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私的AKB48論・3rdシーズン(その15の一)「AKBを悲観的に見た明るい未来」

 資金力の無いAKBにとって、いわゆる<世間>にアピールする機会は、紅白以外にほとんど無いと言ってよい。この機会を逃したら、また一年浪人生活を送ることになる。ただそうこうしている間に日本中にAKBの常打小屋が増えていくのも確実なので、放って置いてもそのうち草の根から浸透してくるのも間違いないだろうが、それまでに何年掛かるのかが問題だ。<世間>にアピールできて無いから訴求力の無いメンバーしか集まらなくて、そのせいでお客さんが入らなくてという負のループを描くのと、その逆の正のループを描くのとでは、最終到達点(今の所東京ドーム公演か)に辿り着くまでに恐らく1~2世代(3~5年以上)は確実に変わってくるだろう。AKBのほとんどのメンバーは、シアターで埋もれてしまうつもりなどさらさら無い筈で、AKBのネームバリューが上がり次第、AKBの看板をしょって芸能界に打って出るつもりでいる者がほとんどだと思う。もし<世間>への認知が3年遅れれば、現在二十歳前後のメンバーでまだ路線が確定していない者については、全滅(シアターで埋もれたまま卒業)の危険すらある。

 もう一つ、AKBの最大の弱点は、(人脈面・資金面も含めて)秋元氏一人への依存度が恐ろしく高いことだと思っているのだが(逆にAKBのフォロワーがなかなか出てこないのも、秋元氏ほど万能のプロデューサーがなかなかいないからだろう)、世間へ認知されるまでの年数が延びるということは、その意味でも様々な危険の確率が増していくことをも意味する(実際問題、一番やばいのはメンバーの不祥事だが。人数が多いだけにねえ…)。これまでに投下した人材と資金を無駄にしないためにも、AKBには前進を続けていく以外に選択肢は無いはずだ。

 ただ今後もAKBにとって様々な困難が待ち受けているにせよ、筆者はこの1~2年以内には、AKBは必ず<世間>への認知を得られる筈だと確信している。メンバーは今とは大きく異なっているかもしれないし、秋葉原のAKBが中心では無くなっているかもしれないにせよ、だ。筆者がAKBが必ず成功すると確信する最大の理由は、このAKBプロジェクトを通じて、本当に誰一人として目先の利益を追求しているものがいないということに尽きる。だからこそ様々な人々や組織の協力が得られているのだろうと思う。最新のシステムと、最高の人材と、最大の経験値を持つAKBが、今後ブレイクしないということは、まず考えられない。AKBのスタイルは今は邪道と見られているかもしれないが、近い内に必ず<標準>になっていくことは間違いないと思う。今後のAKBの活動に、ぜひ注目していって欲しい。

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