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「教えて☆AKB48!」(その四)

Q04:「AKB48のメンバーは、人数が多すぎて顔はみんな同じに見えるし、個性も感じられません。モー娘。のメンバーとかと、どこか違うところはあるの?」

A04:「AKB48のメンバーが既存のアイドルと決定的に違っているのは、その強靭な精神力と負けず嫌いなところです」

 まずオーディションの審査基準が違います。プロデューサーの秋元康氏はAKBのオーディションに際して、「現在の歌やダンスの上手さではなく、やる気を見ている」とはっきりと言っています。この“やる気”という言葉は、比較的安易に使われがちでどうってことない言葉に思えるかもしれませんが、AKBにおける最重要ワードの一つなので、覚えておいて下さい。

 さてAKBのメンバーはそれぞれ(研究生に至るまで)様々な修羅場を潜り抜けてきていますが、その質に関してはチーム毎に大きく異なっています。今回は初期の「チームA」と「チームK」に関して見て行きましょう。この2チームの最大の特徴は、“観客が全く入っていない、閑散としたシアターの情景を原体験として持っている”ということに尽きます(「チームB」以降のメンバーは、超満員のシアターしか知りません)。この“シアターに客が全く入らない”という状況は、普通のライブアイドルのライブハウスでのコンサートに客が入らない、という状況とは訳が違います。超一流の作曲家と作詞家と振り付け師が曲を用意し、専用のシアターまで作ってもらい、衣装からライトから完璧に揃えてもらった挙句、観客が来てくれないのは自分達のせいなんだ、ということになれば、ちょっとでも“やる気”の足りないメンバーならいきなり逃げ出してもおかしくありません。この状況で彼女達は自らの手でチラシを配り、体がきついのをがまんして他チームの公演にまで出て観客を自分のチームに連れて来るなどして、シアターの常連を(文字通り)一人づつ増やしていきました。

 次に問題だったのは肉体的な問題です。AKBのレッスンが過酷を極めるというのは有名な話ですが、通常の公演に関しても同様です。最初1チームしかなかった「チームA」が毎日公演を行うというのは最初から正気の沙汰では無いにしても、「チームA」と「チームK」の2チームで過ごした1年間もまた、想像を絶する状況だったようです。とりあえず幾つか例を挙げてみましょう。

<大島麻衣の場合>:足が痛くてしょうがないので医者に行くと、「足に水が溜まっているので、3ヶ月安静にしていて下さい」と言われた。明日踊らないといけないんですけど、と言うと「そんなことをすると一生踊れない体になってしまいますよ」と言われた。まあ踊れなくなっても、歩ければ良いか(←医者はそんなことは言っていません!)と思って、翌日からも痛かったけど踊り続けた。

<早野薫の場合>:踊っていたら熱っぽくて仕方ないので医者へ行くと、熱が39度あって「肺炎です」と言われた。しかしその後で「でももう心配いりません。治りかけですから」と言われた。

 …はっきり言って、初期のAKBメンバーの苦労話を聞くと、こんなのばっかりです。最近のものでは、昨年の12月20日のJCBホールでのコンサートのメイキング映像で、開演数時間前にすでに衣装に着替えた佐藤亜美菜が「私、今、足の骨が折れています」と告白を始めたのは、かなりショッキングでした。踊り終えた後、足が痛くて思うように踊れなかったことを反省した後で、「でもファンの人にはバレてないと思います。それが今日のポイントだったんで」と言ってのけたのには、流石はAKBメンバーと感心したものです。

 いかがでしょうか。AKBメンバーに要求される“やる気”とはどんなものか、何となくでもお判りいただけるでしょうか。後発のチームにしても、例えば「チームB」は結局最盛期の「チームK」に負けないほどの頻度で公演を行いましたし(肉体的にはボロボロだったことでしょう)、研究生達は(正規のメンバーならば16曲踊れれば良い所を)複数チームのアンダー(代役)を勤めるため、その数倍の曲を憶え、複数のチームの公演を掛け持ちで踊り続けるという、肉体的には正規メンバーよりも遥かに過酷な状況を経験しています。(今回は肉体的な苦労についてのみお話しましたが、実際には“推され干され”の問題の方が、遥かに彼女達を苦しめたようです。この点については機会がありましたら「負けず嫌い」の項目でお話します)

もしテレビなどで彼女達を見かけることがあった、じっくり見てみてください。ほんの少し、他のアイドル達とはリアクションが違っていることに気がつけるかもしれません。AKBのメンバーは基本的に、弱音を吐きません。泣く事は結構多いのですが、普通のバラエティの枠内で起こる事ぐらいでは、基本的にはびくともしません。どんなに外見がかわいく見えても、どんなに外見が幼く見えても(実際低年齢であることは、幾らでもありえます)、何年間もAKBに在籍してきたということは、それだけで外見から感じられるものとは違う何かを内に秘めている、それがAKB48です。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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前田敦子が歌舞伎俳優の尾上松也と熱愛!


http://ameblo.jp/mamespo0925/


前田敦子が歌舞伎俳優の尾上松也と熱愛!


http://ameblo.jp/mamespo0925/

投稿: 前田敦子が歌舞伎俳優の尾上松也と熱愛! | 2013.09.29 22:02

◆何故、前田や大島は指原1位を祝えないのか?◆

◆◆AKBを八百長組織にした指原莉乃◆◆

指原さんが自らスキャンダルをメディアで執拗にネタにして、
茶番化させた罪は大きいな。
「AKB=茶番劇=八百長=ネタ」を印象づけてしまった。

自らのスキャンダルをネタ・茶番劇化して、メディアにエサを提供させ続けた行為が、
48グループという組織そのものを破壊に導かせているという認識が、
指原さんには無いのでしょう。

AKB組織そのものが崩壊寸前の今、
自らのスキャンダルをさんざんネタにして、茶番化してきた指原さんは、
その現実を真摯に受け止めているのでしょうか。

恋愛禁止条例もじゃんけんも総選挙もすべてネタ。
AKB道を歩んだ前田敦子や大島優子が、指原1位を不快に思うのは当然。

◆◆AKBを八百長組織にした指原莉乃◆◆

投稿: ◆何故、前田や大島は指原1位を祝えないのか?◆ | 2013.09.30 21:28

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