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My最新アニメ感想文:「蒼弓のファフナー」

<放映中:2004年製作:テレビ東京>
「((注)):ここから先は、ひたすらファフナーの悪口が書かれています。ファフナーが好きな方は、この先をお読みにならないことをお勧めします」

 はっきり言って、反吐が出るほど嫌いな作品。これほど裏切り、命令違反、敵前逃亡、無抵抗降伏などを肯定的に表現したアニメを、私は見たことがありません。脚本家はかなり有名な作家のようですが、正直全く興味を持てないんで。方法論的にはエヴァやラーゼフォンをパクっていると言われているようですが、目指している方向性は180度逆。きっと脚本家は、Ζガンダムに出てくる組織を見て「リアルだ」とか感じちゃう人なんだろうな。まず軍隊という面から言えば、敵の偵察機を(最重要情報を取られた上に)「殺しちゃかわいそう」という理由で逃がしてあげたパイロットがお咎めなしなんて、お前には本当に人類の危機という自覚があるのかと(脚本家を)問い詰めてやりたくなります。それが原因で味方の隠れ場所が、新国連(主人公達日本人を見捨てて絶滅させる決定をした組織)にばれて逃亡生活が始まりますが、誰もなぜそんなことになったのか、気にしている人はいないように見受けられます(俺だったらパイロットをリンチで殺してるね)。新国連もけっこう能天気で、手前らで日本人を皆殺しにする決断をしておいて、日本人が生き残るために色々努力をしていたら、「こいつら国際法に違反してやがる・・・」とか言って絶句しているような馬鹿どもです。日本人の司令官も、新国連が攻めてきたら、「血を流したら取り返しのつかないことになる」とか言って、何の必然性も無く無抵抗降伏しちゃうような素敵な人です(新国連に流させられた血は、問題なく取り返しがつくんですよね、きっと)。他にも日本人でありながら新国連に情報を売っている売国奴多数(ほとんどお咎めなしですね。悪くて追放くらい?)、日本人でありながら新国連に寝返ったやつら多数(だいたい情報持ち逃げね。全くお咎め無し)、人間でありながらエイリアンの侵略者と内通している奴などなど。これらのほとんどが善人(もしくは被害者)として肯定的に描かれていくわけです。こんなんでハッピーエンドで終わったら、その時こそ俺様が脚本家をただでは済まさないぜ!(気持ちだけは本気)。まあ私の方が空回りしているのは、判ってるんだけどね。何故かと言うと・・・

 「機動戦士ガンダムSEED」によってはっきりしたと思うのですが、男性ファンはメカと美少女しか見ていないし、女性ファンは美少年と美少年の〝気持ち”にしか関心ありません。つまりストーリーやテーマなんて、実は視聴率やおもちゃの販売量やDVDの売り上げには、全く貢献していないということがばれちゃったんですね(笑)。だから謎めいたタームは「意味」なんて持っている必要は全く無く、「雰囲気」さえあれば全く問題無い訳です。おそらくファフナーは、そうした割り切りから生まれた作品なのでしょう。だから美麗な絵柄のキャラクターから意味有りげに発せられる台詞は、情感さえこもっていれば視聴者を感動させることができるわけで、言葉の内容なんてものはどうでもいいわけです。従ってストーリーを重視し「謎解き」の醍醐味を味わえたエヴァよりも、内容よりも雰囲気と美少年の気持ち(だけ)をより重視したSEEDの方が、本作に遥かに近い作品であると言えるでしょう(絵もおんなじだし)。つまり台詞の内容に一々目くじらを立てるような私のような見方がメインターゲットから外れているわけで、「なんか判らないけど、凄いことを言ってそうだ」と素直に思える人だけのために製作された作品だと言えるでしょう。まあアニメなんか見て、頭なんか使っていられないよね。人生そんなに暇じゃないし(自爆)

 ただ少しだけ愚痴を言わせてもらうと、私が本作を見て悔しく思うのは、こんなゴミ脚本のために、昨期最高クラスの作画レベルのスタッフと予算を投入してしまったと言う事実です。こんなのに投入するなら、他に幾らでもあるだろうと以外言いようがありません。まあお話では魅せようが無い以上、ビジュアルに力を入れないとどうにもならないのは当然なんですが。しかし本来のコンセプトからしても問題だと思うのは、「絢爛舞踏祭ザマーズデイブレイク」もそうだったんだけど、あの扱いじゃせっかくのリアルロボットが泣いてるよ、ということ。デザイン的にシルエットが際立っていないのも大問題なんだけど、演出的にもロボットを魅力的に見せようという努力がほとんど感じられないので、(如何にプラモを売る気が無いとはいえ)これでは何のためにロボットアニメとして作っているのか判ったもんじゃありません。これならSEEDの方が、ガンダム同士の見分けがつく分だけマシだというものです(美少年の見分けはつかないんだけど(笑)。それは私の資質の問題なんですが・・・)。

とりあえず悪口第一部はこんなもんで。

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