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「火の鳥(改訂版1)」(2004年)・・・そしてとりあえずの終章・・・・

アニメ脚本家烈伝:<壱の巻>〝ロボットアニメの職人”五武冬史(鈴木良武) その十四

 かつての盟友、高橋良輔が監督を勤めた、火の鳥の「黎明編」。これが筆者が知る限りの、現在までの五武先生の最終作品である。本作はもはや、五武先生の全ての法則に反している作品である(第五法則の"スタッフの信頼が厚い”には従っているかもしれないが)。

 ・・・思えば"鉄腕アトム”以来、遠い道のりだった。数々の革命的なコンセプトを立案してきた"ロボットアニメの職人”たる五武先生にとって、(少なくとも現在までのだが)最後の作品が火の鳥だということに、皮肉な運命を感じざるを得ない。鉄腕アトムに始まり、火の鳥に終わる。これではまるで、手塚治虫という釈迦の手の平の上で躍らされていた、孫悟空のようなものではないか!。

 アニメ業界でも、富野良幸の名前は誰もが知っているが、五武冬史の名前を知るものは稀である。これほどの功績をアニメ界に残してきたと言うのに!。最後に筆者自身がガオガイガーの章で書いた文章を再録することで、本章のとりあえずの終了としたい。

「「いつの日か、ガオガイガー以上のコンセプトを引っさげた五武先生が、獅子の頭を胸に付けたスーパーロボットを主人公にアニメを製作する日がやってくる、筆者はそのことに何の疑いも持っていないのである」」(未完)

今回触れられなかった主な五武先生の作品
「超電磁マシンボルテスV」(後半シリーズ構成。バトルフィールドは赤茶けた荒野)
「未来ロボダルタニアス」(シリーズ構成。クローンの人権問題は今見ても秀逸)
「伝説の勇者ダガーン」(シリーズ構成。人気作だが後半は病気によりダウン)
「クラッシャージョウ(OVA)」(シリーズ構成。相変わらずアルフィンの出番少なし)
「ダーティーペアFLASH(OVA)」(シリーズ構成。え、五武先生が萌えアニメ???)
「思春期美少女合体ロボジーマイン(OVA)」(シリーズ構成。未見につき評価不能)
「激闘!クラッシュギアターボ」(シリーズ構成。未見につき評価不能)
「聖獣士グリント(小説)」(ヒロインは身長3メートルの蟻人間・・・)
「機動武闘伝Gガンダム(小説)」(やっぱりレインの活躍は無し)
「どろろ(ゲームブック)」(鳥海尽三先生との共著です)

その他、脚本を書いたロボットアニメ:<<無数!!>>

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コメント

「獅子の頭を胸に付けた」はまるで古の紋章(エンブレム)のようですね。獅子のような、燃える挑戦者として作品を作っていく、という意思の表れなのでしょうか?

投稿: harada | 2005.09.04 01:22

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