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私的AKB48論・2ndシーズン(その10)シアターDVD「H1st(1stメンバー):僕の太陽」感想(3)

9曲目:「向日葵」 さやかとさえの2人が「ツインタワー」を名乗っているわけだが、筆者の考えとしては、真のツインタワーはさやかとまりこ様なのではないかと常々思っていた。というわけでこの曲でAKBの真ツインタワーが揃ったのは、それだけで意義深い。どーでもいいことだが、せっかくひまわり組なのだから、この曲がメインテーマになっているべきだと思うのは…多分俺だけなんだろうなあ。

10~13曲目:「竹内先輩」 この辺から息切れか。個人的には凄く好きな曲なのだが、ソロパートをほとんどチームAのメンバー歌っているため、わざわざひまわり組で歌う必要があるようには思えない。せめてソロパートは各チームに等分に分けて欲しかったと思う。 「そんなわけで」と「デジャビュ」は基本的にソロパート無しの全員曲なので可も不可も無し。ただみんな疲れてしまっているせいか、最初の全体曲に比べると、運動量が少ない曲になっているのはやむをえないか。 「夕陽を見ているか?」はユニット曲っぽい全員曲。最初は少しだけチームKのメンバーが多いので、チームKメインの歌と言えない事も無いか。…一応バランスは取れたのかなあ。

14曲目:「Lay down!」 筆者的には、今回の公演で最も評価の高い曲。この歌を歌うのに、歌の上手さもダンスの上手さもほとんど必要ない。必要なのは、ただ表現力のみだ。この歌をモー娘。やアイドリングが歌えるかと言えば、まず無理だろう。これは数百回の公演経験を積み、修羅場をくぐって表現力を身に付けて来たAKBだからこそ歌える歌なのだと思う。ちなみに1stメンバーと2ndメンバーの力の差を最も感じるのも、この曲だ。秋元氏は「世間に“AKBはこんな歌も歌えるぞ”ということを示すために「軽蔑していた愛情」という曲を歌わせた」という趣旨のことを言っていたが、「Lay down!」はその究極完成形と言えるだろう。メンバー的には、流石にチームKのメンバーの方が男性的と言われるだけあって圧倒的に迫力がある。いっそチームKのメンバーだけで歌った方がバランスは良さそう。チームAで付いて行けてるのはたかみな、こじはる、みいちゃん位か。あっちゃんは前に出てこない方が良かったような気も…

15~16曲目「BINGO!」「僕の太陽」 AKBの公演の最後はこういったビートの利いた全員曲で締めるのがお約束。この2曲はその資格を十分持っていると思う。ただ「BINGO!」がチームAの曲であることを考えると、できればチームKにも「転がる石になれ」あたりを持ってきて欲しかった。そこまでやれば完璧だったのになあ。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その9)シアターDVD「H1st(1stメンバー):僕の太陽」感想(2)

両チームのエースが顔を揃えるH1st(1stメンバー)が最高レベルなのは当然だが、両チームのバランスにも恐ろしく気が使われている。また選曲に関しても、かわいい系の「アイドルなんて呼ばないで」から、ダーティー系の「Lay down!」まで、非常に幅が広い。
3今回は一曲づつじっくり見て行こうと思う。

1~4曲目:伴奏無しの「Dreaming girls」から「ビバ!ハリケーン」までノンストップで4曲ぶっとうしで全員曲が続く。3曲目あたりですでに全員汗びっしょりで肩で息をしている。ステップも明らかに過去のものより難易度が高く、スピードも速い。筆者としては、今回は上下の動きを多用しているようにも見える。まずは現在AKBが見せられる最高のパフォーマンスを見せてもらえる。汗だくの鬼気迫る表情でのパフォーマンスはド迫力。

5曲目:「アイドルなんて呼ばないで」 チームAの絶対エースであるあっちゃんの曲に、チームKナンバー2のえれぴょんと、同じくナンバー3のとも~みがサイドにつくという編成。まずはチームAの面子を通している。AKBではあっちゃんにしか歌うことを許されない(あとはまゆゆくらいか)かわいい系のアイドルソングだが、良い物は良いとしか表現の仕様が無い。

6曲目:「僕とジュリエットとジェットコースター」 今度は逆にチームKの絶対エースのこりすの曲に、チームAナンバー2のこじなると、チームAの元エース格であったりなてぃんがサイドに付く編成。今度はチームKの面子を通している。チームKらしいメリハリが利いて切れとテンポが良い曲だが、チームAの2人ががきっちり付いていっているのは流石。

7曲目:「ヒグラシノコイ」 チームA(というかAKB全体)の歌姫たかみなと、チームKで最も歌が上手いと言われるまっすうが2人だけでたっぷりとデュエット曲を聞かせてくれる。AとKのコラボレーションと言う意味では、今後二度とありえないと言うことも含めて、恐らくこの歌が最も意義深いのではないだろうか。とにかくここまでのバランス調整は、ほぼ完璧だ。

8曲目:「愛しさのdefence」 チームAのともちんをセンターにチームKのさえとなっちがサイドに付く編成。…なのだが、正直どうしてこの組み合わせなのか、今一つ伝わってこないので筆者的にはあまり評価が高くない。ともちんセンターなら、まいまい、とも~みで組んで、ホリプロだけで固めてみるとかなら、そではそれで希少価値があったような気がする。

 むしろこの曲に限っては、2ndメンバーの方が遥かに面白い。チームAの女王と呼ばれながら今まで一曲もセンターが無かった花ちゃんが貫禄でセンターを勤め、サイドにはソロはおろかユニット曲でもほとんど一人で歌ったことが無いひーちゃんとかやぴーがつくという、あまりにも理不尽なチームAオンリーの凸凹トリオの方が、見ててずっとわくわく(どきどき?)する。「セットリストベスト100」でも花ちゃんがセンターで歌っていたし、他にもそう思う人は結構いるのかなあ。全員卒業(決定)しちゃっただけになおさらね~。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その8)シアターDVD「H1st(1stメンバー):僕の太陽」感想(1)

AKBのシアター公演のDVDは、基本的にAKBシアターで行われた公演の内容を(若干の修正はしているのだろうが)そのまま録画した物だ。しかしこのH1stに関しては、少し事情が異なる。ここに収められている公演はほとんど実際には行われなかった、いわば架空の理想形の公演が納められている。

この時期、AKBは相次ぐ卒業・怪我・疲労・他の仕事などでチームAとKは単独で公演を続けることが困難になっていた。そこでこの2チームを合体させてひまわり組とし、各チームのエースクラスを1stメンバー、そうでない者を2ndメンバーとして、基本的に手の空いている者(あるいは健康な者)から公演に出すというやり方をしていた。つまり厳密に1stメンバーだけ、2ndメンバーだけの公演というのはほとんど無かった筈であり、その両者が納められているこのDVDは架空の理想形ということになるわけだ。

AKBが今後何年続くか判らないが、このDVDに収められた1stメンバーによる公演は、AKBの一つの究極の完成形と言えるだろう。そもそもこの時期相次ぐ卒業生によって各チームとも贅肉は極限までそぎ落とされており、A4th辺りですでに極限に近いパフォーマンスだったと思う。それを2チーム合体させて上澄みだけ掬ったようなものなのだから、最高レベルなのはむしろ当然と言えるだろう。ましてこれだけ研究生が充実してくると、今後ひまわり組のような合同チームが作られるかは相当微妙であり、これが最初で最後の試みになる可能性も高い。まさに夢のオールスター公演DVDと言えるだろう。

 実際ひまわり組はAKBにとって背水の陣で挑んだ公演だった。この時公演の鑑賞料金が2000円から3000円に引き上げられた。AKBの最高メンバーを揃えて、かつ値上げによって観客が入らないという状況にでもなれば、それこそAKBの存続に関わる問題だ。従って楽曲に関しても最高レベルのものが揃えられた。各チームの面子に関しても恐ろしく気が使われている。詳しい内容はまた次回。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その7)AKB48のテレビ番組その2「ネ申テレビ」

 CSの30分枠場番組。番組の大半がアポ無しでメンバーがいろいろな所へ行ってネ申テレビのPRをしてくる(だけでもないのだが)という内容。正直、最初はどこが面白いのか、何のためにこの番組が作られたのかさっぱり判らなかった。

 話はころっと変わるのだが、アイドルなんて物は誰がなるにせよ、並大抵の苦労でなれる物では無いわけだが、普通のアイドルとAKBがしてきた苦労はかなり異質であろうと考えられる。普通のアイドルはまず最初は名前を売るために田舎町での飛び込みの営業や、スーパーの駐車場で歌ったりサイン会をしたりというところか。演歌系なら場末のキャバレーで酔客相手にデュエットしたりとか。多分に精神的な苦労だろう。しかしAKBはこうした苦労はほとんどしていないと思われる(公演初日にお客さんが全然いなかったこととか“推され干され”問題とかは相当堪えただろうけど)。彼女達がした苦労は、恐らく短時間で歌と振りを覚えたりとか、疲労や怪我を圧しての公演への参加などの、肉体的な苦労が主なのではないだろうか。

 そう考えると、この番組が何のために作られたのかおぼろげながら判るような気がする。秋元氏は恐らく、他のアイドルが当然のように通ってきた道をAKBのメンバーにも体験させたかったのではないだろうか。だから全12回の番組の9回目になっても、アポ無しでオカマバーへ行って「ネ申テレビ」のPR(AKB48のPR、ではない)などというほとんど意味の無いことをやっていたのではないだろうか。

 そんなわけで、番組自体はそれほど面白くなりようが無いわけだが、筆者的には他の番組でほとんどフューチャーされたことがない、ゆかりんやはなちゃんの個性が見られたのは収穫だった。番組を仕切っていたまいまいが突然いなくなると知って動揺しまくったゆかりんが、逆に「あんたが仕切れば良いじゃん」と言われて突然仕切り始める所は、素直すぎる性格がにじみ出てて大変面白かった。あと「女王タイプ」と言われるはなちゃんが、ゲイバーでお客に苛められて「私ドMだから」と言いながらも凄く悔しそうな表情をする所とかが見所かな?(卒業が決まっちゃったけど)。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その6)「AKBにおいて女優を目指すということ」

 チームAのエースであるあっちゃんと、チームKのエースであるこりすは2人とも女優志望。このことは短期的に見れば、明らかにAKBにとってマイナスである。もしこの2人が歌手志望ならば、大きなコンサートがある時など、2人に各テレビ局の音楽番組を一回りさせれば、それだけで数千人は観客を動員できるだろうと思う。特に女性アイドルの層が薄い今ならば、あっちゃん辺りならばソロで売り出しても(一万枚売らないとAKB卒業とか言わなくても)、数万枚位は余裕で売り上げるだろう。それができないことで、AKBの一般への認知速度は、明らかに減速していると言える。

 しかし長期的に見れば(少なくとも秋元氏は長期的に見ているだろう)、AKBのエースが女優路線と言うのは決して悪くない。AKBの基本になるファン層は非常に狭いので、全く違うファン層が開拓できるという意味では、来るべき東京ドーム公演のためにも非常に大きな意義がある。女優路線で世間の認知を受けるにはまだ時間がかかるだろうが、AKBはその程度の時間では引っくり返らないので(笑)、じっくり攻めていっても少なくともあっちゃんは間に合う可能性が高い。ただこりすは19歳と言う年齢を考えると、あまり悠長に構えてもいられないだろう。けっこう行けると思ったんだけどなあ。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その5)「AKB48の宣伝活動」

 本来、アイドルというのは宣伝活動に猛烈に金と人力を要するわけだが、AKBに関してはこれがほとんどかかっておらず(むしろ直接金を生むシアター公演が主)、宣伝部分を徹底的に圧縮することで、あれだけの大人数を維持していることは先に述べた。これは大規模コンサートでも同様のようで、11月のNHKホールでのコンサートに関してもそれほど大々的に宣伝をやっているようには見えない。

 広告を一般マスコミによる露出に頼るとなれば、取り上げてもらえる題材は相当限られていて、スキャンダルを除けば新規プロジェクトの立ち上げ(SKEとか)、新曲の発表、あとはメンバーの卒業くらいしか思いつかない。つまり今回の5人の卒業は(個々人にそれぞれの理由があるのは当然だが)、時期的な問題とか5人まとめてというインパクトを考えれば、NHKホールでのコンサートのプロモーションを兼ねていると考えるのが順当ではないだろうか。正に肉を切らせて骨を絶つ式の戦術だが、金を掛けないという大前提があるのであればそれもやむをえないかもしれない。

 で、ここからは想像になるのだが、目標としている東京ドーム公演に関しても同じようなスタンスでいくとすれば(まさか宣伝に全く金を掛けないということは無いだろうが)、最大の集客方法は、ずばり「前田敦子卒業公演」しかないだろう。女優としてあっちゃんの知名度が上がっていることが条件だが、あっちゃんはいずれAKBを離れていく人であると思うので、それをどこに持ってくるかがここ数年のAKBの最大の転換点になるのではないだろうか。逆に言うとそれを東京ドームにもって来られなければ、いつドーム公演ができるか判らないと思うのだが。

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私的AKB48論・2ndシーズン(特別挿入分3・記10/25)現状報告

 「大声ダイヤモンド」の本日のデイリーでのオリコンチャートのランキングは、2位に大差を付けられての第3位。この順位が高いのか低いのか、芸能界に疎い筆者としては良く判らない所なのだが、世間一般に対する知名度の低いAKBにとっては、発売日三日目としてはこんなもんなんじゃないだろうか。AKBとしてはもちろん過去最高位(以前の最高位は6位)なのだが、もうこれ以上隠し玉はないはずなので(それともまだあるのか?)、ここから先は地道なプロモーションでCDの売り上げを伸ばしていくほか無い。期限はNHKホールでのコンサートまでか。

 筆者の率直な感想を言わせてもらえれば、本来公演回数500回にも迫ろうかという経験値が売り物のAKBが、(如何に金の卵とはいえ)公式公演回数0回のド新人にセンターを任せるということに対しては、今でも違和感を覚える。特にAKBの場合MCに放送作家が付かず、メイクにもスタイリストが付かない(だって人数が多すぎるんだもん。でも流石にテレビ位はスタイリストが付くのか?)のが普通なので、あらゆる意味で本人のセンスでの勝負を強いられる。テレビで見ていても、MCを全くやらず、ダンスもベテラン勢に比べて余裕が無いじゅりなに関しては、せめて半年は磨いてから世間へお披露目するべきだった気がしてならない。どうしても入団してから日の浅い新人で勝負したいということであるなら、チームAのみゃおの暫定センターでも、全く問題無かったのではないかと思う。この時期に獲った研究生上がりならば、ルックスだけで勝負しても、モー娘。にも決して引けは取らないと思うのだが。…個人的には、例え駄目でも、一度はあっちゃんセンターで天下を狙って欲しかったのだが…

 テレビ出演に関しては、まず24日放映の、NHK「MUSIC JAPAN」から。正味3分の出演ながら、選抜メンバーを全員(20名!)連れて行くという超豪華な布陣。やっぱり人数が多いと迫力が違うよねえ。NHKは特別扱いだという言うことなのかな。…しかし筆者としては、AKB選抜メンバーによるフルコーラスのダンスなんて金を払って見るものだという意識が完全に根付いているので、非常に複雑な気分。きっとこの番組を見ていた一般の人達は、自分が如何に贅沢な物を見ているか全く判らないんだろうなあ。紅白で歌った「会いたかった」は比較的スローテンポの曲で(まあ初期の曲なんで)、アイドリング辺りでもがんばれば真似できそうな感じがあり、今ひとつAKBの凄みが伝わらない気がしていた。しかし「大声ダイヤモンド」はアップテンポで、特に前奏部での高速ダンスはAKBのダンステクニックが十分に伝わる内容なので(これを100名で歌ったら凄い迫力だろうなあ)、その点でも不満は無い。やっぱり井上ヨシマサの曲が、一番AKBに合っている気がする。

 どうでもいいけど、カメラワークもNHKが一番良い。曲中で別の場所で2人を同時に称えるシーンがあるのだが(このバージョンではあっちゃんとこじはる)、これを両方ともカメラに収めているのはこのバージョンのみ。日テレは、AKBINGOでも音楽戦士でも、向かって右側のメンバーしか写していない(音楽戦士のバージョンではみゃおのみ。恐らく左側はあっちゃんだと思われる)。カメラの台数の問題かなあ。

 逆に25日放映の、日テレ「音楽戦士MUSIC FIGHTER」は正味4分の出演ながら、(さすがにあっちゃんはいたものの)ノースリーブス・ツインタワー全員とその他5名を外した、超簡略バージョン(計10名)。でもあっちゃん、こりす、まゆゆが来てるんだから、文句あんのか?という感じ。テレビなんてこれだけ居れば十分な気がする(←単なるひがみか?)。本来たかみなが歌うデュエットパートには、ゆきりん(声量が足りない~)が入っていたのがちょっと意外。しかし人が増えたり減ったり入れ替わったりするたびに、立ち位置とダンス内容が変わるはずなのに、その辺りにきっちり対応しているのは、流石はAKBだと思う。まあ経験値の問題なんだろうけど。

※:ところで「大声ダイヤモンド」の発売によって、AKBの置かれている状況は劇的に変化してしまいました。そのため筆者が過去に書いた文章と、今後掲載予定だった2nd(その5~14)の内容は完全に陳腐化してしまいました。しかし今更全文書き直す根性がどこからも出てこないので、このまま掲載を続けます。ここから先の文章は過去のAKBに対するノスタルジーだとでも思ってお許しください。

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私的AKB48論・2ndシーズン(特別挿入分2・記10/22)新作シングルCD「大声ダイヤモンド」

 現在AKBは福岡でもメンバー募集をしており、第3のAKB設立は決定事項となった。一方ハロプロは、モー娘。の黄金期を支えた35名のメンバーの解雇(卒業では無い)を
決定した。恐らくハロプロはもう一度メンバー募集を行って再出発を、ということなのだろうが、もはやA級の人材は全てAKBに集まる流れが出来つつある現在、恐らく思ったようなメンバーは集められないだろう。ほぼ勝負は決したと判断して間違いあるまい。今後のアイドル業界は、AKB(そろそろ改名するのではなかろうか)が仕切ることに決まったのだ。

 新作CDである「大声ダイヤモンド」は、AKBがオタク層ではない、いわゆる<世間>を相手に打って出た初めての大勝負になる。筆者はこれほど手段を選ばないAKBを今まで見たことが無い。プロモーションに金をかけまくり、歌番組に出まくるのは当然(これはこれで初めてのことだけど)。一般的にも悪評の高い、いわゆる「AKB商法」も復活させた(16種類のトレーディングアナザージャケットを封入することで、一人当たりに何十枚もの購入を促しており、実際ヤフオクでは一人で複数枚づつ安価に叩き売りしている人が何人もいる)。楽曲のネット流出というスキャンダルから、一般マスコミもプロモーションに利用した。選抜メンバーには過去の功労序列を全てすっ飛ばして、見た目の良い研究生上がりを何人も投入している(のみならず地上波放映のAKBINGOでの歌唱には、見た目の良い研究生を大量投入している)、などなど。

 これは間違いなく、オリコンチャートの上位進出、というよりもずばり連続何週間もの一位を目指しているとしか解釈のしようがない(もちろん、「大声ダイヤモンド」の売り上げ状況が、福岡でのメンバー募集にダイレクトに連動してくるのは言うまでも無い)。 恐らくじゅりなをセンターに立てることで、「まだデビュー間もない新人が、連続○○週間オリコンチャート1位を獲得した」という勲章をじゅりなに持たせるつもりなのだろう。ここまでしなければ、いわゆる<世間>までは届かない、ということを秋元氏は骨身に染みて知っている、ということなのではないだろうか。恐らくAKBには、退路は残されていない。「大声ダイヤモンド」のキャンペーンがこければ、資金的な建て直しと信用の回復に相当の期間を要することになるだろう。AKBがこのまま金のかかるプロモーションを続けたとして、行き着く先は紅白の舞台の上か、はたまた東京ドーム公演なのか…。

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私的AKB48論・2ndシーズン(特別挿入分1・記10/21)<松井珠理奈>(SKE48)

 AKBの新作シングルCD「大声ダイヤモンド」のプロモーション映像の内容は、恐らくAKB発足以来最大の衝撃作となった。なんとここまで常にセンターボーカルを務めてきた前田敦子がまさかの2列目後退、代わってセンターには今まで誰も見たことが無い少女が立っていた(だってSKEは、この時点ではまだ一回も公演を行っていない!)。彼女の名前は松井珠理奈・11歳。AKBのメンバー100余名を束ねる、新たなるセンターボーカルの誕生だった。

 AKBの立ち上げ時のメンバーは本質的にB級の人材であり、去年の紅白出場以降(そして今後訪れる筈の2回目の紅白出場以降さらに)、AKBにはA級の人材が集まりいずれ世代交代が進んでいくはずだ、という筆者の予想は前回述べた通りだ。筆者は2回目の紅白出場以降、大阪あたりで第三のAKBを立ち上げ、1年位かけて世代交代を進めていくと考えていた。しかしそれではあまりに遅すぎるということなのだろう。じゅりなという超A級の人材を手に入れた瞬間に、AKBは反転攻勢に打って出た。AKBは今まで徹底的にメディア露出を抑えてきた(恐らくプロモーション活動には相当の金がかかるため)のに対し、「大声ダイヤモンド」のプロモーションでは、スポットCMを打ちまくり、NHKを初めとする地上波の音楽番組に片っ端から出まくるという勝負にでたのだ。最悪、AKBの今までの金銭的蓄えを全て吐き出し、現状のメンバー数を維持できなくなる危険もある筈なのだが、秋元氏はここが勝負所と判断し、決断したのだろう(秋元氏が紅白の出場枠を待っていなかった場合、このまま紅白の出場枠をもぎ取るつもりなのかもしれない)。

 ではじゅりなが、果してAKBプロジェクト全体の命運を背負えるほどの人材のなのかということになるのだが、もちろん結果は出てみなければ判らないが、筆者は行けるのではないかと考える。始めて堀北真紀が主演したドラマを見たときもそのオーラに圧倒されたが、じゅりなの持つオーラもそれに決して負けてない。歌とダンスはまだまだながら、表現力はすで一線級だ。センターに立ったじゅりなは、たかみなとこりすをサイドに置いても存在感では一歩も引けをとっておらず、まゆゆとのツーショットでは正直まゆゆが霞んで見えるほどだ。

 しかしじゅりなの最大の武器は、11歳という年齢による将来性だろう。筆者はそもそも11歳でデビューして、そのまま10年以上トップを走り続けたアイドルなどというものには今までお目にかかったことが無い。その意味でもじゅりなはその最初の例になる可能性を秘めている。これが、例えば5年後の16歳になった時にどうなっているか考えると、ぞっとする気がする。今のペースで公演を続けていくとすると、16歳にしてキャリア5年、コンサート回数300回以上、数百名ものAKBメンバーを束ねるセンターボーカルということになれば、その頃には日本中でじゅりなの名前を知らぬものがいないという状況になっているだろう。

 むしろ心配なのは、じゅりなほどの逸材を果してどれだけの期間、AKBに在籍させられるのかという問題だろう。恐らくはあっちゃん卒業後のチームAあたりに招聘する腹積もりなのだろうが、それよりも歌手にせよ女優にせよ、一人でやっていく方が遥かに簡単だという話になりかねない。まあ福岡の新AKBからもAクラスの人材はまだまだ出てくる筈なので、人材不足ということは今後のAKBにはまず有り得ないだろうが。

 正に今、伝説が始まろうとしているのかもしれない。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その4)「AKB48の紅白出場の意義」

 モー娘。の立ち上げ時のメンバーは、オーディション落選の常連であり、言ってみればB級の人材だったと言われている。しかし個性的であり、追う立場ゆえの開き直ったバイタリティはやがて人気に繋がり、それを見て集まってきたA級の人材によってモー娘。は黄金時代を迎えることになった。AKBの創設メンバーの場合も、恐らく現状ではA級の人材はまず最初にハロプロやホリプロスカウトキャラバンなどに先にオーディションを受けに行くという状況であった以上、言ってみれば残りもののB級の人材だったのだと思う。だからどうしても一長一短はあると思うし、厳密に一人一人を比較すれば、現在のハロプロ勢にはやはり敵わないと思う。そうした中でAKBの紅白出場は、非常に大きな意味を持つ。もちろん世間一般への認知が目的なわけでは断じて無い。漠然と紅白を見ている世間一般の人達の中で、AKBの名前を覚えてくれる人などほとんどいないだろう。だから対象は“アイドルになりたい、これからオーディションを受けようと思っている少女たち”だ。普通女の子がアイドルになって達成したい目標と言えば、CDのミリオンセラー(富)、紅白出場(名誉)、東京ドーム公演(地位)といった所では無いだろうか。しかしそれは、恐らく99.9%のアイドルには一生達成できない目標だろう。

 しかしAKBのオーディションにたった1回受かるだけで、いきなりその年に紅白に出場できるかもしれないとすればどうだろう。凋落傾向にあるハロプロよりも、まずAKBのオーディションを受けてみようと思うのではないだろうか。そうした訳で、紅白以降に入ってきた研修生やSKE48のメンバーは、それこそ目が覚めるような美少女をずらりと揃える事が出来た。逆に言うとこの時期にメンバー募集を行わなければ、AKBにA級の人材は揃えられないという切羽詰った気持ちで、かなり強引にSKE創設を決めた可能性も否定できない。

 創設2年目の新参アイドルチームであるAKBがいきなり紅白に出場した意義は、非常に大きい。しかし2年連続で紅白に出場することの意義は、計り知れない物がある。AKBが一発屋ではないということになれば、今後の少女達のオーディションを受ける順番がまずAKBから、ということになる可能性が非常に高いからだ。A級はおろか超A級の人材もまずAKBが全て押え、他のオーディションは全てその残りものということになれば、「芸能界をAKBの卒業生で埋め尽くす」という秋元氏の言葉も、まんざら夢物語ではなくなる可能性もあるからだ。

 実際、AKBの新作全員曲「大声ダイヤモンド」のセンターにはSKEのじゅりな(11歳)が大抜擢されており、その存在感はチームBのエースであるまゆゆ辺りと並んで立っても全く遜色が無い(というかすでにまゆゆより上か?)。これによってAKBの世代交代は、筆者が予測していたよりも遥かに早く進む可能性がある。今後も研究生を大量に採用し続けることなれば(その可能性は高いが)、当然大量の卒業生を出さざるをえないわけで、今回の5人の卒業もその第一弾という可能性もある。そんなわけで今年も紅白の動向からは、目が離せない。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その3)「メンバーの卒業について」

 11月23日をもって、ひーちゃんを初めとする5名がAKBを卒業することになった。しかしAKBにとっては、(他のアイドルに比べればだが)卒業は致命的な状況ではないと思う。まず秋元氏自身も「(AKBが)虎の穴のようになって欲しい」「(AKBから)どんどん外に出て行って欲しい」(48現象)と言っている通り、卒業をネガティブの捉えているわけでなく、むしろ芸能界をAKBの卒業生でいっぱいにしてやる位の気持ちなのだと思う(だから単なる脱落による卒業は、やはり望ましくないとは思うのだが)。実際、「リクエストアワーセットリストベスト100」で4日連続公演の時は、初日にあっちゃん、まいまい、ともちん、とも~みといった主力陣が軒並み不参加という状況では、躊躇無くあやな、しほ、かやぴー、みっちー、あゆ姉といった卒業生を結集し、難局を乗り切っている。

 こうして考えるとAKBにとって卒業生は、軍隊的に言えば退役と言うよりは予備役に近い扱いなのかもしれない。今後も大会場での公演(例えば目標としている東京ドーム公演)の時には、卒業生を軒並み再結集するということも十分に有り得るのではないだろうか。今回卒業する5人に関しても、これが見納めで無いことを祈るのみだ。

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私的AKB48論・2ndシーズン(その2)「チームBの特徴」

 女性的なチームA、男性的なチームKと来て、チームBは結局平均年齢が低いということで、みんなの妹的なポジションに納まったように思う。しかし「セットリストベスト100」の時にAとKのお姉さまたちが驚いていたのは、男性的といわれるチームKと比べても非常にダンスの振りがダイナミックだということ(筆者的には、チームBのメンバーは、常に跳ねているイメージがある)。例えばあっちゃんとチームBの混成だった「渚のCHERRY」を見ると(あっちゃんが疲れてた事もあったのかもしれないけど)、明らかにチームBのメンバーの方が踊りがダイナミックだ(チームBのメンバーだけジャンプしてるし)。

 確かに妹的なポジションとダイナミックなダンスは結びつかない気もするが、それにはチームBのダンス指導を行ったと言われるなっちゃんの影響が大きいのではないだろうか。なっちゃんはチームA時代に、完全に干されのポジションにあり、全員曲ではほとんど最後列端でバックダンサーに近いポジションだった。年が若く体も小さいなっちゃんとしては、ダンスをダイナミックにしていくことは、存在感を示すためには死活問題だったのだと思う。そしてそのバックダンサー的な感覚が、チームB全体に浸透したということなのではないだろうか。

 しかし筆者はその感覚は結果として悪くなかったと思う。徹底した個人主義で一人一人の細かい表現力を重視するチームAと違って、(当時)絶対的なエースを持たなかったチームBの場合はチームとして全体のパフォーマンスで勝負するしかなかったわけで、そのためにダイナミックなダンスというのは大きな武器になったのではないか。実際、チームとしてのパフォーマンスはチームBが一番上という声もあり、なっちゃんの方法論は、結果として決して間違ってなかったと言えるだろう。

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私的AKB48論・2nd(その1)「チームAとチームKの違いについて」

 一般的に言われるのは、チームA=女性的、チームK=男性的、ということ。結構的確に思える。それ以外では本人達がコンサートの中で言っていた、チームA=メリーゴーランド、チームK=ジェットコースター説。…これもまだ、理解できるかなあ。あとチームA=マシュマロ、チームK=ポップコーン説。この辺になると、相当判り難い気がする。

 筆者の見解としては、チームA=エリート、チームK=雑草魂、ということ。実も蓋も無い話になるが、最良の人材はチームAの時点で取り尽くしているわけで、その後に結成されたチームKの採用時のメンバーの年齢幅が11歳から21歳と非常に大きいのも、本来必要としている14歳から17歳までに必要な人材が必要な数だけいなかったためである可能性が高い。実際アイドルの本来のリミットが23歳前後であることを思うと、年長メンバーの採用は、相当の覚悟が必要だっただろう(めーたんに関しては、現在責任を取っている真っ最中というところか)。

 しかし最良のメンバーが揃っているからと言って、チームAの方が確実に面白いとは言い切れないのが、浮世の面白い所。チームKには追う立場だからこその開き直ったバイタリティがあり、そこに共感するファンも非常に多かった。実際、一時はチームKの勢いに圧され、チームAのメンバーが精神的に追い詰められるというシチュエーションに至ったこともあったようだ(出典“48現象”)。

 チームAのメンバーの方向性は主に、あっちゃんを始めとする太田プロによる正統女優路線、たかみなを中心とするプロダクション尾木による歌手路線、まいまいを初めとするホリプロ閥を中心とするビジュアルアイドル路線の3系統に分かれる。しかしチームKにとっては話はそんなに単純ではなく、一部のメンバーを除いてはメンバーそれぞれが自分の力だけで道を切り開いていくしかない状況が現在も続いている。ナチノンの2人はお笑いに道を見出し、漫才のM1グランプリで一回戦を突破した(しかしAKBに負けた芸人って、一体誰だ?)。めーたんはセクシー路線でヌードを連発し、CDソロデビューに漕ぎ着けた。チョコラブの3人組みはユニットだけでCDデビューし主に女性にアピールして、AKB外での活動を本格化させた。さやかは子供向け特撮番組の悪の女幹部役を引いてきた。

 こうなるとどちらが本当に“面白い”のかは相当微妙な話になってくる。生き様の問題としては、チームKのバイタリティを押す者もかなりいるのではないだろうか。単純に好みの問題と言ってしまっても良いかもしれない。これがチームBとなると、さらに話がややこしくなってくるだけどね~。

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私的AKB48論(その20)<増山加弥乃>(卒業生)

 筆者的にはAKBの次世代の旗手だと思っていたのだが、チームB移籍やら何やらのゴタゴタの間に気が付いたら卒業してしまっていた(泣)。しかし媒体露出度の高さや筆者の思いとは裏腹に、何とかやぴーは選抜メンバーに選ばれたことが一度も無く、実は誰もかやぴーに期待をかけていなかったのでは無いかという、とても暗い想像が筆者の中で浮上してきた。考えてみれば、かやぴーはユニット曲のソロパートすらほとんど貰った事が無かった。踊りはそこそこ上手かったと思うのだが、歌がとてつもなく下手糞だったのだろうか?。いや“チョコミミ”で見る限り、そこまで酷いとも…。

 しかしあの裏表の無さそうな性格で、女優さんなんて難しいお仕事が本当に出来るのだろうか心配していたら、なんか調子良く仕事が入ってきている模様。まずは良かったね~。っていうか、もしかして女優としては、あっちゃんと互角以上の実績なのでは???。あっちゃんが深夜に“栞と紙魚子の怪奇事件簿”でダブル主演をしていたときに、かやぴーは夕方に“チョコミミ”でダブル主演をしていた。あっちゃんが“太陽と海の教室”で月九に進出すれば、かやぴーは“魔王”で金十(そんな言葉あるのか?)に進出だ。おまけにかやぴーはこの後、昼ドラにレギュラー出演が決まったらしい。

 AKB時代は逆立ちしても埋まらなかったあっちゃんとの差が、女優さんになったとたんに互角にまでなってしまうとは如何なる事なのであろうか。踊ることが何よりも好きだと言っていたかやぴーは、踊りとは全く関係ない世界へ行って出世してしまった。…俺って本当に人を見る眼が無いよな~。

 他のメンバーについて書きたいこともあるんだけど、今回はここまでで。

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私的AKB48論(その19)<柏木由紀>(チームB)

 チームBの不動のセンターボーカル…だったはずが、大分雲行きが怪しくなってきた。モー娘。の最終選考まで残ったと言う実績は申し分なしで、歌唱力もチームBではトップクラス…の筈だったのが、気が付けばまゆゆに追い抜かれ、あいちゃんにも置いていかれそうな感じ。悪い意味でも、立ち位置はチームAのたかみなと酷似している気がする。そのことは本人が一番判っているようで、事ある毎に「もっと表現力を身につけないと」と言っている。

 ただ筆者の勝手な感想を言わせてもらえれば、ゆきりんに足りないのは、むしろキャラ立ちだ。他のメンバーの場合は良し悪しに関わらず特筆すべきエピソードが幾つかあるものだが、ゆきりんに関してはほとんど思いつかない。“0じ59ふん”では見かけた記憶も無いが(その時点で相当駄目駄目だが)、肝心の“プラス10”でも目立ったエピソードは全く無い。まゆゆのようにアイテムや趣味を前面に押し出してみるのが理想だろうが、やりようが無いというのなら、とりあえずめーたんのように顔面から粉に突っ込んでいくとか、自分から泥水に飛び込んでみるとか、受けないギャグを連発してみるとか、何か印象に残ることをやってみるべきでは無いだろうか。

 粉に突っ込んだ時のリアクションの取り方、ギャグが受けなかった時のフォローの仕方、そういった所を一つづつやっていけば、自然と表現力も身に付いてくると思う。というか普通の会話の中でのリアクションを、まずどうにかするところから始めるべきでは無いだろうか。ゆきりんが一皮剥けると、チームBも安泰なんだけどねえ。

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私的AKB48論(その18)<多田愛佳>(チームB)

 チームB最年少13歳。“48現象”に書かれた「正直者」というニックネームには、あまりの的確さに思わず笑ってしまった。チーム内ではツンデレで通っているようで(“プラス10”による)、ポジションもこじはるの位置なのだろうが、性格は全く異なる。あいちゃんがKYなのは姫属性だからではなく、ただ単に正直者だからだ。“プラス10”ではバツゲームで何種類もの栄養ドリンクを混ぜたものを飲まされることになったのだが、普通のメンバーならどんな味だろうが不味そうにして見せて番組を成立させようとする所なのだが、あいちゃんは「おいしい」といってお代わりまでしてしまった(ついでに持ち帰った模様)。当然バツゲームとして成立していないわけで、番組は失敗ということなる(まあ本来ならね)。

 一事が万事この調子なので、あいちゃんはチームB随一の危険人物なのだが(笑)、その幼い言動ゆえにファンも多く(実際、見てて面白いし)、メンバーも大目に見ている節があり、この先どう転がっていくかは予断を許さない。ただそのキャラの立ち具合も含めてチームBの主要メンバーであることには変わりなく、選抜メンバーにも何度も選ばれている。立派なこじはるの後継者と言えるだろう(断言)。

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私的AKB48論(その17)<渡辺真友>(チームB)

 かやぴー無き今(というか、いても同じだったかもしれないけど(爆))、AKB次世代のエース候補筆頭。恐らくはあっちゃんの後継者となるのだろう(あっちゃん以外で、かわいい系の歌えるのはまゆゆくらいだろう)。チームB成立以来選抜メンバーから漏れた事は一度も無く、選抜メンバーでも常に最前列5名に必ず入っている。そのまゆゆが、一度はAKBを落選していたというのは大変興味深い。AKBがどういった基準で選ばれているのかは、大変興味があるところだ(もしかして最初は踊りが駄目だったのか?)。

 中心メンバーの常で“0じ59ふん”への出演回数はあまり多くないのだが、バツゲームでイジリー岡田と一本のポッキーを両側から食べなくてはならないはめに陥った時、イジリーに、「君、僕の相手をするには少し若すぎない?」と真顔で聞かれていたのが印象的だった(ちなみにまゆゆは14歳)。ポッキーは一口だけ食べて、後は笑ってごまかしていた。やっぱりセンスが良い。

 彼女の最大の武器は、あっちゃんと同じで勘のよさ。TPOに応じてべらんめえ口調から敬語まできちんと使い分け、状況に応じて押したり引いたりもでき、求められているコメントをきちんと言えるということは単に頭が良いこととは全く違う。キャラの立て方も上手で、遅く柔らかい話し方に、猫のポシェット、絵を描くのが上手、とキャラ立ちも合格点。ルックスも今風で、ウイークポイントはほとんど無い。ただあっちゃんよりは、頭の回転がちょっと遅いかな。たまに状況に対応しきれてないことがある。あっちゃんとは違って演技志向は無いようで、まだ何をしたいか方向性は定まっていない様子。でもまあ時間はたっぷりあるんで、ゆっくり考えてください。まだ14歳だしねえ。

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