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仮面ライダー響鬼

最初、「仮面ライダー響鬼」を観た時は、どうしようかと思った。
いきなりミュージカルばりに歌いだすは、ライダーはバイクに乗らない(挙句の果てには車も運転できないことが判明)は、おまけに口から火を吐くは、で、もうこんなのライダーじゃないと思った。

が、しかし今はちょっと面白いと思って観ている。

伝奇っぽい雰囲気や、毎回CGを駆使した怪物と闘うのも純粋に凄いと思うが、それ以上に主人公(?)の響鬼にちょっと興味を引かれている。

まあ仮面ライダーとしては、どうよ? と、今でも思うが。

話は変わるが、この番組のターゲットは誰だろう?

子供がメインターゲットであるのは、まあ玩具の宣伝番組であるので間違いないが、ここ数年の特撮はそれ以外のターゲットを取り込もうとしている。
最近のライダー、そしてウルトラマンも、一緒に観ている親や、一般のライトヲタクを巻き込もうとしているのは明白だ。

 純粋なアクションで、ちびっ子に

 イケメン俳優起用で、一緒に観ている子供のお母さんや、腐女子を

 そして難解なストーリーテーリングで、子供お父さんや、ライトヲタクを

取り込もうとしているように見える。

閑話休題。

さて響鬼だが、最初、誰をターゲットにしているのか、良くわからなかった。
主役もクウガからのイケメン路線から外れて、いきなり30代前半のオッサーンになるし(まあこれはヨン様ブームから来ているのかもしれないが)、響鬼のコスチュームデザインは奇抜だが、ライダーっぽくない。闘いの方法も正直かなり泥臭い。
話としても、いきなり、中学生の受験の悩みから、随分とアットホームな雰囲気が続き、なんか普通のドラマでも観ている気分だった。
正直、これを見続けるのは、ちょっと辛いなー、とも思っていた。
ただ、東京下町とか、伝奇モノであるとか、キャラクターの明るさとか、ドラマ部分では結構見ごたえがあったので、ちょっと変わった特撮モノとして、なんとなく視聴していた。

見方が変わったのは、実は六話からである。

この回で、一応主人公(?)である中学生・明日夢は、受験の不安から、これもまた慣れない敵に苦悩する(まあ飄々としてるので、なかなかそうは見えないが)響鬼に会いに来る。
で、響鬼は、取り合えず自分も頑張るから、明日夢も頑張れ、と伝えて、二人が分かれるシーンがある。

この回で、なんとなく、この「仮面ライダー響鬼」という作品が解ったような気がする。

年長者は、下の者から慕われたり、或いは目標にされたりすると、それに応えるべく、自分も立派になろうと頑張ってしまうものだ。
自分にも、それと似たような経験がある。
良い後輩に頼られると、自分でも良い人間になろうと、そういう役割を演じてしまう。単純に見えるのかもしれないが、すくなくとも男なんて案外そんなモンである。
恐らく、この二人はそういった関係を続け、その相乗効果による成長を描くのがこの作品のテーマなのだろう。(まあ明日夢は響鬼の弟子になるのかもしれない。そうなったら、二人の関係も微妙にかわるのかもしれないが・・・)

しかし、このライダーである響鬼。
私と歳も近いし、その世間知らずぷりも含めて、なんか妙にシンパシーを感じるのだが。
自分も、こうやって頼りがいがあって、年少者を励ましたりしなくてはならない歳になったのだろうな、と、毎週、痛感させられてしまう。
そのあたりを勉強させてもらっているのかもしれない。なんと、仮面ライダーで(笑)

というか、なんか30を過ぎても、ヲタに片足突っ込んでいる身としては、

 ちゃんと、頼れる大人になれよ

とか云われているみたいで、毎週、耳が痛いのだが・・・orz

(っていうか、被害妄想?)

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コメント

えーと、鬼だからしょうがないといっても怖いです、格好が>主人公。子供も泣きそうな・・・?>活躍をみていないからなんともいえないけど。

私は目標とするべきすごいオタクとかはいるんだけど・・・(こういうのはだめなんですかねぇ)・・・社会的にまっとうそうな大人で目標になる人ってあんまりいないなあ。

そもそも目標はエネルギー生命体か電子生命体になることなんだから無理ですよね!(爆)

投稿: harada | 2005.03.21 23:19

あきらと明日夢の関係に注目してます。ツンデレなのか?

投稿: hiraku | 2005.03.23 18:38

>あきらと明日夢の関係に注目してます。ツンデレなのか?

えー

明日夢の相手はひとみではないかと・・・

とはいえ、『ツンデレ』を知っているとは、一線を退いた(?)とはいえ、流石です。

投稿: 一伽貝 | 2005.03.24 01:41

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