« Myアニメ感想文:「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」(2005年)(邦画) | トップページ | 機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079- 第3巻「雷鳴に魂は還る」 »

My特撮感想文:「妖怪大戦争」(2005年・邦画)

8月11日、地上波日テレにて放送。(ネタばれありあり)

 私事ながら、最近テレビを10インチのアナログから、37インチフルスペックハイビジョンに買い替えたのですが、おかげさまでアクション映画というのはこんなにも面白いものだったのかと開眼し、地所波BSCSを駆使して、ほとんど毎日映画三昧で暮らしております(笑)。体にも心にも良くないよなあ。

 それはさておき、本作はお子様向けというとことで、たいていの大人は敬遠してしまったものと思うのですが、その評価自体には特に問題は無いのですが、実はそれだけの代物ではありません。大人的な見方をすれば、なんと水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきらが全面バックアップの上、吉本興業のお笑い芸人大挙出演という、なかなか贅沢な作りなのです。

 物語は10歳のごく普通の少年が、お祭りの余興で「麒麟送士」という英雄に選ばれ、聖剣を手に入れ、、妖怪たちを仲間に迎えながら巨悪を倒すというRPG仕立ての話で、子供にとってはそれだけの話なのですが。なんと敵のラスボスは、魔人加藤なのです!。そう、「帝都物語」で関東大震災で東京を滅ぼそうとし、「帝都大戦」で第二次大戦で東京を滅ぼそうとした魔人加藤が、三度東京に襲い掛かるという、帝都シリーズの正当続編なのですよ、本作は!。・・・まあその方法が、妖怪をメカ妖怪に改造し、ロボット怪獣で東京を蹂躙するという、今までとは一味違うものではありますが(笑)(その辺りは子供向けなので、勘弁してあげてください)。

 キャラクターを自作から供出してるのは荒俣だけではなく、出てくる妖怪達も「ゲゲゲの鬼太郎」の世界からの登場で(まあ鬼太郎本人はでてきませんが)、魔人加藤と戦うということで逃げ腰になる鬼太郎の取り巻き妖怪たちに対して、河童が「お前ら鬼太郎の前ではええかっこしとるそうやないか。逃がさへんで~」と言って必死でしがみつくシーンは、本作の大きな見せ場と言っても良いでしょう(本当か?)。・・・結局付いてくるのは一反木綿だけというところに、鬼太郎軍団の根性無しぶりが見られて、とても微笑ましいです。

 個人的にちょっと不満なのは、京極夏彦がキャラを供出していないこと。どうせなら京極堂が主人公の少年のおじさんで(シリーズが進むにつれて甥っ子が次々と増えるなんて、良くあることです。インディージョーンズとか)、京極堂が少年に「妖怪なんてものは人間の心の中にいるもので~」とか説教をした後で妖怪軍団が出て来るとかすると、より効果的だったかもしれません(もちろん配役は、「姑獲女の夏」のキャストで)。

 ところで最強の魔人加藤に止めを刺すのは、ナイナイ岡村扮するあずきあらいだったりするわけですが(しかもギャグで)、それって荒俣ファン的にはOKなんでしょうか?。そこだけがちょっと気になったりするわけですが・・・。

|

« Myアニメ感想文:「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」(2005年)(邦画) | トップページ | 機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079- 第3巻「雷鳴に魂は還る」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

確かに楽しそうな雰囲気はありますねー。やっぱり一反木綿は偉い!?

http://www.top-page.jp/site/page/mizuki/complete_works/list/a004/

投稿: harada | 2006.09.21 12:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Myアニメ感想文:「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」(2005年)(邦画) | トップページ | 機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079- 第3巻「雷鳴に魂は還る」 »