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私的AKB48論・3rdシーズン(その15の二)「AKBを楽観的に見た明るい未来」

 最後くらいは、明るく締めたい。女性アイドルチームとしてのAKBは、すでにライバル不在であり、一人横綱状態である以上、明るい未来はほぼ約束されたと言って間違いない。全国展開に関しては名古屋のSKEに続いて、博多のHKTの設立も決定。11月23日のコンサートではメンバーの総数は89名にもなったが、来年同じようなコンサートを行えば、間違いなく100名を超えることが確定した。この調子で全国展開を続けていけば、秋元氏の予言通り、AKBの選抜メンバーは日本の各地区毎の代表が結集する場となり、女性アイドルの日本代表の体を成して行く事は、ほぼ間違いないだろう。HKTからどれほどの逸材が輩出されるかについては、今から楽しみだ。

 かつては鉄壁のコンビネーションを誇ったチームAも、今や実際に公演に参加しているメンバーは10名以上が2008年度昇格組みか研究生ばかりでコンビネーションはガタガタという、まさしく世代交代の真っ最中。恐らく平均年齢が3歳以上は若くなってルックスも数段アップしたチームAは、逆に新規参入の若手アイドル好きにとっては最高の応援対象となった。さらに18禁の「サタデーナイト48」の立ち上げで、年齢の上がったメンバーや卒業メンバーの転職先をも確保し、立ち上げ時から応援してくれたファンへの配慮も怠り無い。まさしく時間軸的には「研究生から卒業生まで」という「ゆりかごから墓場まで」状態となり、空間軸的には「東京」から「博多」(将来的には札幌まで行く筈)までと日本全国を網羅。AKBは、ファンもメンバーも誰一人切り捨てることなく、ターゲットレンジの拡大のみを目指す体制を整えた。後は一般層への認知度のアップのみだが、ここまでくれば最早時間の問題だろう。

 繰り返しになるが、筆者はAKBとはそれ自体が一つのシステムのことだと考えている。AKBがもし普通のアイドルグループだというのなら、チームAがたった3年で20名の内12名が入れ替わってしまったことに対して、ファンは納得するまい(ついでに言うと、この前見たチームAの公演には、創設以来のメンバーはたった4名しか出ていなかった)。例えて言えば、キャンディーズのランちゃん以外のスーちゃんとミキちゃんが別人に入れ替わったしまったような物で、本来ならば解散ものだろう。またチームBの人気ナンバー1だったきくぢの突然の解雇も、本来ならばファンのスポイルにあって当然のことだと思うのだが、AKBファンはこれを非常に冷静に受け止めた。つまりファンもまた、AKBにとって重要なのは個々のメンバーだけではなく、AKBという運動体が今、正に歴史を作りつつあることこそが重要なのであり、それに参加していることへの使命感と連帯感が大切なのだということを、少なくとも潜在意識化では理解しているのだと思う(ただ単に、後から参加してくるメンバーの方がかわいいからまあ良いか、という者も多く居るだろうが)。大袈裟な言い方をすれば、今我々は、一種の革命に立ち会っているのだと言ってもいい。生命に例えれば恐竜の滅亡、政治に例えれば明治維新、経済に例えれば産業革命、そういったことがアイドル業界ではここ数年という短いスパンで起こりつつあるのだ。ぜひ新しい歴史の誕生を、一緒に見守っていって欲しい。

 それでは皆様、また会う日まで。

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