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私的AKB48論・2ndシーズン(その4)「AKB48の紅白出場の意義」

 モー娘。の立ち上げ時のメンバーは、オーディション落選の常連であり、言ってみればB級の人材だったと言われている。しかし個性的であり、追う立場ゆえの開き直ったバイタリティはやがて人気に繋がり、それを見て集まってきたA級の人材によってモー娘。は黄金時代を迎えることになった。AKBの創設メンバーの場合も、恐らく現状ではA級の人材はまず最初にハロプロやホリプロスカウトキャラバンなどに先にオーディションを受けに行くという状況であった以上、言ってみれば残りもののB級の人材だったのだと思う。だからどうしても一長一短はあると思うし、厳密に一人一人を比較すれば、現在のハロプロ勢にはやはり敵わないと思う。そうした中でAKBの紅白出場は、非常に大きな意味を持つ。もちろん世間一般への認知が目的なわけでは断じて無い。漠然と紅白を見ている世間一般の人達の中で、AKBの名前を覚えてくれる人などほとんどいないだろう。だから対象は“アイドルになりたい、これからオーディションを受けようと思っている少女たち”だ。普通女の子がアイドルになって達成したい目標と言えば、CDのミリオンセラー(富)、紅白出場(名誉)、東京ドーム公演(地位)といった所では無いだろうか。しかしそれは、恐らく99.9%のアイドルには一生達成できない目標だろう。

 しかしAKBのオーディションにたった1回受かるだけで、いきなりその年に紅白に出場できるかもしれないとすればどうだろう。凋落傾向にあるハロプロよりも、まずAKBのオーディションを受けてみようと思うのではないだろうか。そうした訳で、紅白以降に入ってきた研修生やSKE48のメンバーは、それこそ目が覚めるような美少女をずらりと揃える事が出来た。逆に言うとこの時期にメンバー募集を行わなければ、AKBにA級の人材は揃えられないという切羽詰った気持ちで、かなり強引にSKE創設を決めた可能性も否定できない。

 創設2年目の新参アイドルチームであるAKBがいきなり紅白に出場した意義は、非常に大きい。しかし2年連続で紅白に出場することの意義は、計り知れない物がある。AKBが一発屋ではないということになれば、今後の少女達のオーディションを受ける順番がまずAKBから、ということになる可能性が非常に高いからだ。A級はおろか超A級の人材もまずAKBが全て押え、他のオーディションは全てその残りものということになれば、「芸能界をAKBの卒業生で埋め尽くす」という秋元氏の言葉も、まんざら夢物語ではなくなる可能性もあるからだ。

 実際、AKBの新作全員曲「大声ダイヤモンド」のセンターにはSKEのじゅりな(11歳)が大抜擢されており、その存在感はチームBのエースであるまゆゆ辺りと並んで立っても全く遜色が無い(というかすでにまゆゆより上か?)。これによってAKBの世代交代は、筆者が予測していたよりも遥かに早く進む可能性がある。今後も研究生を大量に採用し続けることなれば(その可能性は高いが)、当然大量の卒業生を出さざるをえないわけで、今回の5人の卒業もその第一弾という可能性もある。そんなわけで今年も紅白の動向からは、目が離せない。

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平家みちよは、どこへ行った?

投稿: ピーナッツ | 2009.12.27 15:13

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