« 前評判が高い同人ソフト『ひぐらしのなく頃に』発売 に::[アキバBlog] | トップページ | ドラゴンクエストVIII »

ロケットエンジンと超低温トライボロジー

ロケットエンジンと超低温トライボロジー

カテゴリにサイエンスが無いのは何故???

野坂正隆氏の講演会に行ってきました@日本科学未来館

テレコムセンターは遠いよ・・・

トライボとは摩擦を表す言葉だそうでロジーってのはエコロジーみたいな接尾語であるのですが
要は宇宙空間では超低温なためエンジンの回転軸に潤滑剤として一般的な油が使用できないためにどうしましょうか?
という技術を研究している人のお話。

講演の内容が限定的な技術の部分に固定されているので細かい話が聞けて面白い。
エンジンが爆発事故を起こしたときの映像やスライドを交えての話も聞けたし

以前プロジェクトXで海底3000mに沈んだロケットエンジンを引き揚げる話題を取り上げたことがありましたが
この人たちはまさにその引き揚げたエンジンから原因を探っていったのです。

身に染みたのは
「失敗は誰にでも、何にでもありますが原因を真摯に受け止め。その究明をしっかり行い次に繋げることが大事です」
というの発言はなるほど示唆に富んでいる。

また、このような研究(仕事)には終わりといったものは存在しないという台詞も耳が痛かったです。

講演後は目の前に見えるのに近くて遠い大江戸温泉物語に入って、となりのビアガーデンによって帰宅

|

« 前評判が高い同人ソフト『ひぐらしのなく頃に』発売 に::[アキバBlog] | トップページ | ドラゴンクエストVIII »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

 日立金属さんの最先端材料の工具鋼SLD-MAGICは無潤滑で摩擦係数がさがるという鉄鋼材料では珍しい性質があるらしいです。真空中はどうなるのでしょう?

投稿: ユニオン | 2011.10.24 10:18

先日、その高性能工具鋼の自己潤滑性とかいう話を日本トライボロジー学会で聞いたが、モリブデンとかカーボン、それにDLCコーティングなどの怪しげな論説とも整合し、油中添加剤の極圧効果にも拡張できる話は面白かった。そのメカニズムをひらたくいえば世界初の本格的ナノマシンであるボールベアリング状の分子性結晶が金属表面に自己組織化されて、フリクションが良くなるということらしい。さらにこのことを考えてゆくと、宇宙空間でのこの現象の二硫化モリブデンに対する優位性が示せればJAXAはこの分野でNASAに優越したことになる。

投稿: インパクトマン | 2013.06.15 18:34

 でも宇宙では油をどうやって供給するのかが課題だと思います。やっぱりグラファイト層間化合物による潤滑性能は、大気中で使われる油潤滑の機械や自動車の動力伝達系部品じゃないでしょうか?

投稿: ラピュタの科学 | 2016.02.08 16:06

 こういうのは無潤滑ではなく貧潤滑というのでは?
アルミ凝着などにも向いているのでダイカストのバリ取り
切削工具を自作してつかってますがSLD-MAGIC最高です。

投稿: 天田 | 2016.12.05 09:53

 色々部品があるが金属や鉄鋼材料同士が油を介して摩擦し合うのが、いまも昔も機械の実態。こういった技術をトライボロジーというのだが、そのなかでも境界潤滑技術というのが理論は確立せず摩擦損失の主な元凶であるにもかかわらず、研究者も少なく、理論がないため色々な材料同士を実験的に摩擦させるだけ。しかも実機試験とラボ実験の乖離などもあり、無用の長物扱いをされかねない中途半端な技術分野ともみられていた。
 材料技術が無いとティアワンの資格がないというが、その材料技術とはという問いを抱いて、玉ねぎの皮むきのようなことを何層にもわたり中心部分にはトライボロジーという、無気力な技術者がいるというのが実態だ。
 この形勢一変する、島根大学客員教授の久保田博士らが
提出した炭素結晶の競合モデルというのはこの事態を一変させるもので、「半世紀に渡りトライボロジストが見続けていた夢」とまで評されている。今後の活躍が大いに期待される。

投稿: 自動車技術者 | 2016.12.19 01:33

 現在の機械構造材料の最大のネックは摺動面。
いくら機械的特性(材料強度・硬さ)が高くても、材料というものは摩擦に弱い。
そのため潤滑油が存在する。しかしながら、それでも弱いので
コーティングをする。
しかし、日立金属が開発した自己潤滑性特殊鋼SLD-MAGICは
コーティングレスで摩擦に強いことが特徴。そのメカニズムは
潤滑油と鉄鋼材料が相互作用を起こし、グラファイト層間化合物
という高性能な潤滑物質を作るためであることが、日立金属技報
2017で公表された。
 これにより機械設計は小型化され、摩擦損失と軽量化の同時
解決が見込まれ、自動車の燃費向上に大いに寄与することが期待
されている。

投稿: トライボシステム展望 | 2017.03.06 09:45

 グローバルなイノベーションが期待できそうですね。

投稿: 革新技術ファン | 2017.06.06 18:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26541/1427310

この記事へのトラックバック一覧です: ロケットエンジンと超低温トライボロジー:

« 前評判が高い同人ソフト『ひぐらしのなく頃に』発売 に::[アキバBlog] | トップページ | ドラゴンクエストVIII »