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「教えて☆AKB48!」(その二)

Q02:「AKB商法というと悪徳商法の代名詞のように言われているけど、こんな酷いことをするAKB48に、なぜファンはついていくの?」

A02:「信じられないかもしれませんが、AKB48ほどファンを大事にしているアイドルは他にありません」

 まずAKBの財政状態について簡単に触れてみます。AKBは毎日専用シアターで公演を行っていますが、250席満席になったとして一人チケットが3000円なので、総収入は75万円。ごく大雑把にこの半分が場所代・光熱費・衣装の管理費などと考えると、人件費として使える分は37万円。スタッフは約9名いることは確認されているので、メンバー16名も含めて人件費を一人1万円配ったとしたら、残りは12万円。推定した金額の比率が多少違ったとしても、莫大な利益が出ているとは到底言えない状況です。つまりAKBは常に圧倒的な資金不足であり、そのことはファンの間でも周知されていると思ってください。

 一方AKB立ち上げ当初、まだ20名程度しか観客が居なかった頃の話。閑散とした客席を前にしてAKBシアターの戸賀崎支配人は、「今来ているお客さんのこと、絶対に忘れません。今後満員が当たり前になるかもしれませんが、今の少ない時期から来てくれているみなさんのことは忘れませんから」と語ったとされています。こうした口約束は、売れてくると簡単に忘れられがちです。言っている本人の人間性の問題もあるでしょうが、大抵の場合は一つしか無い肉体で、250名の前でライブをすべきなのか、テレビで100万人のために歌うべきなのかという選択の中で、やむを得ず切り捨てられていくものなのでしょう。

 しかしAKBは、この日の戸賀崎支配人の言葉を、現在でも頑なに守り続けています。本来ならばテレビに出てPRに費やすべき金と時間と手間を、劇場に来続けてくれているファンのために、毎日の公演を続けるために費やしてくれています。これはメンバーに関しても同様です。彼女達は(いずれお話する機会もあると思いますが)我々ファンのために文字通り、喉が潰れるまで歌い続け、足の骨が折れても踊り続け、大晦日も正月も休み無しで公演を行ってくれています。そうまでしながら夢半ばで挫折していった卒業生を、我々は何人も見てきました。

 さて我々のためにそこまでしてくれている彼女達に対して、我々ファンは果して何を返せるのでしょうか。ただ漫然と公演を観劇にいくだけでは、AKBにはほとんど利益が出ていないのは先にご説明したとおりです。そうとなれば(ファンそれぞれの経済状態によるでしょうが)「集めてください」と言われたトレーディング生写真を集めたり、「会いに来てください」と言われた握手会に参加するためにCDを5枚単位で買う、といったこと以外に一体何ができると言うのでしょうか。ましてそうやって集められた金が、彼女達の夢を叶えるためのプロモーションに使われていることが、判りきっているだけになおさらです。

 ここまで読んで、そうまでして何故、という感想を持たれた方もいるかもしれません。しかしAKBを実際に見たことの無い方々に対してそれを説明することは、非常に困難です。ニュースサイトなどで、平日真昼間のAKB握手会に3000名集まったとか、土砂降りの野外音楽堂のコンサートに4000名動員したという記事が載ったりしますが、我々ファンは誰かに強制されてそれをやっているわけではありません。心底楽しいからやっているのです(この点についても、いずれ詳しくお話しする機会があれば良いのですが)。一般の方々にご迷惑をおかけしない範囲でやっていることであれば、許していただければと思います。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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