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アニメ脚本家烈伝:<弐の巻>〝スーパーヒットメイカー”星山博之 その二

「さすらいの太陽」(1971年)

 筆者が確認できた中で、星山先生が構成を行い、脚本を書いた最も古いアニメ。内容は歌手版「ガラスの仮面」だと思えば間違いは無い。なんでも当時の資料によると、プロデューサー岸本吉功が本作のスタッフを中心に設立したのが「日本サンライズ」なのだとか。

 もうピンときた人には判っていると思うのだが、(案の定)スタッフも凄いぞ~。演出に富野良幸・高橋良輔、作画設定に安彦良和がすでに顔を揃えている。それに構成の星山先生がいるのだから、もういきなり「機動戦士ガンダム」が作れちゃうんですけど(笑)。・・・原作が藤川桂介(当時絶好調でした)、脚本に伊藤恒久(この時の縁が85年の「SPTレイズナー」まで繋がっていくとは思いもしなかっただろうけど)が入っているのが、筆者的にはちょっと不満なんだけど。

 ただこの時点では、星山第四法則「原作付き作品はヒットしない」によって、大きな当りを得ることなく終わっている。星山先生もこの頃は作画から脚本に移ったばかりでまだ力を出し切れなかったということもあるのだろう。この後星山先生は、日本サンライズ設立まで、ひたすら下請けで脚本を書き続けることになる。まさかこの後10年もしないうちに、アニメ界ナンバー1の売れっ子になっていくとは思ってもいなかったことだろう・・・。

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コメント

はじめまして!記事うれしいです。
さすらいの太陽!小さい頃大好きだった。
アニメも見たし、コミックも見た・・・!
コミック読みたいけどないから悲しい。
DVDは、あるんで、いつか買います。
私、ぴーちゃんのGO!GO!アニメという
懐かしの特撮・アニメ・漫画メインのブログかいてます。
さすらいの太陽を含んだ記事書いたんで、
よかったら見てくださいね。

投稿: ぴーちゃん | 2005.12.27 16:51

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