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「教えて☆AKB48!」(その五)

Q05:「ネットで見ているとAKB48は最近何回もコンサートやっているようなんだけど、どのレコード屋に行っても新しいコンサートのDVDが手に入りません。なぜ?」

A05:「AKB48がメジャーだったのは去年の6月までで、それ以降はインディーズに撤退しました。従って最近のDVDはネット通販か直接AKBシアターに行かなければ、手に入りません」

 AKBがすることは、片っ端から“日本芸能史上初”という冠が付いてくるのですが、上り坂にある日本ナンバーワン女性アイドルグループがメジャーからインディーズへ撤退、というのも恐らく日本芸能史上初の快挙でしょう(笑)。まずは用語の整理から。A・K・Bの各チームと研究生を含むAKBのフルメンバーを、AKB「本隊」と呼称します。そしてこの中から選び抜かれた、AKBが全力をかけて売り込みをかけるマキシシングルを歌うためだけに集められた20名のメンバーをAKB「選抜」と呼びます。そして(意味合いとしては選抜に近いのですが)プロダクション単位でマキシシングルを歌うために何人かのメンバーを集めたものを「ユニット」とします。

 さてAKBは当初、本隊・選抜・ユニットの全てをメジャーとして売り出していました。しかし(まあ色々とあって)デフスターレコーズからキングレコードにレーベルを変更した際に、本隊だけはインディーズへ撤退させたのです。理由は筆者の目から見れば明白で、はっきり言って金です(AKBは金が無い、ということが判っていないと、AKBの行動の大半が理解不能になってしまいます)。メジャーでCD(&DVD)を売るということは、(ごく大まかに言うと)収益の半分はレコード屋が持っていき、そのまた半分は発売元が持っていくことになり、収益のおよそ4分の1しか利益が出ません。しかしインディーズとしてネット通販でCD(&DVD)を売れば、定価が丸々利益になります、特にAKBのCD(&DVD)の場合は、ほとんど売れる枚数が決まっている(正確には過去形。現在は購買層が飛躍的に増しているので、売り上げ予想は相当立て辛いはず)ので、漫然とレコード屋に置いたからといって売れるものではない以上、ある意味当然の判断です。

 ではそこで出た利益をどうするのか、と言えば選抜が歌うCDのプロモーションに残らず投入しています。つまり今まで本隊と選抜が両者とも共倒れに近い状態だったのを、一旦本隊を切り捨てて、まずは選抜のみを売り込むという戦術に切り替えたのです。これは前回の選抜曲「大声ダイヤモンド」から始まったことですが、今回の「10年桜」の場合を見ていても、CDのプロモーションが始まる直前になると、コンサートを連発し、DVDセットを売りまくり、遮二無二資金調達に走るAKBの姿を見ていると、むしろ微笑ましい気持ちにすらなってきます。AKBの金の出し所は幾らでもあることを考えると(新チームの結成、研究生のオーディションなど)、当分この自転車操業は終わることはないでしょう。

 ユニットに関しては、選抜同様にメジャーレーベルからCDが発売されています。プロダクションが売り出し方を決めているにしては、同じ「プロダクション尾木」に所属している「ノースリーブス」と「渡り廊下走り隊」の売り出し方が違いすぎるので、恐らくレーベルが売り出し方針を決めていると考えるべきなのでしょう。後はプロモーションにどれだけ金を使うのかと言う問題なのでしょうが、それはAKBの問題ではなく、プロダクションの問題と言うことになるのでしょうね。(だとすると、「AKBアイドリング」のプロモーション費用って、誰が負担するんだろ???)

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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