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「教えて☆AKB48!」(その一)

Q01:「AKB48のメンバーは80名を超える人数らしいけど(注;SKE48は除いています)、何であんなに闇雲に人数が多いの?」

A01:「AKB48がやろうとしていることに対しては、これでも必要最少人数です」

 AKBは「いつでも会いにいけるアイドル」をキャッチフレーズに立ち上げられました。これはすなわち毎日公演を行うことで、一人のファンが毎日見に行くことも出来るし、(結果として観劇可能人数も増える筈なので)たまたま興味を持った一般の人も見に行ける、ということなのだと思います。それではこの言葉をキーワードにAKBの3年間の歴史を振り返ってみましょう。まずAKBの「チームA」は20名で立ち上げられました。16名で公演を行うとして、4名をアンダー(正規メンバーに何かあった時の代役)として、このメンバーだけで毎日(土日祝日は1日2回)公演を行おうとしたのですが、メンバーのあまりの消耗率(怪我、体調不良、学業、他の仕事など)の高さにあえなく挫折、即座に2チーム目の「チームK」が16名で立ち上げられました。素人目にも、1チームでは週に9回の公演を休み無しで永久に続けるのは明らかに不可能ですよね。(この時点でAKBは約36名です)

 その後新たに「チームB」が16名で立ち上げられるまでには約1年かかっていますが、この間の1年間は各種資料を紐解く限り、相当の修羅場だったと思われます。確かに理論上は2チームあれば無限に公演を続けられる筈ではあります。しかしちょっと考えれば判ることですが、一度怪我をすればそう簡単に復帰できませんし、宣伝のために主要メンバーが頻繁に抜けざるをえないのも当然のことです。そんなわけで2チームで凌いだ最初の1年は、AKBシアターでの公演で人数が16人揃わないのは普通の状態であり、怪我人が出る度に、怪我が完治しないメンバーが無理やり復帰してまた怪我をするという負のループに陥り、文字通り満身創痍だったようです。(この時点で約48名です。すでに卒業生が何人も出ているもので)

 当時のエピソードとしては、チームKが怪我人続出で人数が全く揃わない状態だった時、体力自慢で唯一人休みを取らずにがんばっていた秋元才加の所に秋元康氏がやってきて、「お前は休まなくて良いのか」と聞いた後で「お前一人になっても、チームKだからな」と言われ、「もちろんです」と返したとされています。

 さてAKBは結成2年目入り、「チームB」を立ち上げると同時に、あまりにも消耗の激しかった「チームA」と「チームK」を一つにまとめて「ひまわり組」として再編、1チーム分のメンバーを丸々アンダーにするという奇手にでます。しかしこれだけではまたもや2チームしかない状態であり、1年目の二の舞となり「チームB」が持ちません。そこで今度は、アンダー専門のチームとして、「研究生」というチームを立ち上げました。ここに人数を20名程度プールすることによって、各チームともどんな状況になっても16名で公演を行うことが出来るようになりました。ここでAKBは「ひまわり組」から「チームA」と「チームK」を元に戻して3チーム制とし、土日祝日は一日3回公演としました。これでAKBは当初のキャッチフレーズであった、「いつでも会いにいけるアイドル」を一応完成させることができました。ここまで来るのに、AKBは実に丸2年以上の年月を費やしました。(この時点でAKBの人数は約68名です)

 これでAKBは、理論的には週11回の公演を無限に続けることが出来る体制を整えたわけですが、これもあくまでも理論上の話であり現実にはそうはいきませんでした。ここまで来るのに3年近く費やしてしまったAKBはすでに世代交代が始まっており、4年目に入った現在では、「チームA」の立ち上げメンバー(ファンの間では、クラシックメンバーと呼ばれています)は、すでに20名中わずか6名を残すのみ。当然「研究生」からは各チームへの昇格が相次ぎ、「研究生」(現在では「チーム研究生」として再編されています)が常に手薄になることは目に見えています。メンバー補充は一朝一夕ではできませんから、先手を打ってさらに予備の研究生を確保しておく必要があります。(この時点でAKBの人数は80名オーバーです)

 これでAKBが、なぜこれほどの大人数なのか判っていただけたと思います。この理屈は48グループ(SKE48まで含めての全チームの総称を便宜上こう呼ばせていただきます)に共通する考え方であるため、SKE48が「チームS」と「チームK2」と研究生を合わせて約40名、総計で120名以上になる理由も判ったいただけると思います。ではなぜ48グループが、さらにチームを増やして人数を増やし続けていくのか。その点に関しては、また機会があればお話したいと思います。

(この文章の内容は、筆者の個人的な見解であり、他の如何なる個人・団体とも一切関係ありません。文責は全て筆者個人にあります。何卒ご了承ください)

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