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My最新アニメ感想文:「武龍リバース」(2005年・日本)

 テレビ東京にて2005年より放映なれど、すでに終了。ネタばれはどうなんだろ?

 ここ10年間における格闘技界の流れの中で、最もその地位を失った競技、それが「プロレス」と「中国拳法」ではないでしょうか。プロレスは度重なる総合格闘技との交流戦において負け続けたことによって、その最強への幻想は完全に失われてしまいました。そして中国拳法は、正道会館の石井館長プロデュースによる「K-1」にて、何とか中国拳法への幻想をK-1に生かしたいという石井館長の野望にも関わらず(かなり下駄を履かせてもらったとは思うのですが)、惨敗を喫してしまいました。だって当時外国人選手に全く勝てずに低迷していたK-1ジャパン勢相手に、中国の散打(中国拳法に現代武術を掛け合わせたとされる現在中国最強の立ち技格闘技、らしい。多分”サンダー”の駄洒落だと思うんだけど)勢は文字通り惨敗を喫し、結局K-1グランプリ本戦に出場することはできなかったんだからね。この負けっぷりを見た各格闘技団体が、現在に至るも中国拳法勢を一切招聘しようとしない時点で、中国拳法のメッキは完全に剥がれてしまったと言って過言ではないでしょう。

 というわけで、本作は、中国拳法とプロレスの最強を高らか謳い上げる作品です(笑)。・・・ここまでトレンドに逆らいまくった内容で、果たして視聴者が付いてくるのか大変心配したのですが、前作の「武龍」から2作目の本作に繋がったということは、一応ファンはいたということなんでしょうね(原作付き、ってこともあるんだろうけど)。K-1やプライドに慣れきった眼で本作を見ていると、キックボクサーが中国拳法に負けたり、ブラジリアン柔術がプロレスに負けたりと、涙で眼が曇って前が見えなくなりがちなのですが、でもまあ、所詮<<ファンタジー>>なんで(笑)、仮面ライダーなんかと同じ感覚で見ていれば問題ないと思います。・・・多分。

 同じ様な不満は、「史上最強の弟子ケンイチ」にも感じるんだよなあ。あの師匠の面々で本当に強くなれるのかとか、人間あんな短時間で強くなれりゃ世話ねーよとか、色々思う所はあるよね~(ケンイチ君は筋肉痛なんかとも全然縁が無さそうだしさ)。空手もこの20年で、すっかり地位が落ちちゃったしね~(セームシュルトを空手家というのは反則でしょう)。鎖鎌がトレンドだったのは、鎖鎌使いがアントニオ猪木に挑戦した”瞬間”くらいだったし。まあ皆様が面白いと思って見ているのだから、全然問題ないんだけど。

 ところでどうでも良いことなんですが、本作の主人公「毛蘭」役の声優、山崎和歌奈はとにかくドスの利いた声を出すのが苦手で、この役に合ってないんじゃないかと、ず~っと思っていました。この考えはリバースに入ってからも続いていたのですが、ある日「名探偵コナン」を見ていて謎が解けました。コナンのガールフレンドである空手日本一の女子高生、「毛利蘭」(声優:山崎和歌奈)の”利"の字を取ったら、「毛蘭」になるではありませんか!!。つまり武龍のスタッフは、拳法使いの女子高生役の声優を探していて、たまたまコナンを見ていて毛利蘭を発見し、声も聞かずに空手家だし名前も似ているので即決めしてしまったということなのではないでしょうか???(←決定)。いや~、俺。今日は良い仕事したな~。今日の俺なら、きっとノストラダムスの預言書の解読もできちゃうよな~、きっと(爆)

 さて本日の教訓は、「トレンドが全てじゃないさ、時代遅れな物にも、きっと良いものはたくさん残ってる(はず)」。いやあ、筆者の自己正当化に使えそうな、良い言葉だなあ。

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