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私的AKB48論(その4)AKB48の舞台

 言わずと知れたドンキホーテ秋葉原店最上階の“AKB48シアター”である。宝塚少女歌劇団を例に出すまでも無く、専用劇場で定期公演を行い、そこをフルハウスにし続ければそれだけで組織は維持し続けられるわけで、そのことはAKBの生命線と言える。常打小屋があるからこそ、世間一般という広い対象へのPR活動をそれほど必要としないわけで、広告宣伝費は相当少なくて済んでいるのは間違いない。メンバー募集の時の親への説明に関しても、強力な意味を持っているはずだ(このことは結構重要だと思う)。常打小屋の広さも周到に計算していると思われ、大きすぎれば経費がかさむし小さすぎれば一杯にしても元手が回収できないしということで、現行の250名でフルハウスというのは理想的な大きさなのだろう。流石に設立当初の入場料1000円で一日二公演では赤字だった可能性が高いが、現行の入場料3000円で一日三公演ならば確実に黒字になっている筈だ。だからこそAKBは強気にメンバーを増員し続けられるのであろう。

 この点が後発の類似アイドルグループと比べて、AKBが決定的に勝っている点と言える。例えばアイドリングは、テレビ放送が打ち切りになれば確実に一蓮托生だろう。モー娘。ですらテレビ放送の打ち切りは死活問題となりつつある。しかしAKBは、“0じ59ふん”が打ち切りになろうと、“プラス10”が打ち切りになろうと、“ネ申テレビ”が打ち切りになろうと(相当痛いのは間違いないが)、AKB本体は微動だにしない(それより痛いのはメンバーの不祥事だ)。世間一般にファン層を広めると言う意味ではテレビは大変重要だが、それが全てと言うわけでは無い。現在のファン数を維持すればそれだけで黒字が保障されているのだから、それこそどんな手でも打っていける(大堀めしべの売り出しとかね)。逆に公演が途切れてしまう方が大問題であり、だからこそチームAの後にチームK、チームBを立ち上げたのは間違いない。そしてこれら全てが、AKBを短期的なブームでは終わらせず、長期間(下手をすると10年単位)にわたっての活動を可能たらしめている主要因となっている。

 今回の結論は、「現状のAKB48は、シアターでの公演だけで確実に利益を出せる理想的なビジネスモデルである」ということだろう。

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コメント

"永遠のマイナー"のまま、"メジャー"になった事が1番大きい。
僕は、12/31の紅白があって、1/1の公演の舞台に普通に立っている彼女たちが、1番好き。
"超メジャー"から、"永遠のマイナー(AKB本来の姿)"に戻る瞬間…。

投稿: ピーナッツ | 2009.12.27 19:03

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