里子)、となるのではないかと思っています。こうしたメンバーのバランスの上に、AKBは成立していたのではないでしょうか。ただ逆に言うと、初期のAKBには頭一つ飛び抜けた存在がいなかったということもまた、言えると思います。

しかしこうしたバランスを一気に崩しさる存在が現れました。SKEの松井珠理奈です。彼女は11歳という年齢と、『48プロジェクト』でのキャリアがほとんど無しという状態で、AKB選抜チームのセンターボーカルに抜擢されるという離れ業を演じました。松井珠理奈の凄さは、過去の四天王がそれぞれバラバラに持っていた長所を、複合的に併せ持ち、かつ目立った短所を持たない点です。確かに彼女のダンスの上手さは、過去3年間ダンサーとして500回以上の公演をこなしてきたAKBメンバー達が、束になっても太刀打ちできないほどのものでした。しかしそれ以外にも160㎝の長身と抜群のルックスを持ち、淀みの無いトークと強靭な意思力と卓越したリーダーシップを兼ね揃えた、言わばコンプリートダンサーとでも呼ぶべき存在です。もし隙があるとすれば、恐らく歌唱力でしょうが、それとて及第点以上の水準です。

こうした状況に一番危機感を持っているのは、他ならぬAKB執行部ではないでしょうか。常に先頭を走り続けるべき『48プロジェクト』の盟主たるAKBから、いずれ来る『JAPAN48』のセンターボーカルを輩出することができない、それに見合う人材がいないなどということは、あってはならないことです。現在AKBの若手でその位置に最も近いのは、5期生筆頭の宮崎美穂と、6期生筆頭の高城亜樹だと思うのですが、それにしても今後相当の上積みが必要になるでしょうね。そうとなれば外部に人材を求めるしかないわけで、ひたすらオーディションの数をこなして、まぐれ当たりを狙うしかありません。松井珠理奈はバックダンサーとしても高い素養を持っているので、彼女をバックダンサーに廻せる位、選抜チームのセンターメンバーの厚みが増すと良いのですが、オーディションの状況を見ている限り、なかなか難しいようです。…これからの数年間、『48プロジェクト』がSKEの松井珠理奈を中心に動かざるを得ないのは、まず間違いないでしょう。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。また文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください) 

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